インターナショナルスクールのメリットとデメリット、卒業後の進学先

インターナショナルスクールのメリットデメリット

インターナショナルスクールって楽しそう。インターナショナルスクールに行けば英語ができるようなになる。いろいろなイメージがありますね。

では実際に通ってみて気がつくメリット、デメリットは何でしょうか?

インターナショナルスクールに通うメリット

  • 世界中から来ているクラスメイトと仲良くなれる
  • 英語で勉強ができ、英語ができるようになる
  • 夏休みが長い
  • 国際バカロレアを取り入れている学校が多い
  • 第二外国語に日本語やスペイン語などが習得できる
  • 外国の文化を学べる

インターナショナルスクールに通うデメリット

  • 日本語が毎日ない学校もあるため、日本語力がつかない(同じ学年、年齢の日本の学校に通う子に比べると)
  • 学費が高い
  • 外国の良いところは勿論、日本ではマナー違反な部分も覚えてくる
  • 国内の義務教育とは別物な為、国内大学受験資格がないところが多い。一部では、近年国際バカロレアに参加している学校が増えている。この場合、国内の大学受験も得られる。)

メリットもデメリットも多いのがインターナショナルスクールの特徴ではないでしょうか?

インターナショナルスクールは日本国内の義務教育とは別物

インターナショナルスクールは日本国内の義務教育とは全く別物です。

海外の教育を導入しているため、文科省には認可されていないところが殆どです。

では、誰が学校を評価してくれているのか?インターナショナルスクールの認可には、「国際的評価団体」評価が基準となっています。

インターナショナルスクールには、「国際的評価団体」による、数年に一度の厳しい審査を受けることで、評価されています。

数年に一度インスペクションをすることで、「常に高いクオリティー」を維持できるようになっています。

近年でも、学力低下が目立つ学校は、国際評価団体から認可を剥奪されてしまったり、通常5年更新が2年しか更新されなかったりと、とっても厳しくなっています。

インターナショナルスクール評価団体の一例

  • WASC(Western Association of Schools and Colleges)
  • CIS(Council of International Schools)
  • ACSI( Association of Christian Schools International)
  • ECIS(European Council of International Schools)

どこの国際的評価団体に認可されているかは、とっても重要です。

インターナショナルスクールの入試

インターナショナルスクールの入試

インターナショナルスクールには、入試ってあるの?よく聞かれる質問のひとつです。

インターナショナルスクールの入試システム

一般的にインターナショナルスクールは、アメリカのシステム、ヨーロッパのシステムを導入しているところが多く、「新学期は8月中旬、終業式は6月中旬」になります。

日本の入学試験は、幼稚園から大学によって、違いはありますが、通常11月以降になっていますね。

インターナショナルスクールは、「通常一年を通して」願書を受け付けています。それは海外からの急な転勤によって日本に住む人が多いからです。でも、日本に住んでるけど?いつ願書出すのか?

これは、学校によって変わってきますが、通常は、「秋以降に願書受付、年明け入試テスト」が一般的です。

インターナショナルスクールの入試の難易度

学年が上がるほど、テストも勿論難しくなります。

また幼稚園から高校までに共通しているのは、「親の面談」があるということです。

三者面談、親だけ、子供だけの面談。学校によってシステムが違いますが、全員に共通して面談があります。

ネイティヴ並みの英語力は必須

英語がネイティブでない親は、この面談が一番憂鬱かもしれませんね。

ちなみに、次に憂鬱なのは、数枚にも及ぶ英語の願書!!

親は、(父または母の片方は必須)ネイティブ並みの英会話力、英語力を求められる老舗インターナショナルスクールの入試面談は、覚悟が必要です。

面談相手は、通常校長先生、受験学年相当の担任の先生などですから、もちろん相手は「ネイティブ」になります。

日本国内のインターナショナルスクールに卒業後の進学先と留意点

インターナショナルスクール卒業後の進学先

国内のインターナショナルスクールに通った後の進学先はどこになるのでしょうか?国内の大学?アメリカの大学?ヨーロッパの大学?

一番注意が必要なのは「日本の学校教育課程を修了したことにはならないため、大検などを受けないと、国内大学への入試資格が得られないことが多い」ということです。

最近では、国際バカロレア(IB)に参加している高校も多く、「IB高校を卒業」した場合は、通常の入試が認められています。

まだまだ子供が小さくて、インターナショナルスクールも、プリスクール、小学校などを探している方には、先の話かもしれませんが、でも、あっという間に中学、高校です。

「インターナショナルスクールで高校まで行こう!」と考えている場合は、幼稚園から、小学校からも、大学入試のことを念頭に学校選びをしてくださいね。

まとめ

インターナショナルスクールには、メリット、デメリットともに沢山あることがわかります。

英語が話せるようになってほしい!という理由だけでインターナショナルスクールに入れることは、子供にとっても親にとっても厳しいです。

ゆっくり家族と、将来を見据えた教育方針をぜひ話し合ってくださいね。

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