中学受験する子供たちが抱える5大ストレスとその解消法

中学受験は子供たちにとって大きな挑戦です。人生で初めて経験する大イベントといってもよいかもしれません。

合格へのポイントは何といっても「子供のストレスコントロール」。

受験に向けて学力を上げるためには精神的なケアが何よりも大切です。

子供は中学受験でどのようなストレスを抱えるのでしょうか。そしてそのストレスを解決するにはどうすれば良いのでしょうか。

今回の子どもたちの抱える5大ストレスについて紹介します。

上がらない成績

受験で一番頭を抱えるのはやはり「成績」でしょう。

六年生のテストはほとんどが範囲のない実力テストです。勉強すれば必ず結果につながっていた4,5年生のテストとは違います。努力で点数を取っていた子どもの中には、実力テストでは努力の方向がつかめず苦しんでしまう場合があります。

一生懸命勉強したのに結果が出ないことが続けば、大きなストレスになってしまいます。

いつもは危機感のないように見える子どもでも、順位や点数を数字ではっきり見せられると焦りや不安を感じます。今まで不安を見せなかった子どもほど、一人で抱え込んでしまうこともあります。

実際に塾では点数や順位を気にしていない様子の子どもが、家庭では点数に一喜一憂していたという話も聞いたことがあります。その逆もあるでしょう。

ほとんどの子どもにとって、ここまで激しい競争にさらされるのは初めての経験です。六年生にもなると気が休まることもないくらい、ストレスと戦う日々が続きます。

成績に対するストレスは、成績を上げることでしか解消できません。しかしそう簡単には上がらないからこそストレスなのです。

誰よりも成績を上げたいと思っているのは本人のはず。だからこそ、周りは点数や順位に一喜一憂してはいけません。不安になったときは塾の先生などに相談し、少なくとも子どもの前では成績についてあれこれ言い過ぎないよう心を落ち着けましょう。

親の期待とプレッシャー

中学受験は特に「親子の受験」と言われます。スケジュール管理や塾の送迎など、親の負担も大きいものです。

親が何も言わずとも、自分だけの受験ではないということを子どもは感じ取っています。親の行かせたい学校や期待する偏差値など、親が思っている以上に多くのことを敏感にキャッチしているのです。

子どもに期待するなとは言いません。ただ、逃げ道は残してあげてください。

高い目標を掲げるのは素晴らしいことですが、六年生になったら現実的な志望校を考えることも必要です。偏差値に合った学校を受けるという安心感で、受験がうまくいくということもあります。

子どもの話を聞くチャンスを逃さず耳を傾けて、志望校を決めましょう。

中学受験しない友達との付き合い方

特に公立学校に通う場合、受験する六年生はしない子とはまったく別の生活を送ることになります。

受験勉強や塾に忙しくなり、今までは放課後に遊んでいた友達と遊ぶことも難しくなります。友達からの誘いを断るのは辛いものですが、そうせざるを得なくなります。

遊ぶことが少なくなった友達と気まずくなり、結局そのまま小学校を卒業してしまったということもあります。

子どもの交友関係は親や先生など大人が口を出すものではありません。むしろ余計にこじらせてしまう可能性すらあります。歯がゆいですが、見守ってあげるしかありません。

学校での過ごし方

受験勉強をしている子どもは、学力で考えるとどうしても学校では浮いた存在となってしまいます。子どもによっては塾や家庭のストレスもあり、傲慢な態度をとって反感を買ってしまうことも。

こちらも親が口を出せることではないため、悪循環を断ち切るのは難しく、学校の先生の手腕に頼る部分が大きいでしょう。

一つの案として、中学受験をすることは口外しないという方法があります。中学受験が珍しくない学校出ない限り、言って得することはありません。嘘をつく必要はありませんが、できる限り中学受験は隠しておいた方が波風は立ちにくくなります。

子どもだけでなく、親も同様にふるまうことで、余計な詮索を避けることができます。

中学受験をする親同士は話が合いますし、情報交換ができるというメリットはあります。しかし偏差値や通っている塾など、ちょっとしたことで嫉妬や軋轢を生むことも少なくありません。

余計なストレス源を作らないためにも、学校では受験直前まで伏せておくのが賢いでしょう。

イメージできない未来への努力

中学受験のストレスは様々なところにありますが、志望校へ合格するために勉強しているのだとイメージできているのといないのとでは、感じ方は大きく異なります。

毎日好きでもない勉強を必死で続け、遊ぶ時間を削って塾へ行く。志望校に合格するためと思えば少しは納得して頑張れますが、志望校にもこだわりなく中学受験の意義もあいまいなままでは「辛い」としか思えません。これまで挙げてきたストレスが何倍にも感じるでしょう。

このストレスを解消するには、まずゴールをイメージすることです。

旅行の前に現地のパンフレットを見るとテンションが上がるのと同じですね。ゴールがイメージできると、気持ちもそれについてゆくのです。

受験のゴールは志望校合格です。その志望校に実際に行き、合格するとはどういうことかを意識します。説明会や見学会などを利用して、子どもが実際に学校を肌で感じることが重要です。

自分の努力や今の苦しさがどんな未来へつながるのかを意識することで、ストレスの感じ方も変わります。

まとめ

子どもは中学受験で多くのストレスにさらされています。そのストレスを完全に取り除くことはできませんし、その必要もありません。ストレスを感じない程度の勉強では合格も難しいですしね。

ですが、過度なストレスはもちろん子どもに良くありません。受験をやめるという極端な発想にもつながりかねません。

不必要なストレスを解消して、長い受験を乗り切りましょう。

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