子どもに魚をもっと食べさせよう!魚を食べさせることが必要な3つの理由

魚が好きな子供

お子さんは魚が好きですか?近年、子どもの好きな食べ物にも変化があり、アンケートを取って、ランキング化すると、かならず上位に“寿司”が入ってくるようになりました。

そんなお寿司が好きな子どもがたくさんいる一方、どうしても“焼き魚”は敬遠されがちです。

それでは、魚に隠された秘密を知って、子どもにもたくさん魚を食べてもらいましょう!

子どもは魚が嫌い!?魚が嫌われてしまう理由

お寿司は大好き!な子どもたち

子どもは魚嫌いと思われがちですが、近年の統計からいえば必ずしもそうとは言い切れません。

なぜなら“寿司”を好む子どもが増えているからです。

一昔前は“寿司”といえば贅沢な食べ物でしたが、近年は回転ずし、しかも1皿100円という低価格で食べられることもあり、ファミリーでも気軽に食べにいけるようになりました。

最近ではそのようなファミリー向けに、各回転ずしチェーンもいろいろと工夫しています。

回転ずしで寿司に慣れ親しんだ子どもたちは、寿司ネタの魚は抵抗なく食べられる子が増えました。

中でも、マグロやサーモンは子どもたちが好きな魚によく名前があがります。

しかし、マグロやサーモンは好きでも、“焼き魚”になるような魚はあまり好まれません。

子どもたちに嫌われてしまう理由、それは魚の食べにくさにあります。

焼き魚は嫌われてしまう理由

では、なぜ焼き魚は嫌われてしまうのでしょうか。その大きな理由は“骨”にあります。

骨を取りながら食べるのは非常に面倒な作業であり、上手く食事が進まなくなるため嫌がられてしまうことが多いのです。

さらに、小骨がのどに刺さった経験をしてしまったらならば、その苦しみが忘れられずますます敬遠されてしまいます。

また骨以外にも、一尾のままの状態だと目が怖くて嫌という子や、魚独特の苦みや脂の臭いがダメという子もいます。

確かに目は食事中に合ってしまうと、子どもにとっては怖いものです。

魚独特の苦みも、大人より子どもの方が敏感に感じ取りやすいため、どうしても苦手な子は多くなってしまいます。

子どもに魚を食べさせることが必要な理由

「青魚を食べると頭がよくなる」、「受験生には魚の目玉を食べさせるといい」、「魚の目玉を食べると目が良くなる」、「魚を尻尾から食べると足がはやくなる」なんてこと、割と耳にしたことある方もいるかもしれません。

中には子どもに魚を食べてもらうために大人が考えたものもある気がしますが、魚に含まれている成分を見ると、迷信ばかりではなさそうです。

魚がもたらす体への効果について、具体的に見ていきましょう。

良質なたんぱく質を吸収出来る

たんぱく質はアミノ酸から作られており、アミノ酸には「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」があります。「必須アミノ酸」は体内で合成することができないため、食物から摂取する必要があります。

魚のたんぱく質は必須アミノ酸を量的に満たし、バランス良く含んでいるため、吸収や体内での利用効率がよい良質なたんぱく質ということができます。

オメガ3系脂肪酸を摂取出来る

“脂肪”と聞くと、なんとなく体によくないものと思われがちですが、脂肪は体にとって大切な栄養素の1つで、適度な脂質の摂取は体に必要なことです。

もちろん、肉にも脂質は含まれていますので、摂取することは可能です。

しかし、肉など動物性の脂に多く含まれている「飽和脂肪酸」は、体内で悪玉コレステロールを増やす作用があります。

一方、魚類や植物性の油に多く含まれている「不飽和脂肪酸」は悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

そしてその「不飽和脂肪酸」の中に、「オメガ3系脂肪酸」というものがあります。

代表的なオメガ3系脂肪酸EPA(エイコサペンタエン酸)

イワシやマグロ、サバ、ブリ、サンマなどに多く含まれています。

血液中の血小板を固まりにくくする効果が期待できます。

血液がサラサラになることで、高血圧や動脈硬化などのリスクを減らすことができます。

代表的なオメガ3系脂肪酸DHA(ドコサヘキサエン酸)

マグロやカツオ、アジ、サンマ、サバなど青魚に多く含まれています。

コレステロールを減らす働きがあり、肥満予防に役立ちます。

また、DHAは脳や神経細胞に多く存在することが分かっており、脳の活動を活発にし、記憶力や思考力を高めることが期待されています。

最近では目を健康に保つ効果や視力の向上にも効果があることが明らかになってきています。

骨や歯などの成長に必要な栄養素が摂れる

カルシウムは骨や歯などの成長に関与するなど、子どもにとって大切な栄養素の1つです。

カルシウムを多く含む代表的な食べ物といえば「牛乳」ですが、魚にもたくさんのカルシウムを含んだものがあります。

特にシラスやイワシ、シシャモなど「小魚」に多く含まれています。

「頭がよい子供を育てるためには青魚を食べさせろ」と言われる理由

子供に魚を食べさせるために!家庭でも魚を上手に摂取しよう

魚を食べてほしい、けれど下処理で手は生臭くなるし、魚グリルも洗わなきゃいけなくなるし…実際、家庭で調理をするとなると魚料理は意外に面倒ですよね。

魚を上手に摂取する方法などについてご紹介していきます。

下処理をしっかりとしておこう!香味野菜、スパイスなどで魚の臭いを軽減させる

臭いが気になるという子どもには、時間と手間はかかっても丁寧な下処理をしてあげると、食べやすくなります。

下処理だけだはまだ臭いが気になるようなら、香味野菜やスパイスを効かせた調理でもうひと手間加えてみましょう。

たとえ時間をかけたとしても、魚嫌いの子が魚を克服してくれたら、親としては嬉しいですよね。

缶詰を利用する

下処理がされており、調理が簡単にできるので、時間がないご家庭におすすめです。

ただ、缶詰だと食べる魚の種類が限られてしまうのが残念なところです。

骨が苦手な子には刺身で栄養を摂ろう

焼き魚や煮魚より魚臭さがなく、骨もないので、子どもでもパクパク食べやすいのもいいところです。

しかし、骨のない魚ばかりしか食べないでいると、大人になってから魚をうまく食べられず恥をかいてしまう場面が出てきてしまうかもしれません。

魚の好き嫌いがなくなったらマナーを身に付ける意味でも骨付きでも自分でほぐせるように教えてあげましょう。

干物はカルシウムの吸収を高めてくれる!?

干物をグリルで焼くのは、後片付けまで考えると面倒ですよね。

フライパンでも焼くこともできますが、でもグリルで焼く方がやっぱりおいしいし…なんて葛藤もあるかもしれません。

実は干物を食べると、カルシウムの吸収をよくする効果が期待できるかもしれません。

カルシウムは性質上摂取したものすべてが体内に吸収されるわけではありません。

カルシウムの吸収力を高めてくれるのはビタミンDなので、そのビタミンDは天日干しされたものに多く含まれている傾向があります。

つまり、干物は天日干しされた食材ですので、子どもの骨を丈夫にする効果も期待できるかもしれません。

子供の食育にもつながる魚!私たちの生活で心がけるべきこと

いかがでしたでしょうか?

魚にはたくさんのいいところがあります。

しかし、水銀や海洋汚染によって人体にも影響があるのではないか、と心配される声が少なからずあるのもまた事実です。

しかし研究などによって「人体に影響はない」とされていますが、私たちの体にとって大切な栄養源である魚を守っていくためにも、ただ食べることだけでなく、環境にも配慮した生活を心がけていくこともまた大切です。

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