子供にサプリはあげてもいい?サプリをあげる前に知っておくべきこと

子供とサプリメント

偏食や低身長、勉強面など、親にとって少しでも周りの子と我が子に違いがあると心配になってしまいますよね。

そんな時に頼ってみようかな、とサプリメントに目をとめることもあるかもしれません。

最近は様々なサプリメントが販売されていますが、本当に飲ませてもいいものなのでしょうか。食育インストラクターの筆者とみていきましょう。

子どもにサプリメントは本当に必要?

健康志向が強まっている現代では、20代以上の人ならば1度は栄養補助や栄養機能の強化、ダイエットを目的に、サプリメントなどを摂取した経験があるのではないでしょうか。

自分も飲んでいるから、と安易な気持ちで子どもにもサプリメントを与えていませんか。

確かに、サプリメントの販売サイトなどを見てみると、メリットがたくさん書いてあり、一見なんの問題もなさそうですが、実際は慎重さが必要です。

心配な場合は、医師や栄養士に相談しましょう

国立健康・栄養研究所は「サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。」としています。

参考リンク:健康食品を利用する際の 注意すべきポイント – 食品安全委員会

子どもの体は完全ではありません。成長途中の体にサプリメントの摂取がどのような影響を与えるかはわかっていません。

サプリメントを摂取したいくらいどうしても子どもの体が心配な時は、かならず医師や栄養士に相談することをオススメします。

そもそも「サプリメント」とは何?

サプリメントの定義

実は日本ではサプリメントの明確な法律上の定義はありません。

便宜上、健康食品に分類され、「ビタミンやミネラルなどの健康増進に役立つ特定の成分を濃縮し錠剤やカプセル状にしたもの」とされています。

サプリメントの形状は様々

上記から、「サプリメント=錠剤やカプセルのもの」を連想する方も多いかと思いますが、現在は粉末状のものや、スポーツドリンクやエネルギーゼリーなどの液体や半固形状のものもサプリメントと位置づける場合もあります。

スポーツドリンクやエネルギーゼリーなどは最近コンビニになどでも手軽に購入できるため、おやつ感覚で口にする方も多いかもしれません。

また、親としても甘いお菓子を食べさせるよりは体にいいかも、と考えて与えている場合もあるようです。

子供向けのサプリメント

家で楽しくご飯を食べる子供

子ども向けの3つの代表的なサプリメントをご紹介していきますが、日本で販売されているサプリメントは、もっとたくさんあります。

サプリメントを飲ませる場合は、よく吟味して選んであげてください。

セノビック

ロート製薬から発売されている「セノビック」は、成長期に大切な栄養素をしっかり補給することを謳った粉末状の製品です。

牛乳に溶かして1日2回摂取します。味がいろいろあるので、飽きずに続けられると好評のようです。

ドラックストアなどで手軽に購入することが可能です。

アレルケア

アサヒカルピスウェルネス社から販売されているタブレット型のサプリメント。

体を内側から強くし、子どもの健やかな毎日をサポートすることを謳った製品です。

飲料タイプもありますが、通販限定で販売されているものなので、手軽に試すことは少し難しいです。

こどもの“足りない”栄養を応援するミルクシリーズ

森永乳業が発売している粉末または飲料タイプのグローイングアップミルクと呼ばれるもの。

グローイングアップミルクとは日本ではまだなじみのある言葉ではありませんが、諸外国では離乳食期後の栄養補給として飲ませるものとして一般的なものです。

1歳を過ぎると鉄とカルシウムが不足すると言われており、それを補う目的で利用する方が多いようです。

味も子どもが好きなイチゴ&ミルク味やバナナ&ミルク味で、子供用品店などにも置いてあるので、気づいたときに購入することができます。

サプリメントの摂取で気を付けるべき2つのこと

サプリメントをもし摂取するならば、次の事に気を付けてください。

1.本当に必要かよく考える

例えば、牛乳が飲めないからカルシウムが不足している、と考えるのは安易な考えです。

カルシウムはチーズやヨーグルト、小魚でも摂取することが可能ですので、牛乳が飲めないだけでは栄養が大きく不足することはありません。

体に必要な栄養素は、普段の食事で十分に摂取することが可能です。

本当に補助が必要なほど不足しているのか、チェックすることが必要です。チェックするには、食品標準成分表を参考にしてみてください。

2.販売者や商品表示、情報をよく確認する

購入する際は、どこが販売しているものかをきちんと確認しましょう。

信頼できる会社かどうかは大きなポイントです。他にも原材料や栄養成分はもちろん、きちんと利用方法も確認して適切に利用しましょう。

また、問い合わせ先も確認し、不安なことがあれば問い合わせをして不安を取り除きましょう。

サプリメントと上手に付き合っていきましょう

サプリメントは食事の代わりにはなりません。あくまでも補助的なものです。

好き嫌いや低身長など子どものことが心配な気持ちになりますが、まずは食事からしっかり栄養素を摂取できるように整えていく必要があります。

少食や好き嫌いが多くて食べない場合でも、厚生労働省が示している発育曲線や成長曲線の範囲内ならば問題はありません。

もし範囲外になってしまった場合は、自己判断せず栄養士や医師に相談しましょう。

子どもの体にも個体差がありますので、少し長い目で見守ってあげることも大切です。

また、過度な期待を持つことも厳禁です。サプリメントはあくまでも補助的なものであることを忘れてはいけません。

サプリメントと上手く付き合いながら、子どもの成長を楽しむ心の余裕が持てると、子どもにもよい影響となっていくはずです。

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