サピックスのマンスリーテストと組み分けテストの違いと対策

サピックスのマンスリーテストと組み分けテストの違いと対策

サピックスには大きく分けて5種類のテストがあります。その中でも通塾生にとって重要なテストが、マンスリーテストと組み分けテストです。2つのテストの大きな違いは実施頻度とテスト範囲です。

マンスリーテストとは

実施頻度

マンスリーテストはその名の通り基本は月に一度行われるテストですが、各講習のスケジュールや他のテストとの兼ね合いで実際は年に7,8回ほどの実施となっています。

授業時間内に行われますが、授業前のテストがないことやテスト時間の関係で、塾に来る時間は授業日より少し遅いです。

テスト範囲

マンスリーテストは基本的に範囲が決まっていて、1カ月の授業内容が反映されたテストになっています。授業内容が身についているかの確認なので、テスト範囲はテキストナンバーで前期・後期のスケジュールのほか半月ぐらい前にプリントでも知らされます。ただし、6年生の後期は志望校対策に比重が置かれますので、テキストの範囲がないマンスリー実力テストという名前になります。

テスト範囲の違いから、復習中心のマンスリーテストではコースの昇降に1~3コースの制限があります。

組み分けテストとは

実施頻度

組み分けテストは年に3回と決まっており、3月、7月、1月に実施されます。ちょうど春期・夏期・冬期講習の前です。6年生は次年度がないため1月は実施されません。実施は日曜・祝日で、学年や校舎によって午前・午後のどちらに実施されるかは変わります。

テスト範囲

組み分けテストはテスト範囲がありません。もちろん基本的には今まで勉強した内容からの出題とはなりますが、実力テストです。

実力テストである組み分けテストと6年生の後半のテストではコースの昇降に制限がありません。ただし、実力テストでも実際そこまで大きくコースが上がったり下がったりする生徒は少なく、まわりが驚くほどの昇降は100人に1人くらいです。

マンスリーテストの勉強法

家庭学習を有効に使う

マンスリーは前述の通り範囲がありますが、そもそもサピックスの家庭学習は量が多いため、改めて1カ月分の復習をするというのは相当な負担となります。

効率よく勉強をするためには、さらに範囲を絞る必要があります。そこで役に立つのが、普段の家庭学習ノートです。もちろん普段から計画を立てて復習していることが前提です。それぞれざっと家庭学習ノートを見直して、わかっていないところを掴み、そこを重点的に見直していきます。

大切なのは、授業中にやった部分ではなく、家庭学習としてやった部分だけを見ることです。授業中は解き方や考え方、知識を学んだばかりなのでなんとなくできてしまったものの、同じ問題を家でやってみたら実は分かっていなかったということも多いものです。なので、家庭学習ノートを中心に見ましょう。

国語Bは勉強しない

一つ気を付けるのは、国語Bは勉強しないということです。

サピックスは記述を売りの一つとしていることもあり、国語のテストも記述が大事だと思われる方が多いのですが、実はマンスリーテストの対策を考えると非効率的な科目です。

記述は「問題文の理解・答えのヒントとなる文を探す・書く」の3ステップで行われるのですが、記述の配点の半分以上は2ステップまででとることができますし、それは授業中にしっかりと聞くべき部分です。国語の勉強はAの漢字や知識を中心に復習するのが賢明です。

組み分けテストの勉強法

デイリーチェックを活用する

範囲のない組み分けテストで最も有効なのは各科目のデイリーチェックをやり直して弱点をあぶり出す勉強法です。デイリーチェックは1回分のテキストの重要事項が詰め込まれていますので、ここでできなかった単元を時間をかけて見直したいところです。

しかし、これも4科目分となると膨大な時間を必要とします。少なくとも2週間前から手を付けていかないと、テストには間に合いません。

そんな前からは無理…と思う場合は、まず今まで受けて点数の低かったデイリーチェックテストの単元から手を付けましょう。その上で、算数は解き方を思い出すために単元ごとの基本問題を解き直してみましょう。

難しくて手を付けられない問題ではなく、解き方さえわかればできる問題を逃さないようにすることが大切です。もちろん、正確な計算スピードを養うための基礎トレはテストに関わらず続けていきましょう。

マンスリーテストで弱点を見直す

組み分けテストでは過去のマンスリーテストを見直すのも良いです。どの科目でも正答率70%以上の問題は解けるようにしておきましょう。算数の計算(基本問題)、国語の漢字は特に50%台の問題まで見ておきたいところです。

サピックスの定期テスト対策

マンスリーと組み分け、どちらのテストにも共通して言えるのは、普段の家庭学習習慣ができていないと対策すらできないということです。1週間のスケジュールを自分一人で立てられる小学生はほとんどいないでしょう。

勉強をするのは子供ですが、そのスケジュールを管理するのは親御さんの仕事となってきます。

普段の家庭学習からマンスリーや組み分けを意識して、弱点が分かるようにしておきましょう。弱点とは単元ごとだけでなく、例えば算数なら「分数が苦手」「図形が絡むと時間がかかる」などの細かい苦手も含みます。

戦いの基本は「己を知ること」です。弱点さえ分かればいかようにでも対策ができます。

まずは問題を解く、丸つけをする、間違えた問題を直すという家庭学習の3ステップを自分でできるようにしましょう。その上でマンスリーや組み分けテストの前には弱点を改めて潰していきましょう。

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