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2017-06-22

学習の基本は国語!小学1年生、2年生の国語が大切な理由  

小学1年生、2年生の国語

学習の基本は国語にある、というと誰もが同意されるでしょう。

しかし、学習科目で最も重要な科目は国語、というと首をかしげる方が多いかもしれません。小学生にとって、大事なのは算数でしょう、とおっしゃる方は多いのではないでしょうか。

また、国語よりも理科や社会のが重要では、と考えている方も少なからずいらっしゃるでしょう。

しかしよく考えてみてください。

国語は受験では必須科目、高校受験でも大学受験でも必須科目なのです。

センター試験までは数学や英語も必須科目ですが、私学の文系だと数学免除が大半です。

私学の文系だと、国語、英語が必須科目で、社会が選択科目になります。また、理系では国語、英語、そして当然数学が必須科目で、理科系の科目が必須か選択となります。

このことは誰もが常識として知っていることですが、それでも意外と国語は軽視されます

教育を施す側の文科省や学校は国語を重視しているのに、教育される側のお子さんや親御さんは意外と軽視している、国語はこういう科目のように思います。

それは国語がいつの間にか覚え、そして日常生活ではあたかも空気のように無意識に使っているからではないでしょうか。

それではこの不思議な科目である国語の、重要性について説明いきたいと思います。

 小学1年生の国語学習

子供たちが小学校に入学すると、まず学ぶのが「平仮名」です。

子供たちは平仮名を何度も何度も書いて覚えます。それからカタカナが始まります。

平仮名やカタカナを覚えながら、それらを使って単語を書くようになります。お子さんたちはすでにたくさんの単語を知っている事でしょう。なぜなら、物心ついた時から耳から聞いて、口でおしゃべりしてきたからです。

小学1年生ではそれらを平仮名やカタカナで文字にするのです。さらに、簡単な漢字を習うようになります。

子供たちにとっては、聞いたり話したりしていたことばが、書いたり読んだりできるようになるのです。しかし子供達は読み書き出来るようなることをあまり喜ばないようです。なぜでしょうか?

それは大人の反応によるものです。

1年生の国語はできて当たり前という考え

大人は平仮名やカタカナを読み書きできても、たいしたことではないと思うからです。日本人なら誰でも知っていることです。わが子が覚えたって当たり前でしょうと、思ってしまいがちなのです。

また最近では、就学前に平仮名、カタカナや漢字まで覚えさせている風潮があります。そんな親御さんにとっては、学校って低レベルよね、うちの子なんてとっくに覚えてるのに、となりがちです。

でも子供目線で考えると、言葉を読み書きできるようになるって大変なことなのです。

小学1年生は子供は褒めることが大切

まず、一年生の自分の子に親御さんが子供にすべきこと、それは褒めてあげることです。

子供さんと一緒に感動してみせることが、これから先の子供さんが勉強を好きになるか、嫌いになるかの分岐点になるような気がします。

そしてもう一つ、その感動をこどもに強く印象づける方法があります。

それは、就学前に親御さんたちが子供に読み聞かせていた童話や絵本を、今度は子供に読んでもらうのです。子供たちが文字を読み書きできるご褒美が、自分で絵本や童話を読めるようになることだったのだということを、体感させてあげましょう。

ちなみに、小学一年生の標準的な時間割を下記に示しておきます。

これを見て何か違和感を覚えませんか。一年生の科目ってこんなもの?と疑問が湧くような気がしますが、どうでしょう。疑問の正体は、小学二年生の時間割を見た後で、種明かししましょう。

(一年生の一般的な時間割)

こくご こくご こくご こくご こくご
さんすう たいいく こくご こくご さんすう
ずこう こくご たいいく たいいく さんすう
ずこう せいかつ せいかつ せいかつ こくご
がっかつ どうとく おんがく さんすう おんがく

小学2年生の国語学習法

一年生では、平仮名やカタカナを習いました。そして仮名を使って、簡単な単語を書けるようになりました。

では二年生では何を習うのでしょうか。

小学2年生が学ぶ内容

それは文章を読んだり書いたりする練習をします。一年生でも最後のほうに文章を書く練習はします。例えば、「さくらがさいた。」というような簡単な文章が書けるようになるのです。

それに対し、二年生では、「本格的」に文章を学び始めるのです。

ここで大きな誤解が生まれます。大人にとっては、書いたり読んだりするにはとても簡単な文章ですから、スルーしがちになります。

こんな文章、ほっといても覚えるさ、と軽く考えている親御さんが多いように思います。でも、子供たちにとって、本当は大変な学習なのです。

小学2年の国語は転換点

文章を書くといっても、英語のように文法は学習するわけではありません。二年生が学ぶ文章は、すでに子供たちがしゃべっている内容だからです。話したり聞いたりしている文章を文字として読み書きする練習をするのですから、文法を介して勉強する英語とは違ってくるのです。

それにしても、文章とはいえ、簡単な内容だから親が口出しするほどでもないだろうと思いがちですが、そうではありません。

この文章を作るというのは、大変な転換点なのです。ここでこそ、親御さんたちが一緒に手伝ってやることが必要なのです。どのくらい大変かは、問題集を見てみたらわかります。一度回答を見ずに、解いてみてください。大人でも満点を取るのは難しい問題が並んでいます。

書けて当たり前の文章ですから、かえって問題を作りにくいということもあります。

私の提案としては、親御さん達が一緒になって子供たちと問題を解いてみることをお薦めします。ここで子供たちがいたずらに引っかかって、立ち止まらないようにしてあげることが大切です。

文章を書くという学習は、慣れが必要なのです。だからあまり細部にこだわって、問題を理屈で答えを導くようなことをしないほうがいいと言いたいのです。

さて、小学二年生の時間割を下記に掲載しました。

2年生の一般的な時間割

図工 国語 国語 国語 国語
図工 体育 算数 国語 音楽
体育 生活 音楽 算数 算数
国語 算数 国語 体育 生活
算数 国語 生活 学活 道徳

一年生の時にも言いましたが、時間割を見て何か違和感はないでしょうか。一年生の時には科目が平仮名でしたが、二年生では漢字に変わりました(なお、通常はかなが振ってあります)

またこの子時間割をみて違和感を感じませんか?それはまだ社会と理科が始まってない、ということです。

国語力がなければ理科、社会は始めらない

ここに国語が重要という意味があるのですが、理科や社会は文章で書かれています。だから、文章を読んだり書いたりできなければ、理科や社会は始められないのです。だから理科や社会は3年生から始まるのです。

もっと言ってしまえば、算数だってそうです。簡単な計算は数字だけでできても、算数の問題も日本語の文章でできているのですから、国語で文章を学習して初めて、文章問題が出題できるようになるのです。

まとめ

学習の基本は国語、という説明がお分かりいただけたでしょうか。英語だって日本語の文章を身につけた後でなければ勉強できないことは言うまでもありません。

一年生で文字の基本を覚え、そして二年生で文字をつないで文章表現ができるようになるのです。

この二年間を経て、三年生からは理科や社会などを学んでいくのです。算数だって、文章問題ができるようになって、子供たちの世界は飛躍的に広がっていくのです。

二年生は子供たちにとって大転換期に差し掛かるのです。このことを大人たちが一緒に共感してあげれば、子供たちの学習意欲が上がるのではないでしょうか?

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