中学受験の塾では何教科受講をするべき?基本4教科とプラスで必要な教科とは

中学受験塾で受講する科目数は?

中学受験をさせる上で、入塾するときの学年や志望校によるところはありますが、まず考えておくことべきことは「受講教科数」です。

基本は4教科と言われていますが、2020年の大学入試改革と学習指導要綱の変更から、最近の中学受験の入試試験にも変化が出始めています。

傾向としては、「英語力」「思考力」が問われるようになりつつあります。これらの状況を踏まえ、塾での受講教科は何教科が適しているのか、最近の小学校での授業体制や、私立中学校側が求める生徒像などを検証しながら、みていきましょう。

基本の受講教科は4教科

大手中学受験専門塾や、中堅塾での中学受験コースについては、4教科(国語・算数・理科・社会)受講を基本としています。

超難関校については、4教科受験としているところが多く、受験校を選びかねている段階で、もし4教科受験が必要となった時にも対応しやすい為です。

同時に、受験した中学校が4教科対応の場合、2段階で合否判定をするともいいわれています。

まず、第1段階で国・算の2教科の合計点で合否判定を行い、第2段階では第1段階で合格になったお子さん以外から4教科の合計点で合否判定を行うというパターンです。

つまり、4教科受験をすると、2度合否判定をしてもらえるというチャンスがあるというわけです。

もし、志望校が4教科受験ではない場合でも、塾で4教科を勉強しておくと、合格後にメリットがあります。中学校では、入学前に宿題を出し、入学前もしくは後で学力テストを行う学校がほとんどなので、4教科の中学受験対策をしておけば、これらの宿題や学力テストも楽に対応ができます。

志望校によっては4教科受講の必要はない

理科・社会の中学受験の内容は、小学校で習う部分もあれば中学校レベルの問題がほとんどです。

中学受験の合否判定については、基本としては国語と算数の合計点数を重視する傾向はあるので、理科・社会について低学年から取り入れなくていいというある中学受験の専門家の意見もあります。

筆者の子供の受験校は、医学コースは国語・算数・理科の3教科で、その他のコースは2教科のみでした。

このように、基本教科の国語・算数の2教科のみとする学校もあれば、3教科(社会か理科のどちらかをプラス)の学校やコースがあります。

小学校の授業に導入された英語を試す学校も

2011年度から小5生から「英語の必須化」がスタートしています。「必須化」というのは、学校が生徒に教えなければいけないという意味であり、「教科化」となると国の選定教科書を使っての授業になって、通知表に評価がつくということになります。

2020年度から学習指導要領を変更するということが判明しているので、これから先は段階的に、低学年に対しての英語指導についても「教科化」していくことになります。

段階的に低学年からテキストを使っての指導を行うということは、中学受験に対しても影響は出てきます。

既に、英語を受験教科に導入している私立中学校が出てきています。

徐々に小学校での英語指導だけではなく、中学1年生レベルもしくはそれ以上の英語レベルを求められる学校は増えて、受験教科に含まれる学校もしくは特定のコースに導入はされる可能性は高いです。

既に学校によりますが、英検やTOEIC・TOEFLなどの外部英語認定テストで「○級以上であれば、証明書提出の上得点加算あり」というのはあります。

今後は外部テストの種類や級・スコアによって、英語が受験教科に含まれていても、得点やスコアなどによって、英語の試験免除などもありえます。

志望校が決定したら説明要項を確認をし、受験する年の入試説明会などには必ず参加をするなど、早いうちから塾で英語を受講科目に加えるなどの対策が必要です。

思考力テストや適性検査を導入する学校が増加

公立の中間一貫校では実施している「適性検査」を導入して、受験科目数が2教科という学校も存在し、「大阪・大谷中学校」で注目された、「未来力テスト」という名前でお子さんの「思考力」や「読解力」などを試す学校やコースが増えてきています。

大学入試改革の中で、英語の「読む」「聞く」「書く」「話す」の4要素で、「話す」ということは、「自分なりの意見で話す要素」という考え方もあるので、日本人が苦手とする「思考力」を試すわけです。

学校側も優秀な生徒を確保して、2020年の大学改革の入試で優秀成績を出したいということもあるので、英語力も当然ではありますが、「思考力」の高いお子さんの確保も考えているわけです。

まとめ

基本としては、「国語・算数・理科・社会」での受講は基本ではありますが、今後の中学受験事情を見据えながら、受講科目の増減を塾の先生と相談しながら決めるのが一番と考えます。

筆者の子供の受験時も、最初は2教科(国語・算数)から初めて、その後4教科を追加しました。

小6半ばで、受験校を検討した際に社会が不要ということになり、国語・算数・理科で受講しましたが、結局受験した学校の必要科目は2教科のみでした。

入学前の、宿題や学力テストで社会を受講科目から外していたので、少々大変だったという経緯はありますが、入学後に取り戻すことは可能です。

今後の中学受験について、「英語」「思考力テスト」がますます導入されるとして、よく「帰国○年以内」という帰国子女でも制限があったものもなくなり、幼少期から英語を勉強していた子や、塾で「思考力テスト」に対しての対応は出てくるものと考えられます。

超難関校については、受験科目数の変更は現在のところは見えない部分が多いですが、より優秀な生徒の獲得をということで、どんどん変わっていくでしょう。

まだ、確定してない部分もあるので、現在のところは、塾で受講する科目は4教科としておき、その後の動向により、塾の先生と相談しながら科目数の増減をするといいですね。

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中学受験塾で受講する科目数は?