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2016-05-31

あなたは大丈夫?急増している「ヘリコプターペアレント」とは?

ヘリコプターペアレントとは

一時期「モンスターペアレント」が話題になりましたが、最近では「ヘリコプターペアレント」と呼ばれている親がいることをご存知ですか?ヘリコプターのように、子どもの上を旋回し、何かあればすぐに急降下して助けにくるというスーパーマンのような親のことだそうです。

「スーパーマン」といっても褒めているわけではありませんよ!

子どもに危険が及んだり、トラブルに巻き込まれそうな気配はないか。いつも見ていることの何がいけないの?と思われる方は要注意です!

あなたが「ヘリコプターペアレント」になることで、大切な子どもの将来に影響が出ることがあるのです。

「ヘリコプターペアレント」の特徴

「ヘリコプターペアレント」の特徴としては

  • 子どもが失敗しないようにいつも先回りする。
  • 子どもの意見を代弁する。(子どもの気持ちは自分と同じと思う)
  • 子どものこと以外にあまり興味がない。

等があげられます。

ヘリコプターペアレントのイメージ

こんな親がヘリコプターペアレント

家庭科の調理実習で野菜炒めをつくる際に、家庭から調理する野菜を各自持参するのですが、人参は皮を剥き、キャベツの芯を取り除き、もやしの根を取った準備済み?のものを子どもに持たせる方がいます。

後はフライパンで炒めるだけ。子どもは野菜の皮を剥くこともできず、包丁で切ることもできない、これでは調理実習の意味がありません。

その上、調理実習の際に子どもが包丁でケガをしないよう、調理ボランティアとしてお手伝いに来られます。ご自分の子どもにつきっきりで、他の子どもにはあまり注意しないという、その子だけのお手伝いが目的で来ているだけです。

ヘリコプターペアレントは子ども同士のトラブルにも介入する

たとえ自分の子どもの方にも非があったとしても、「そんなつもりでやったはずがない」とはじめから決めてかかるので、円満な解決はできません。

ここまでは、「モンスターペアレント」と同じようですが、「ヘリコプターペアレント」はそもそもトラブルになりそうな友達とは遊ばせません。「○○ちゃんとはあまり遊ばない方がいいよ」などと子どもを上手く誘導して、おめがねにかなった子どもとのみ遊ばせます。

子どもが学校へ行っている間にも、あれこれ心配しているので、「ヘリコプターペアレント」には、あまり自分自身の趣味がないのが特徴です。子どもと自分を切り離すことができないので、ママ友も選ばれた友達の親ぐらいしかいません。

「ヘリコプターペアレント」に守られた子供のその後

「ヘリコプターペアレント」に大切に守られて育った子どもはどのような大人になるのでしょうか?

ヘリコプターペアレントに育てられた子供の特徴

  • 自分に自信がなく、精神的に不安定
  • 経験値が少なく、やってみたことがないことには挑戦しない
  • 何事も自分では決められない
  • 人間関係がうまく築けない

そんな子どもが成人して会社に入社しても、あまり仕事ができないような気がしますね。

ヘリコプターペアレントの実例

  • 就職試験に同行する親
  • 不採用だった理由を問いただす親
  • 病気等で出社できない連絡を本人にかわって電話してくる親

などがおり、「この親にしてこの子あり」と実感することが多くなってきています。

「ヘリコプターペアレント」になった原因

子どもを愛していることには変わりないのですが、「ヘリコプターペアレント」と呼ばれる行動をするようになった原因はどこにあるのでしょうか?

親自身の子ども時代が原因

自分自身の親も今でいう「ヘリコプターペアレント」であったので、それが常識だと思っているケースや、反対に全く構ってもらえなかったことによるさみしさを自分に重ねてしまい、子どもには同じ思いをさせたくないと思うケースが考えられます。

また、子どもに対するいじめの経験から、いろいろなことに心配になってしまうケース、夫婦間にトラブルがあり、「私がこの子を守らなければ」とひとりで頑張ってしまうケースなどもあります。

いずれの場合も、我が子を愛するが故の行動で、それが行き過ぎてしまっているだけなのです。

まとめ

子どもが成長するにつれ、私たち親も子離れしていかなくてはいけません。子どもには経験や人間関係の作り方、世の中を体感で学習させて、将来は自分自身の力で生きていける力を育てましょう。

私たちにだって、ヘリコプターのように飛んでいられる体力がいつかはなくなりますからね。

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