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2017-06-21

東洋英和女学院中学を受験するなら知っておきたい偏差値や倍率、合格のためにすべきこと

東洋英和女学院中学の特色

東洋英和女学院中等部は東京都港区六本木にあり、高等部もある中高一貫校です。名門女子校として知名度も高く、多くの著名人を輩出してきました。

キリスト教のプロテスタント系に基づく教育を行い、毎朝の礼拝や、週1回の聖書の授業が必修です。「敬神奉仕」を標語として、生徒の中にその姿勢が育まれています。英語教育に力を入れており、留年せずに長期留学できる制度もあります。

付属の東洋英和女子大に進学する生徒は少なく、大多数は外部大学の受験をします。例年国公立や早慶上智、GMARCHなどの難関校に多数の合格を出している進学校です。他にも芸術系の大学に進学したり、宝塚音楽学校への合格者もいるなど、幅広い進学実績が特徴的です。

生徒数は付属の小学部からの内進生を含み各学年190名前後で、5クラスに分かれます。

学校の沿革

1884年にカナダ・メソジスト教会から派遣された宣教師マーサ・J・カートメルによって、麻布に開設されました。130年以上の歴史がある伝統校です。

学校生活とカリキュラム

前後期2期制で授業は週33時間の50分授業です。登校時刻は8時と比較的早めです。土曜日は原則授業がない休日で、日曜日には教会に行くことを奨励しています。

英語と数学は少人数クラス制で、中3からは習熟度別のクラス編成によりきめ細かい指導が受けられます。英語は英会話の他、ディベート能力や英作文、英語圏の文化なども重点的に学べます。高等部になると、高2から文系理系に別れ、習熟度別に授業を行い、高3になるとセンター試験対策などの大学進学を見据えた科目も設置されています。

行事と部活動

キリスト教に基づく奉仕の精神で、ボランティア活動も積極的に行われます。また音楽および合唱にも力を入れていて、礼拝ではパイプオルガンの奏楽で賛美歌を歌います。1885年の設置以来の伝統を持つピアノ科や、オルガン科、器楽科なども東洋英和ならではです。

夏休みには野尻キャンプと呼ばれる校外学習が任意であります。中3から高3までの仲間と共に自然の中で友情を育み、責任感や創意工夫の知恵、忍耐などを養います。

クラブ活動は全員参加が原則。体育会系、文化系合わせて約30ものクラブがあり、中高が一緒に活動しています。音楽に力を入れているため、ハンドベル部なども人気です。

施設

メモリアルチャペルの他、コンピュータ教室、大講堂、メディア教室など。校外施設としては、長野県の軽井沢追分寮、野尻キャンプサイトがあります。

進学先

平成29年進路実績では、国公立大学に14名が現役で合格しました。慶応には25名、早稲田には19名、上智には28名が現役合格しています。

学校周辺の環境

最寄り駅の東京メトロ日比谷線六本木駅から徒歩7分とアクセスは良好。都心でありながら閑静な一帯にあります。他にも都営地下鉄大江戸線の麻布十番駅から徒歩5分、東京メトロ南北線の麻布十番駅から徒歩7分です。

東洋英和女学院中学部の受験情報

2017(平成29)年の一般入試はA日程は2/1、B日程は2/3に実施されました。

  • 国語:45分(100点)
  • 算数:45分(100点)
  • 理科:30分(60点)
  • 社会:30分(60点)

筆記試験の他、参考程度として本人のみの個別面接があります。

東洋英和女学院中学部の偏差値と倍率

東洋英和女学院中学部の偏差値は61です。

2A日程は募集約80名に対し応募261名、受験者245名、合格者95名、実質倍率は2.6倍でした。

B日程は募集約30名に対し応募518名、受験者265名、合格者54名、実質倍率は4.9倍でした。

東洋英和女学院中学部の入学後の学費

入学手続きおよび初年度授業に必要な費用は次の通りです。

入学金 330,000円
施設費 230,000円
教育充実費 130,000円
授業料 490,000円

その他に教材費や預かり金など、初年度納入金は合計で1,340,000円になります。その他に任意の寄付金あり。高校進学時には別途入学金が330,000円かかります。

東洋英和女学院中学部の入試問題と対策

算数

例年、大問10題で構成されています。前半の基本レベルの問題では、失点しないようにしましょう。後半には難題が続いていますが、解答数は20程度と多くはありません。

解答用紙がなく直接問題要しに解答を記入する形式になっていますので、計算で上手に余白を使うようにしておきます。よく文章題で出題される特殊算や図形、グラフなどの問題については、頻出傾向を把握して特訓しておきましょう。

国語

基本レベルの問題が多いので、漢字など失点をしないように正しく覚えておくことが必要です。比較的長い読解問題が1題か2題、出題される傾向です。読解問題だけの年も多いです。物語文や随筆文、説明文がよく出題されます。記述は字数制限がありません。

算数同様、問題用紙の解答欄に直接記入するのが特徴です。意見論述問題も出ますので、自分の意見をまとめられるように訓練しておきましょう。

理科

問題の難易度はそれほど高くなく、基本レベルの問題が並んでいます。よって例年平均点が高い傾向です。ただし試験時間の30分に対して総設問数が30問から40問と多いので、スピードが求められます。記号選択問題の他、記述問題も出題されます。

社会

地理、歴史、公民の分野から例年バランスよく出題される傾向です。ときには複数の分野が融合した問題もあります。社会で記述問題が多いのも特徴的で、女子校の社会としては難しい問題が多いです。世界地理や世界の時事問題についても学んでおく必要があります。

東洋英和女学院中学部合格のために必要なこと

4科目とも特別な難問は出ませんので、基本を正確に抑えるようにしましょう。全体的に平均点が高く、失点を抑えることが不可欠です。

特に算数は他の学校と違い解答用紙がありませんので、問題用紙に解答を記入したり、余白で計算をしたりする練習をしておくことが重要です。

理科や社会は知識の暗記だけでは点数が伸びませんので、より掘り下げた知識が要求されます。本質的な理解を深めましょう。

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