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2017-04-30

受験生には常識レベル?文学史で必ず押さえておきたい10の重要語句

文学史の重要語句

中学受験において、大学受験ほどではなくとも「文学史」は必要な知識です。もちろん、慶応義塾中等部などの知識問題に比重を置く学校ではしっかりと勉強していく必要があります。

しかし他の学校でもわざわざ時間を割いてじっくりと取り組む必要があるかと言われると、応えは「NO!」です。
常識レベルともいえる基本知識はきっちり身につけ、あとは志望校に合わせてというのが賢いやり方でしょう。

今回は「どんな学校を志望するにしても必ず押さえておきたい10の重要語句」を紹介します。中学受験をするなら、最低限これだけは頭に入れておいてくださいね。

1.古事記

子供たちが読み方で盛り上がってしまう歴史書です。「日本最古」というのがポイント。神話がたくさん載っていて、ヤマトタケルやヤマタノオロチといった名前を出すと知っている子供も多くいます。

同じく最古の歴史書と言われる「日本書紀」も知っておきたい名前ですね。

2.万葉集

日本最古の和歌集で、奈良時代に編纂されたと言われています。「持統天皇(じとうてんのう)」や「大伴家持(おおとものやかもち)」などの名前を聞いたことがある子供もいるようです。女子には恋の歌を紹介すると、興味を持ってくれることがあります。

3.源氏物語

平安時代、「紫式部」によって書かれた物語です。主人公である光源氏の一生を中心に描かれていて、多くの漫画や映画でモチーフにされています。

「紫」という感じががなかなか書けない子供も多くいます。文学史は漢字で書ける、読めるようにしておきましょう。

4.枕草子

同じく平安時代に、「清少納言」によって書かれた随筆文です。「春はあけぼの」から始まる文は、学校で暗唱させられた記憶のある方も多いのではないでしょうか。

「源氏物語」と「枕草子」は同じ平安時代、書いたのも女性という共通点があるため、混同しがちです。気を付けましょう。

5.徒然草

まずは「つれづれぐさ」という読み方を覚えること。書いたのは「吉田兼好」ですが、「兼好法師」とも呼ばれます。「兼」という漢字を正しく書けない子供が多いので、注意したいところです。

6..おくの細道

江戸時代に俳人「松尾芭蕉」によって書かれた紀行文で、多くの俳句が詠み込まれています。有名な俳句は一緒に覚えておくと良いですね。

・夏草や 兵どもが 夢のあと
→世界遺産となった平泉で詠まれた歌
・五月雨を あつめて早し 最上川
・閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

漢字が苦手な子供は「芭蕉」を「芭焦」と書いてしまうことも。正しく書けるように確認しておきましょう。

7.福沢諭吉

「慶応義塾」の創始者で、一万円札にも描かれています。知っている子供がほとんどではありますが、「諭吉」は「輪吉」「論吉」と書き間違えがちです。

慶応系列の中学校を志望するなら、簡単にでも良いですので経歴や思想も確認しておきましょう。その他の学校を志望していても、「学問のすゝめ」は押さえておきたい著書ですね。

8.夏目漱石

かつては千円札に描かれていましたが、今の小学生では見たことがないという子供がほとんどでしょう。「吾輩は猫である」「坊っちゃん」といった作品は、有名な書き出しとともに頭に入れておきましょう。

吾輩は猫である。名前はまだない。(吾輩は猫である)
親譲りの無鉄砲で小共の時から損ばかりしている。(坊っちゃん)

9.芥川龍之介

名字の読み方が難しいというのが小学生の感想。本好きであれば「芥川賞」などで知っていますね。

著作は多いのですが、中でも確実に覚えておきたいのは、「羅生門」「蜘蛛の糸」「杜子春」「芋粥」「藪の中」です。余力があれば「地獄変」や「鼻」も知っておくと良いですね。

蛇足となりますが、「蜘蛛の糸」は読書感想文にしやすい話です。芥川龍之介の名前を印象に残すこともできるので、教科書で扱わなかった場合は読ませてみるのもオススメです。

10.宮沢賢治

小学校の教科書で見たことがある子供も多いでしょう。童話や詩、さらには水彩画など広く作品を残しました。

「雨ニモマケズ」「風の又三郎」「注文の多い料理店」「よだかの星」「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」の五作品は押さえておきましょう。

将来を見据えて知識を蓄える

今回ご紹介した語句は、最低限知っておきたいもの。中学、高校、大学と進学することを考えている場合、今のうちに少しずつ文学史に触れておくと将来役に立ちます。

漫画やドラマなど、興味を持てる範囲から出構いません。媒体よりも記憶に残ること、興味を持てることが大切です。

可能であれば親子で見て、言葉や時代を説明したり感想を言い合ったりできるのが理想です。勉強と思わず、ひとつの娯楽として文学史を吸収できたら良いですね。

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