子どもにコンビニご飯はかわいそう?上手な活用方法と気をつけたい事

コンビニご飯を食べる子供

子どもの健康や、健やかな成長のために、栄養バランスのとれた手作りのご飯を食べさせてあげたいと思っていても、仕事や家事、育児に忙しい毎日の中で、「今日はコンビニでご飯済またいな」と思うこともあると思います。

でも、「コンビニのご飯は栄養バランスが心配」、「コンビニのご飯を食べさせるのは、子どもに申し訳ない」、「子どもがかわいそう」と思っているパパやママもいるのではないでしょうか。

管理栄養士の筆者が、なぜコンビニのご飯は子どもがかわいそうだと思ってしまうのか、その理由と、ポジティブにコンビニを利用できるための上手な活用方法などをお伝えしていきます。

コンビニのご飯を食べさせることは子どもがかわいそう?

子どもにコンビニのご飯を食べさせることがかわいそうだと思う理由として、「栄養バランスが偏りそう」、「子どものためには手作りのご飯が良い」などの、子どものことを想った考えがあるからではないでしょうか。

確かに、手作りのご飯とは違って、コンビニのご飯には食品添加物が使用されていたり、塩分や砂糖が多く使われているため味が濃いものが多いなど、子どもに食べさせるとなると、気になる点もあるかと思います。

しかし、最近では、保存料や着色料が無添加のものや、栄養バランスが考えられたお弁当などもあり、家庭のご飯に近い商品もコンビニに並べられるようになりました。

家族で食事をすることが何より大切

また、コンビニのご飯を子どもに食べさせることがかわいそうだと思うのは、「手作りのご飯には愛情がこもっている」「コンビニのご飯は手を抜いていることになる」というように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、ママの手作りのご飯は愛情が感じられ、安心感や幸福感を子どもに与えます。

しかし、誰にでもご飯を作りたくないときや、疲れているときはあるもので、そのようなときに無理に食事を用意しても、子どもは嬉しくありません。

大切なのはママの笑顔です。

コンビニのご飯でも、ママが笑顔で子どもと一緒に楽しく食事をするということが何より大切なのです。

では、どのようにコンビニのご飯を活用したら良いのか、上手な活用方法を見ていきましょう。

栄養バランスを上手に摂るための活用方法

おにぎりやパンでエネルギー補給

活動量も多く、成長期である子どもにとって、なんといってもエネルギー補給が大切です。

エネルギー源になるおにぎりやパンなどの炭水化物を選ぶようにしましょう。

おにぎりは、鮭やツナなどの具材を選ぶと、たんぱく質も摂ることができます。

パンを食べる際は、菓子パンではなく、ロールパンや食パンなどシンプルなパンを選ぶと良いでしょう。

また、サンドイッチはたんぱく質や野菜も摂れるので栄養バランスの偏りを小さくすることができます。

コンビニのおにぎりやパンは、種類も豊富で、選ぶ楽しみもあるので、「どれがいい?」と聞きながら一緒に選ぶと、子どもも喜びますよ。

たんぱく質を摂る

たんぱく質は、体をつくっていくためにとても大切な栄養素です。

コンビニには、お肉や魚、豆腐や納豆などの大豆製品といった、たんぱく質が多く並べられています。

最近では、高たんぱく食品として人気のあるサラダチキンも売られています。

おにぎりやパンなどの炭水化物だけにならないよう、たんぱく質もしっかり摂りましょう。

野菜や果物をプラスする

コンビニには種類豊富なサラダやカット野菜が売られており、手軽に野菜を取り入れることができます。

野菜や果物に含まれるビタミン、ミネラルは体内の機能を維持するのにとても重要な働きをしています。

また、免疫機能にも必要な栄養素なので、風邪が流行りやすい寒い季節には特に意識して摂って頂きたいです。

野菜だけでなく、バナナやカットフルーツなども販売されているので、おやつに取り入れるのもおすすめですよ。

牛乳やヨーグルトでカルシウム補給

成長期の子どもにはカルシム摂取が不可欠です。

コンビニには牛乳の他に、さまざまな種類のヨーグルトなども販売されているので、ぜひ食事に取り入れて頂きたいです。

コンビニご飯の利用頻度と利用するときの心の持ち方

コンビニのご飯を子どもに食べさせるのは悪いことではありません。

しかし、毎日コンビニのご飯となると、心身共にあまり良くありません。

「コンビニのご飯はたまに利用する」というような気持ちで利用すると良いでしょう。

また、1回の食事を全部コンビニのご飯にするのではなく、「サラダだけカット野菜を使う」、「おにぎりだけ買う」など、手作りのご飯に組み合わせるだけでも、食事作りの負担が減らせますよ。

疲れているときや、食事作りが億劫に感じるときなどは、無理をせず、コンビニのご飯を利用しても良いのです。

コンビニご飯を利用する時は前向きに考えよう

コンビニのご飯を利用するときは、自分を責めたり、マイナスに考えるのではなく、「たまには良い!」「コンビニのご飯はおいしいし、子どもと一緒においしく食べよう!」など、前向きに考えるようにしましょう。

そうすることで、子どもも楽しくおいしく食事ができるはずです。

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2019.01.08

コンビニご飯を食べるときに気をつけたいこと

コンビニのご飯を子どもに食べさせるときに気をつけたいこと、それは「こ食」です。

近年で問題視されている、子どもの肥満や生活習慣病を患う子どもの増加の背景として、孤食、個食、固食、粉食、小食、濃食の6つの「こ食」があります。

その中でも、子どもの食事にコンビニを利用するにあたり、特に「孤食」に気をつけて頂きたいです。

孤食が与える子供への影響

1人だけで食事をするという意味です。

コンビニのご飯を子どもに食べさせるのは悪いことではありませんが、コンビニのご飯を買って、一人で食べさせることはやめましょう。

1人で食べることで、好きなものばかりを食べるようになったり、栄養が偏るだけでなく、コミュニケーション能力の低下や協調性が身につかないなどの影響があるといわれています。

コンビニのご飯に限ったことではありませんが、ご飯を子供一人で食べさせることは、「孤食」につながるので注意をしましょう。

まとめ

子どもの体のことを考えると、コンビニのご飯を食べさせるのは、引け目を感じる方も少なくないかと思いますが、商品の選び方や組み合わせ方で、栄養バランスの偏りを少なくすることができます。

また、家庭とは違う味を知るということも、子どもにとっては経験の一つになります。

さらに、コンビニのご飯を利用することで、食事を選ぶ力が身に付き、これは食育にも繋がります。

ママの食事作りの負担を減らすことも大切なので、コンビニご飯を上手に取り入れていきましょう。

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