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2017-05-26

小・中学生が国語力をつけるためにすべきこと!

国語が苦手な子と得意な子の差はどこから生まれるのでしょうか。

小学校で授業を受けているのですから、最低限の読み書きができるのは当然です。にもかかわらず国語が苦手なのはなぜでしょうか。

国語力について考えて見たいと思います。

国語力とは

「国語」と一言でまとめられている教科も、細かく分ければ多くの知識・技術が求められています。求められているものは大きく分けると以下の4つに分けられるます。

  1. 漢字力
  2. 知識力
  3. 読解力
  4. 記述力

これらが複雑に絡み合って、国語力につながるのです。

国語力を伸ばすために

では国語力を伸ばすにはどうすればよいでしょうか?

答えは、先ほど挙げた4つの力をバランスよく伸ばすことです。

国語が得意な子には穴がありません。満遍なく点数を取ったうえで一つの能力がズバ抜けているということが多いのです。

逆に苦手な子は全体的に点数が低く、たとえば漢字だけ0点ということが多くあります。

苦手を潰すことで国語力を底上げできるということです。

漢字力は書いて伸ばす

漢字はとにかく書いて覚えることが大切です。

漢字が苦手な子に共通するのが「ノートにひらがなが多い」こと。もしくは誤った漢字で書いています。黒板の文字を写すだけなのに、と大人なら思うのですが、それが小学生です。

テストのために漢字の練習をしていて、普段は使わないということですね。六年生になっても自分の名前を一部ひらがなで書いている子もいます。

漢字は書かなければ忘れる

漢字は書かなければ忘れます。テストのためにと練習しても、普段ひらがなばかりでは忘れていく一方です。

テストのためにと勉強するだけでなく、普段から漢字を使うように意識してみましょう。

同時に、読めない漢字や書けない漢字を調べるクセをつけましょう。

いちいち調べるのは確かに面倒ですが、それだけで自然と漢字が分かるようになる!と考えればお得ですよね。

知識力は普段の生活で吸収する

四字熟語や慣用句、ことわざなどを合わせて知識と呼びます。同音異義語や反対語なども含めて考えると、漢字とは密接なつながりがありますね。

たとえば四字熟語。漢字で正確に書くことはできても意味や使い方は分からない。これでは「理解している」とは言えませんね。

知識も漢字と同じように、普段の意識が必要です。

さすがに日常会話で四字熟語やことわざを使うようにするというのは現実的ではありません。ですが、テレビや本などで出てきた分からない言葉を調べることならできます。

調べるときは漢字も含めてしっかりと。一度しっかり調べれば、そのあと忘れてしまってもかまいません。いえ、忘れてしまうのが普通です。

でも「調べた」ことは忘れません。もう一度同じ言葉に出会ったとき、前に「調べた」ことは思い出すはずです。そこで改めて調べれば、記憶は確固たるものになります。今度こそ忘れません。

忘れては思い出す。その繰り返しで少しずつ知識は増えていきます。

読解力は一問にこだわる

読解力を鍛えるには問題を解くのが一番。ではありますが、解き方や直し方に気をつけましょう。

「たくさん解けばそれだけ力もつく」というのは正しいのですが、量よりも質にこだわることが近道です。

まずは間違えた問題を徹底的に分析します。なぜ間違えたのが、どこで間違えたのか、どこを読めばよかったのか。しっかりと見直すことで、自分の読み方や解き方の問題をあぶりだします。

納得いくまで分析してはじめて、やっと次の間違えた問題へ進めるのです。時間も労力もかかります。量をこなすのはなかなか難しいのです。

ですが、これを繰り返すことで「文の読み方」「問題の解き方」が染みついていきます。

闇雲に問題を解くより得られるものは多く、長く使える力となります。

記述力は大人の手を借りる

表現力とも言える記述力は身につけるのが大変です。本は好きで内容も分かるけど読書感想文が苦手なのは、書くことに苦手意識があるから。書きたいこともあるし書くのも速いのに伝わらないのは表現力が足りないから。

記述力を磨くには、とにかく書いて大人のチェックを受けるのが良いでしょう。

書くことに抵抗があるならまずメモを

書くことに抵抗がある場合は、まず書きたいことを話させてみてください。

読書感想文なら「どんな話だった?」「主人公はどんな人?」「心に残った場面、セリフは?」と質問して答えさせ、メモを取らせます。そのメモをもとに作文用紙に向かうと、ずっと書きやすくなります。

思ったことをそのまま文章にしてくのは、大人でも大変な作業です。メモという簡単なステップを挟むことで、ハードルを下げることができます。

伝わらないのは思ったまま書くから

子供の書く文はどこか分かりにくく、何が言いたいのか分からないこともしばしば。たとえば「僕は先生に国語を教えてくれた」のような文です。主語である「僕は」と述語である「教えてくれた」がつながらずねじれています。

書き始めは「僕」にあった視点が、書いている途中で「先生」に移ってしまったため、このような文になってしまったのです。自分ではなかなか気づけない間違いなので、大人が指摘してあげる必要があります。買いては直しを繰り返していくうちに、自分で気づけるようになるはずです。

長い目で見るなら読書は国語力を伸ばす有効な勉強法

漢字も知識も読解力もつけたいなら読書はオススメの勉強法です。ただし次の三点には注意してください。

1.読みたがったら読ませる

なぜ「読ませようとしてはいけない」のでしょうか。

それは、「読まされた」本は心にも頭にも残らないからです。しかも嫌々なので活字が嫌いになる恐れもあります。

2.好きな本を読ませる

勉強のためにと思うと、誰かのオススメや教科書に出てくる本、もしくは中学受験の過去問で使われるような本を選びたくなります。

気持ちは分かりますが、タイトルや作者も自分で選ぶからこそ集中できるのです。

3.読書習慣がついてもテストの点数には反映されない

国語が好きになった結果、勉強もするようになって、テストの点数につながる可能性はあります。

ただし、読書をすれば国語への苦手意識はなくなるかもしれませんが、テストの点数への直接的な影響に過度の期待は禁物です。

国語のテストで点を取りたいのであれば、読書ではなく、国語で点を取るための勉強法を学ぶべきです。

まとめ

国語は日本語です。普段使っている言葉だけに、普段の過ごし方やクセの影響は少なくありません。

今すぐ点数につながる勉強だけでなく、普段の生活の中でできることもあります。

毎日少しずつ国語力を積み上げていってくださいね。

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