子どもの集中力をアップさせるコツは身近なところにある!

子どもの集中力について悩んでしまう親御さんも少なくありません。

集中力は生まれつきのものなのか、後天的に鍛えられるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

集中力アップのコツは、意外に身近なところに隠れています。

この記事では、受講講師の経験から子どもの集中力は習慣によって鍛えられるということを、勉強習慣や遊び・習い事なども踏まえ、ご説明していきます。

集中力は生まれつき?後天的に身につけるもの?

お子さんがなかなか勉強に集中してくれないとき、どう対処すればいいか悩んでしまう親御さんも多いでしょう。

「この子はもともと集中力が少ないんじゃないか?」と考えてしまうかもしれません。

ただ、たいていの子どもは、最初のうちは勉強に集中しないものです。

これは何らおかしいことではありません。

そのうえで、勉強習慣などを積み重ねていくことで、後天的に集中力を磨いていくわけです。

確かに、もともと集中力の高い子どももいますが、集中力は生まれつきのものとは限らず、後天的に身につけることも十分可能なのです。

むしろ、後天的に集中力を高めていくケースのほうが一般的でしょう。

そのため、お子さんが現時点で勉強に集中できないからといって、あまり悩みすぎないようにしましょう。

まずこの点をおさえておいてください。

遊び、習い事からも集中力を鍛えられる

集中力を高めるには、まず短時間で勉強を区切り、メリハリをつけさせる、といった方法があります。

一方、こうした勉強習慣だけでなく、遊びや習い事によって集中力を高めることもできます。

遊び・習い事は感性を磨くだけでなく、集中力を鍛えることも可能なのです。

こうした遊び・習い事について後ほどご説明しますが、集中力を高める方法は勉強習慣だけではないことも、ぜひ意識しておいてください。

遊びのような身近なものを使って集中力をアップさせることは十分可能なのです。

集中力を高める!勉強習慣における3つのコツ

自宅で勉強をする子供それでは、集中力を高める勉強習慣のコツについて、まずご説明します。

勉強は、ただなんとなく進めているだけではあまり効果がありません。

いかに集中して勉強できるかが重要であり、そのためには何点か注意しなければならないことがあります。

 1.最初は短時間からスタートしよう

集中力を鍛えるには、最初は短時間の勉強から始めてみましょう。

特に小学生のうちは、いきなり長時間の勉強をさせても子どもは集中できないでしょう。

それよりは、たとえ短時間でも集中させ、子どもの中に「集中できた」という感覚を芽生えさせることのほうが重要です。

「まず15分でいいから勉強してみない?」といった声かけを行い、短時間でも集中させる環境を整えてみてください。

それを習慣として繰り返すことで、徐々に集中力を磨いていく、といったイメージです。

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2.勉強はメリハリを大切に

勉強というのは、たとえ短時間でも集中すれば効果があります。

逆に、たとえ長時間勉強しても、集中できなければあまり効果はないのです。

例えば、勉強しながら遊ぶことを考えていたりすると、とても集中はできないでしょう。

つまり、短時間でも長時間でも、「勉強するときはする」という意識が重要になります。

そのためには、勉強時間とそれ以外の時間を、メリハリを持って設定しなければなりません。

「遊ぶ前にまず勉強しておきなさい」といった声かけを行い、勉強時間と遊びの時間を分けるなど、日頃からメリハリを意識してみてください。

なるべく早いうちから「遊ぶときは遊ぶけど、勉強するときはする」という感覚を子どもに持ってもらうことが大切です。

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 3.集中を妨げるものは置かない

勉強するときは、テレビやマンガなどが目に入らないよう、環境を整えることも大切です。

「勉強するときは遊ばない」というメリハリを徹底するためにも、集中を妨げるものは周りに置かないようにしましょう。

とにかく、集中力を高めるには、勉強中に他のことを考えないことが重要です。
そして、「他のことを考えない」という精神状態を維持するには、周りの環境も大きく影響するわけです。

例えば、テレビやマンガに囲まれて勉強しても、ほとんどの子どもは集中できないでしょう。

テレビやマンガに気が向き、「他のことを考えない」という状態が揺らぐからです。

こうした状況を防ぐためにも、集中の妨げになるものは勉強中は置かないよう、親のほうでも配慮する必要があります。

「後で遊んでもいいけど、今は勉強しようね」というスタンスを前提としつつ、勉強中の環境には十分に注意してください。

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遊びからも集中力を高めよう!集中力が鍛えられる遊びとは?

集中力を鍛える遊び次に、集中力を高める遊びについてご紹介していきます。

実は、どんな遊びでも、それにハマることができれば集中力はある程度身につきます。

先ほども述べたように、集中というのは「他のことを考えない」という状態でもあり、遊びでもハマれば「他のことを考えない」状態を作り出せるからです。

そして、小さい頃から遊びによって集中力を鍛えておけば、勉強が本格的になったときに必ず役に立つはずです。

ただ、どうせ遊びで集中力を鍛えるなら、なるべく勉強の集中力につながるような遊びを選ぶと良いでしょう。

以下、そのような遊びについてポイントを整理していきます。

パズルで図形的なセンスも磨ける

集中力を高める遊びとして、パズルを思い浮かべる方も多いでしょう。

パズルは、各ピースの形や絵柄を見て、それぞれに合うピースを見つけ、一つ一つ繋げて完成させます。

ジグソーパズルであれば、ピースに書かれている絵、形を見て、それぞれ当てはめ、一つの絵(風景など)を完成させるわけです。

こうしたパズルの遊びは、それぞれに合ったピースを探す力、長時間かけて作業を進めていく力などを、「遊び」として鍛えることができます。

自ずと集中力も身につくほか、図形的なセンスを磨くことも可能です。

また、図形パズルのように、小学校で習う直角三角形、正方形、長方形などを扱うパズルもあり、その種類は様々です。

お子さんに合うパズルを見つけ、身近な遊びとして取り入れ、集中力アップにつなげてみてください。

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折り紙の作品を作る過程から集中力を磨こう

折り紙も、集中力を鍛える遊びとしてしばしば挙げられます。

折り紙で作ることができるのは、飛行機、鳥、花、平面図形、立体図形など、多岐に渡ります。

また、作り方が決まっているもの(鶴など)を楽しむだけでなく、自由に折ってオリジナルの図形・立体を作ることも可能です。

そして、実際に自分の手を使って作品を作り上げる、という過程において、集中力を磨くことができるのです。

いろんな形を創造できるので、子どもにとって飽きにくく、かつ、手軽に遊べて集中力も鍛えられる、という意味で、非常に効率的な遊びでもあります。

また、こちらもパズル同様、図形的なセンスを磨くこともできます。

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積み木やブロック遊びからも集中力を高めよう

先ほども述べたように、ハマることさえできれば、どんな遊びでもある程度集中力は鍛えられます。

例えば、小さい頃に遊ぶ積み木やブロックなども、図形的な感覚はもちろん、集中力を磨くことができます。

積み木もブロックも、一つ一つのパーツを組み合わせて図形を作り出すという過程があり、そのプロセスで集中力も鍛えられるからです。

積み木・ブロックはパズルよりシンプルで、子どもによっては飽きてしまう場合もありますが、積み木・ブロックでまず図形的センスや軽い集中力を鍛え、その次にパズルに取り組んでみるなど、活用方法はいろいろあります。

このように、小さい頃の遊びも集中力の鍛錬につながるので、ぜひ検討してみてください。

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集中力を磨ける主な習い事の特徴やポイント!集中力を鍛える習い事とは?

集中力を鍛える習い事次に、集中力を鍛える習い事についてお話していきます。

習い事も遊びと同様、没頭すれば集中力を鍛えることは十分可能です。

どんな習い事でも、熱中してハマればそれだけ集中できるのであり、特定の習い事が良い・悪いということはありません。

そのうえで、集中力を磨く主な習い事について、その特徴やポイントを整理していきます。

スポーツ全般

基本的に、スポーツ全般は集中力を磨くことができます。

普段の練習を通じ、実力を磨いていき、試合などで結果を出す、というプロセスになるので、中途半端な気持ちでは長続きしないでしょう。

逆に、一つのスポーツを自発的に長い間続ければ、それ相応の集中力や忍耐力が身についている場合が多いです。

スポーツは「どうすれば実力が伸びるか」「自分に何が足りないのか」といった点を嫌でも考えさせられるので、そこを考えていく過程の中で、ある程度集中力は鍛えられます。

たとえ試合などで結果を出せなくても、目標に向かって行動するプロセスにおいて、集中力は自ずと磨かれるでしょう。

もちろん、スポーツは向き不向きがかなりあるので、子どもに無理にスポーツをやらせることは好ましくありません。

あくまで選択肢の一つとして検討してみてください。

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ピアノ

ピアノを習い事にするご家庭は多いと思いますが、ピアノによって集中力を鍛えることもできます。

ピアノは、楽譜を読むこと、右手と左手の両方を使って弾くことを通じ、複数の物事を同時に考える集中力が鍛えられます。

右手と左手で違う動作をしながら、音を間違えないように弾くというのは、相当の集中力がないと難しいです。

逆に、ピアノを好きになって自発的にどんどん取り組んでいたら、自然と集中力が身についていた、というケースも多いでしょう。

また、上手に弾けるに越したことはないですが、趣味程度の感覚で弾くだけでも、本人が自発的にやっていればそれ相応の集中力は身につきます。

もちろん、ピアノもスポーツ同様に向き不向きはあるので、無理にやらせず、あくまで子どもが自発的に長く続けられる形が望ましいです。

その他の習い事

繰り返しますが、没頭さえできれば、どんな習い事でも集中力を高めることは可能です。

また、勉強に近い習い事、例えば書道やそろばんなども、もちろん集中力を鍛えられます。

書道であれば、姿勢を整えて綺麗な字を書くというプロセスにより、自然と集中力が身につきます。

また、そろばんであれば、自分の指を動かして計算することで、計算力・暗算力はもちろん、集中力も高められます。

このような学習系の習い事も視野に、子どもにいろいろな経験をさせてみてください。

その中で子どもが没頭できる習い事を見つけていくことが、集中力を鍛えるチャンスになるのです。

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今回は、子どもの集中力は勉強習慣や遊び・習い事によって鍛えられるということにつきまして、ポイントをご紹介しました。

もともと高い集中力を持っている子どももいますが、たいていの子どもは後天的に集中力を身につけていきます。

そして、その集中力を磨くコツは、意外に身近なことに隠れているのです。

例えば、最初は短時間の勉強からスタートすること、メリハリをつけること、集中を妨げるものは勉強中は周りに置かない、など、ちょっとした習慣を徹底するだけで、集中力は徐々に磨かれます。

そのほか、身近な遊びや習い事から集中力を鍛えていくことも可能です。

特に遊び・習い事については、ハマる・熱中することが大事で、その没頭を続けることで、集中力は自ずと身につきます。

これらのポイントを参考に、お子さんの集中力アップについて、ぜひいろいろな角度から検討してみてください。

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