速読はやらせておいて損はない!我が子の速読体験から学んだ事

速読する女の子

教育関係者の間では「勉強や受験には役に立たない」「右脳開発にはいい」と意見が分かれて賛否両論が出ているのが「速読術」です。

けれど筆者の子供が通ったある塾では、特別コースとして「能力開発速読コース」があり、不安もありながらも受講させましたが、中学進学後も非常に役に立っているのも事実です。

では、速読とはどんなもので、一体どのような効果があったのか実際の経験からご紹介したいと思います。

速読術とは?日本での速読術理論

日本人(日本語)の平均的な読書スピードは、1分間で400〜600文字と言われています。

速読術を身につけると、この平均スピードの3~10倍以上のスピードで読書ができると言われています。

速読術には3つの流派があり、キム式・パク式・フォトリーディングがあり、日本では、キム式とパク式もしくは各流派の混合バージョンになります。

速読術に関する本では、「本を斜めに読んでいく」というのが基本と言われていますが、これらの流派においては、

  • キム式・・・文字を映像のように焼き付けて記憶する方法
  • パク式・・・文字を一文字一句漏らさず早く読む

とそれぞれ速読術の理論が分かれます。

なぜ速読には賛否両論が出ているのでしょう?

「速読なんて意味がない」という識者の意見では、「速読術を習った子が本当に早く本を読めているのか?効果がわかりにくい」との意見が多数です。

速読術を勉強しているお子さんが本当にマスターしているかが、数値化されていてもわかりにくいという疑問が多いからです。また速度を学んでも効果が出ない子もいます。

逆に速読術賛成の識者や教室の意見は、「右脳はイメージや直感力、高速処理を司る場所なので、速読術は右脳を鍛えるものだから、読書以外にも役に立つ」という意見で、速読術が右脳開発を助けるという考え方になっています。

右脳を鍛えると、将棋や囲碁でいう「5手先まで先読みする」という「頭の中でのイメージング」ができるようになり、読書の速度を上げるだけではなく、文章を映像として記憶して整理することや、立体図面が本来の形ならばどうなるかという推理力に強くなるという「頭の中でのイメージ力」が向上しやすいと言われています。

  • 本当に右脳の活性化になっているかわからない
  • 数値化ができにくいこと
  • 効果が出る子と出ない子と別れる

そのような背景から、速読は賛否両論で「いる」「いらない」に分かれてしまうわけです。

我が子に速読術コースを学ばせてみて

実は筆者の娘が中学受験の専門塾に入塾した際に、速読術コースを勧められました。入塾時点では、中学受験の出題分量がわからなかったのでお断りしました。

その後の学力テストで、学年が上がってからテストや演習の文章量が多く成績が悪かった事、実際の中学受験問題での様々な問題に対応するするために速読が必要と感じた事から、速読術コースを学ばせてみることにしました。

速読術コースを受講開始したのは、小5の春から開始でした。受講開始をした時の速読文字数は、800文字でした。

速読のトレーニング内容

トレーニング内容としては専用ルームがあり、パソコンに入っているソフトをもとに30分間授業です。

  • コース開始前に文章の縦読みもしくは横読みの文字数測定
  • 眼筋や視幅拡大などの眼球運動
    (具体的には画面上に出る点を追いかけてボタンを押す、もやっと出てくる光をはっきり出てきたところでボタンを押すなど)
  • 入れ替わり立ち代り出てくる文字の読み取り
  • 文字のなぞり読みや固定・移動読み(縦読みと横読み)
  • 授業終了後に再度1分間の文章読みの文字計測

週1回で月4回受講のコースで、年に2回WEB即解テストが行われます。

受講は小1〜高3までできました。受講料は塾生は約4,900円、塾外のお子さんは、約7,000円でした。

実際に通わせてみて、その効果にびっくり

最初は、やや速度が速い800文字という結果でしたが、3ヶ月後に塾の学年担当の先生から連絡をいただき、速読スピードが短期間で1200文字という結果を出す事ができました。(通常1000文字超えをするには、半年もしくは一年かかるそうです)

その後も、どんどん速読術のスピードは早くなり、受験合格後の最終レッスンでは、1900文字に達しています。

我が子が速読でこれほどまでに効果が出た理由はわからずじまいですが、仮説としては「将棋・囲碁が大好きで、読書好き」が影響したのではということです。

その後の様子について

私立中学に入学後、学校での朝の小テストや定期考査のおさらいを、速読のおかけで1時間の通学時間できるため、好成績も維持できています。

普段の読書や勉強についても、

  • 早く文字を追いかけて頭の中で整理できる
  • 集中して文字などを見るくせがついた
  • 集中力が上がった

という速読のメリットが我が子に当てはまるようになりました。

速読の効果が出なかった子も

我が子は速読トレーニングで良い結果が出たのですが、同じタイミングで速読コースを受講したお子さんの中には、効果がなかなか現れず、1年以上効果が出なかった為に、速読コースを学ぶのを止めた家庭もあります。

速読術をマスターできるには個人差があり、できない子とできる子に分かれるのは現状のようです。

速読はやらせておいて損はない!

速読はまだまだ未知数で「不要論」まで出ている世界ですが、実際に速読を学ばせた親の視点から見ると、「やらせておいて損はない」というのが結論です。

受験や読書量増やしにではなく、勉強スタイルや集中力向上につながり、受講後の勉強などに多いに役立つので、もし速読術の教室やコースがあり、金銭的にも余裕があれば、多いに活用ありの速読術です。

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