中学受験で母親にできる勉強以外の3つのサポート

中学校受験で母親ができること

毎日受験勉強を頑張っているわが子のために、母親である私には何ができるのだろうと思っているあなたにお伝えしたいことがあります。

「中学校受験を成功させるために母親ができること」は、実はそんなにたくさんはないのです。

今回は、中学校受験経験者にきいた「中学校受験に成功するためにやったこと」を加えながらお話しします。

何をしないといけないのか?悩んでいる方は、参考に読んでみてくださいね。

中学受験で母が出来る3つのサポート

朝食をとる親子

1.朝食を充実させること

朝食は、受験勉強をしている子どもには特に重要です。

朝食をきちんととっている子どもは、学校へ行っても授業に集中することができ、学力が向上することがよく知られています。

朝は手の込んだ料理は出せないことが多いですが、前日に下ごしらえをしておくと、朝は温めるだけですぐできる料理もあります。

また、バランスの良い食事をとることが脳の活性化にはよいそうです。

まずは、いつもよりも一品増やしてみる。そして慣れてきたらもう一品と、無理をせずにバランスの良い朝食にしていきましょう。

あるお母さんは、お味噌汁に含まれる成分がよい睡眠をとるために必要だと聞いて、毎朝朝食に出していたそうです。

調べてみると、良質な睡眠をとるための「メラトニン」というホルモンを腦から分泌させる効果が「大豆」にあるようです。

この「メラトニン」は「大豆」を摂取してから分泌されるまで、約15時間かかるそうなので、朝食にお味噌汁を摂ることが最適です。

夕食ももちろん重要ですが、食事の量はあまり多くしない方がいいようです。

特に遅い時間に重い夕食をとると消化しきれないまま朝を迎えることになり、朝食欲がなくなることもあります。

なるべく消化の良い軽めの夕食をとらせるようにしましょう。

夜食を食べる受験生

2.健康管理をする

中学校受験経験者の先輩の皆さんに共通な意見としては、成功するためにやったことの一番は「健康管理」です。

先にお話しした「朝食を充実させること」にもつながりますが、食事や睡眠、インフルエンザなどの流行りの病気対策など、受験勉強に集中できるように努力したそうです。

中には、「学校内でインフルエンザが流行しそうになったので、学校を休ませた」という先輩お母さんもいらっしゃいました。(最近では「マヌカハニー」という蜂蜜がインフルエンザ予防に効果があると言われていますね)

冬はインフルエンザだけではなく、ノロウィルスや風邪などの病気が流行ることが予想されます。

学校を休ませるかどうかはご家庭の判断だと思うので、もしものときにはどうするのがよいか?親子で話しあっておくといいかもしれませんね。

睡眠時間には、みなさんとても気を遣ったそうです。

勉強はしてほしいけれど、寝不足で学校へ行く姿はかわいそうで・・・と、なるべく同じ時間には寝るように声をかけるなどしていたといいます。

睡眠不足の状態では、免疫力が下がるので上記のような流行りの病気にかかりやすくなります。

食事で十分な栄養をとり、十分な睡眠で疲れをとることができるようにしてあげましょう。

3.勉強しやすい環境をつくる

勉強に集中できるような環境(部屋)になるようにしてあげましょう。兄弟がいる場合でも、なるべくひとりで勉強できるように配慮してあげてください。

兄弟同じ部屋に勉強机がある場合には、受験生ではない方をリビングや別の部屋で勉強させるなど、他に気が散らないように考えてあげるとよいと思います。

また、「散らかっているところでは勉強に集中しにくい」という説があります。

たしかに、どこに何があるのか?探すだけの時間も惜しいですよね?

なるべく子ども自身で整理整頓はしてほしいのですが、この時期は子どもが学校へ行っている間にお掃除してあげていたという先輩お母さんも結構いらっしゃいました。

受験するのは子ども、受験勉強するのも子どもですが、頑張っている子どもの姿を見ると何かできないかな?と思いますよね?

お部屋の喚起をして掃除するぐらいしか手伝ってはあげられないかもしれないけれど、いつもきれいにしてくれて気持ちよく勉強ができることに感謝してくれるような子どもに育ってくれるといいですね。

中学受験でもっとも大切な事は子供を安心させる事

勉強以外で出来る母親に出来るサポートについてお伝えしてきました。

中学受験は親子の受験といっても、最終的に受験をするのは他ならぬ我が子です。

どんな結果になっても大丈夫!と子どもに安心させるような言葉をいつもかけていたという先輩お母さんもいらっしゃいました。

受験に負けない気持ちをつくってあげること、大丈夫だよと安心させてあげることが「母親にできること」の最大のことかもしれませんね。