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2016-08-08

算数嫌いを好きに変える!算数が苦手な小学生がすべき6つのこと

算数が苦手な小学生

学習科目のうち、最も大事なものの1つである算数。小学校から始まり、中学、高校では数学と名が変わりながらもずっと続き、内容もどんどんレベルアップして進行していくという、とても長いお付き合いとなる科目です。

算数が苦手だと大変ですよね。算数が苦手な子は、「数字」があまり好きじゃない子です。数学は本来、とても美しい学問であるのですが、算数や数学が好きでない子は、味気ない数字に全く魅力を感じておらず、イヤイヤ解いているだけという場合が多いです。算数の学習で本来感じられるべき、問題を解けた時の達成感をちっとも味わえていません。

本当は、興味のある科目だけを伸ばしてあげられればとても良いのですが、算数の場合はそうも言っていられませんね。そのままでは、その子が苦労するだけですね。では一体、小学生の子供が算数を得意とするためには、どんな勉強をすれば良いのでしょうか?

1.小学生が算数の苦手意識をなくすためには「かず」を視覚化しよう

四則演算の基本はたし算とひき算ですが、苦手な子はもうここから苦手です。指を折らないと計算ができない、繰り上がりや繰り下がりが分からないという子は、あたまの中に「連続した数の概念」が確立できていません。

理解できないから算数が苦手

数は0から始まり、プラス方向にもマイナス方向にも無限に続くものです。計算をし易くするためのルールというものが存在して、そのルールを覚えていくのが算数のいわゆる勉強なのですが、数がポイント、ポイントで点としてしか入っていないと、「何故そういう計算の仕方になるのか」「何故そういう式を立てるのか」ということが理解できません。

理由を完全に理解できないので、解き方のルールもすぐに忘れてしまい、身に付きません。一ケタの計算から二ケタ、三ケタになり、どんどん数が大きくなった時に全く対応できません。

まずは「算数の概念」を理解させてあげよう

こういう子はおはじきやブロックを使い、「数は連続している」、「ある数にある数を加えると増える」「ある数からある数を除くと減る」というシンプルな概念を頭の中に確立してあげます。

数字を目で見てわかるように「視覚化」する

数の理論を、おはじきやブロックを使い、視覚化してあげるのです。おはじきやブロックを動かすことで、計算も実際の体験となります。人は何かを学習しようとする時、1つの感覚だけではなく数種類の感覚を使った方が理解を深められるというのは有名な話ですよね。

この場合も、触覚や視覚、時には聴覚を用い、計算を具体化してあげます。この「計算の具体化」は、数学になっても効果的です。文章問題は、必ず図を描くことを習慣づけましょう。

単に「図形を描く」と言うのではありません。問題の内容が一目でわかるような「イラスト図」を書くのです。書いたイラスト図に、問題文で得た情報を全て書き込みます。するとおのずと、どんな式を立てたら良いかが浮かんできます。算数も数学も視覚化が非常に大切です。

2.小学生の算数は繰り返しが大事!基本的な計算問題を何度も解こう(パターン練習)

繰り返し、基本的な計算問題を解く

算数の問題が解けるようになるには、繰り返しのトレーニングしかありません。肉体の筋肉もそうですが、「頭の筋肉=知能」も使わなければ衰えます。でも使えば使うほど、発達します。

トレーニングには、毎日決まった量の問題を解くドリルが最適です。1日にやる量をあらかじめ決め、日付を書き込んでいきましょう。最初は、簡単な薄いドリルを選びましょう。イラストが多いカラフルなものがお勧めです。最初から分厚い、小難しいものに取り組んでしまうと、プレッシャーが大きく、挫折し易くなります。

問題集は薄めものが効果的

受験勉強にも言えることですが、ドリルや問題集は薄めのものの方が勉強に向いています。扱い易く、持ち運び易いからです。取り掛かる時の心理的な壁も低くなります。また、薄いドリルだとすぐに1冊を完了することができ、次の本に取り掛かることができます。

冊数を完了していくと、達成感が生まれ、勉強の良いモチベーションとなります。問題集をコピーして1枚の紙にしてあげるのも効果的です。

3.嫌いを好きに!算数の苦手意識をとりのぞく

算数の苦手意識をなくす

算数が苦手な子は、「どうせ自分には解けないだろう」「あぁ、いやだな」という心理的ストレスを多く感じています。算数が理解できない自分、問題を解けない自分がイヤなのです。

ですので、まずこの苦手意識を取り除いてあげること。これが算数が「嫌い」から「好き」に変わる、一番重要な分岐点です。

算数を「嫌い」から「好き」するには?

それには、どの学年のどの箇所でつまずいているのかを明らかにしてください。例えば、3年生であれば、3年生の一番初めに習う内容をやらせてみます。それが解けたら、もうちょっとあとから出てくる内容を、もし解けなかったら、1学年下の内容をやらせてみます。

どこでつまずいているのかが明らかになったら、その少し前の完全に理解できている所から復習します。勉強のスタートは、できる所から始めます。そうすると、良いモチベーションで勉強に入っていけます。

問題が解けたら大げさに褒める!

問題が解けた時。その時は、大きなハナマルです!大袈裟なくらいに大きく書いて、褒めてあげてください。ハナマルをつけると、子供は自分を認められたと感じ、大きな満足感と自信につながります。劣等感を自信に変えてあげるのです。

苦手な所に取り組むのは、とてもエネルギーが必要で、辛い作業です。でも、そんな苦手な部分に取り組もうとしているその子をまず、褒めてあげてください。初めは解けなくても、必ず解けるようになります。その子、その子に合ったアプローチをしてあげれば良いだけです。一番必要なのは、やる気です。

4.小学生の子供のペースを認める

そして、その子の学習ペースを認めてあげます。小学生の子供のペースはゆっくりです。低学年であったり、苦手だったりすればなおさらです。他の子よりも遅いペースでも、その子自身が前進しているのなら、心配ありません。成長した部分をぜひ褒めて頂きたいです。

5.算数を楽しく学習しよう

楽しく学習する

算数だけに限りませんが勉強は楽しく行いましょう。苦手な科目であれば、尚更です。例えば、おしゃれが大好きな女の子の場合は、鉛筆ではなく、カラフルなペンで勉強させます。ペンだと筆滑りも良いので、快適に数字が書けます。

味気ないと思っていた数字の羅列が、カラフルなカラーで楽しい絵面に早変わりです。数字が楽しく、あたまに入っていくでしょう。「さくらんぼ計算」も本当に美味しそうなさくらんぼを書くと、喜んでノッてくれますよ。

6.算数は答えがあっていればいい!細かいミスは指摘しない

苦手意識の強い子に算数を教える場合は、細かいところは多めにみてあげるのも大切だと思います。例えば、「もっと式を綺麗に書きなさい」とか「もっと字を大きく」とか。こういう発言は、せっかく芽生えた「やる気の芽」を摘み取ってしまう危険性があるので極力控えます。

字が汚くたって、小さくたって、デカすぎたって、算数は答えが合っていれば良いのです。答えが出せるようになったら、次は式を正しく書けるように。そして次は、正しく解答を書けるように。スモールステップで目標を設定しながら、ゆっくりと順々にレベルアップしていきましょう。

最後に伝えたい!子供は勉強が好き

できない子ほど、できた時の本人の喜びは大きいです。この喜びを知ると、もっともっと勉強がしたいと、自分で進んで勉強するようになります。苦手な所に向き合い、できるようになった時の知性のジャンプアップの瞬間は、傍で見ていて感動すら覚えます。

大切なのは、ペースを認めてあげ、問題が解けたら褒め、一段階ずつ進んでいくこと。算数の「おもしろ問題」なども取り入れながら、「かずへの興味」を引き出してあげましょう。必ず算数ができるようになりますよ。

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