本郷中学校を受験するなら知っておきたい!学校の特色や受験情報、試験の対策

本郷中学本郷中学校は、東京都豊島区にある私立の男子中高一貫校です。

今回は本郷中学校の受験予定者なら知っておきたい、学校の特色、偏差値や倍率、学費などの受験情報、そして試験の傾向や対策についてご紹介します。

本郷中学校の特色

本郷中学校・本郷高等学校では「個性を尊重した教育を通して国家有為の人材を育成する」という建学の精神のもと、「強健」「厳正」「勤勉」の3つが教育目標として掲げられています。

「文武両道」「自学自習」「生活習慣の確立」を教育方針とし、各授業はもちろんのこと、クラブ活動や学校行事なども盛んです。こうした幅広い教育を通じ、「社会でリーダーたる人材の育成」が行われています。

学校の沿革

1922年に本郷中学校が開校されました。

1948年、学制改革に伴って本郷中学校から本郷高等学校へ改称、1988年には中学校を再開し、現在に至ります。

施設

主な施設としては、各校舎・各教室をはじめ、グラウンド、体育館、ラーニングコモンズ(グループ学習や自習等に対応したスペース)、図書室、講堂、柔道場、剣道場、パソコン教室、カフェテリア、自習室などがあり、充実した施設環境が見られます。

進学先

2020年の大学合格実績(現役)を見ると、国公立大学51名(そのうち東京大学は6名)のほか、早稲田大学110名、慶應義塾大学56名、上智大学17名など、難関大学をはじめとする豊富な合格実績が見られます。

学校周辺の環境・アクセス

  • 巣鴨駅(JR山手線・都営地下鉄三田線)から徒歩3分
  • 駒込駅(JR山手線・東京メトロ南北線)から徒歩7分

都心部でありながら、落ち着いた雰囲気の中に立地しています。また、いずれの最寄駅も山手線が通り、各方面からスムーズな通学が可能です。

学校生活とカリキュラム

中高6年間のカリキュラムとして、中学校では基礎学力の定着が重視され、高校では各生徒に合わせた進路別の指導が行われます。

中学校では国語・数学・英語の中学課程を中学1年・2年でほぼ学習するほか、高校からは進学コース・特進コースに分かれて大学受験に向けたカリキュラムが本格化します。

また、本数検(本郷数学基礎学力検定試験)、本単検(本郷英単語基礎学力検定試験)などの独自の検定試験もあり、生徒の自学自習をサポートする体制も充実しています。

行事と部活動

主な行事には、体育祭、本郷祭、カナダ海外研修、修学旅行、マラソン大会、オーストラリア海外研修などがあり、多方面で様々な行事が行われます。

また、教育方針の一つに「文武両道」が掲げられていることもあり、部活動が盛んに行われています。運動部だけでなく、文化部や委員会も含め、それぞれ多岐に渡る活動が見られます。

本郷中学校の受験情報

試験日と募集人数

試験日募集人数
第1回:2021年2月1日100名
第2回:2021年2月2日140名
第3回:2021年2月5日40名

※面接試験の実施はありません

試験科目と配点

科目試験時間配点
国語50分100点
算数50分100点
社会40分75点
理科40分75点

※面接試験の実施はありません。また、繰り上げ合格は複数回実受験者から選出されます。

偏差値

本郷中学校の偏差値は80偏差値でみると次の通りです。

  • 第1回:59
  • 第2回:62
  • 第3回:63

倍率

2021年度の実質倍率は次の通りです。

第1回第2回第3回
募集人数100名140名40名
受験者497名889名426名
合格者181名482名44名
受験倍率2.7倍1.8倍9.7倍

本郷中学校の学費

入学手続きおよび入学後の学費は以下のようになります。

入学金245,000円
授業料402,000円
教育充実費126,000円
その他282,600円

これらを合計すると1,055,600円になります。

本郷中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点となっています。大問は5問で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が応用問題で構成されます。

図形、速さ、場合の数、規則性、グラフ、特殊算など、幅広い分野から出題されるほか、全体として手間のかかる問題が目立ちます。

極端な難問・奇問は見られませんが、複雑な計算や作業時間を要する問題が多く、一筋縄ではいかない出題構成となっています。ややこしい計算・作業の中で、基礎力をいかに発揮できるかがカギとなるでしょう。

対策としては、日頃から手間のかかる問題に多く触れ、複雑な作業に慣れることが重要になります。もちろん計算力などの基礎的な力を鍛えることは大前提ですが、時間・手間のかかる問題をコツコツ進めるメンタル作りも大切です。根気よく解いていく習慣を身につけ、本番に備えましょう。

また、問題数はそこまで多くありませんが、時間を要する問題が多い以上、時間配分には十分注意する必要があります。

一問に時間をかけすぎた結果、解けるはずの問題が解けなかった、などの事態は避けなくてはなりません。過去問演習も徹底し、時間配分の感覚をつかみ、スピーディーかつ正確に解き進めることを意識しましょう。

国語

算数と同様、試験時間は50分、配点は100点満点となります。大問は3問で、大問1が漢字の読み書き、大問2が論理的文章(評論文・説明文など)、大問3が文学的文章(小説文・随筆文など)という出題構成です。

設問形式は選択肢問題、書き抜き問題、記述問題などがありますが、特に選択肢問題が多く出題されます。本文の内容を素早く読解したうえで、それぞれの選択肢を正確に正誤判断できるよう、しっかりトレーニングを積みましょう。

また、難問・奇問というよりも、本文の内容を正確に把握できているかどうかが重視される傾向にあります。論理的文章であれば論理展開や筆者の主張をしっかり把握できているか、文学的文章であれば物語のストーリーや場面・心情の変化などをきちんと捉えているか、など、正確な内容把握が求められます。

比較的オーソドックスな出題形式と言えますが、その分正確な読解力が試される試験です。普段から問題演習で読解問題に多く触れ、速く正確に読みこなす練習を徹底しましょう。

さらに、漢字や知識問題もしっかり対策する必要があります。時間的な余裕も少ないため、漢字・知識問題は素早く正確にこなし、読解問題を解く時間をしっかり確保しなければなりません。

日頃から漢字・知識・語彙力などを鍛え、ケアレスミスのないようにしましょう。

社会

試験時間は40分、配点は75点満点です。大問は3問で、地理・歴史・公民分野(時事問題含む)からまんべんなく出題されます。

設問形式は適語記入問題や選択肢問題がありますが、適語記入問題が比較的多い傾向があります。

各分野の用語は正確に覚え、誤字脱字のないようにしましょう。漢字ミスによる失点は避け、得点できる問題はしっかり得点源にする必要があります。

また、資料が多いほか、長いリード文が登場することもあります。資料やリード文から情報を素早く読み取る練習を重ね、情報処理能力を磨いておきましょう。

各分野の基本知識を正確にすることは大前提ですが、単なる暗記では対応できないので、情報処理能力などの実戦的な力を鍛えることが重要です。

さらに、問題数を考えると決して時間的な余裕はありません。普段から時間を意識して問題を解き、テキパキ進める習慣をつけましょう。

また、確実に得点できる問題から得点し、難問や特徴的な問題は後回しにするなど、問題の取捨選択も必要になるでしょう。こうした時間配分の感覚も、過去問演習などからしっかりつかむことが大切です。

理科

社会同様、試験時間は40分、配点は75点満点となります。大問は3問で、4分野からバランスよく出題されます。

設問形式には選択肢問題、適語記入問題、計算問題、記述問題などがあり、多岐に渡ります。いずれの形式の設問にも対応できるよう、普段から問題演習を通じてトレーニングしておきましょう。

苦手な設問があれば徹底して対策し、実力を磨いておく必要があります。

また、思考力や考察力が問われる問題、自然現象や時事テーマを扱った問題なども見られます。過去問演習はもちろん、似た傾向の問題にも多く触れ、演習を重ねてしっかり対策しておきましょう。

さらに、多くの資料やリード文から情報を読み取る情報処理能力も鍛える必要があります。

こちらも社会同様、単なる暗記では対応できない構成になっているので、知識の定着に加えて実戦的な力を高めることを意識しましょう。また、時間配分にも注意し、テキパキ解く習慣をつけることも重要です。

過去問

本郷中学校合格のために必要なこと

本郷中学校の試験問題は、4科目とも傾向が比較的はっきりしています。

例えば、算数は手間・時間のかかる問題に特に注意すること、国語は本文の内容把握を正確にしたうえで選択肢問題などに注意すること、社会と理科は正確な知識と情報処理能力を磨いておくことなど、それぞれの特徴に沿って対策を進めましょう。

いずれの科目も、難問・奇問というより、基礎を正確に活用できるかが問われます。4科目の基礎を幅広くおさえ、苦手分野はなるべく減らし、基礎知識をまんべんなく応用できるよう、実力を磨くことが大切です。

また、本郷中学校のホームページ上に、各入試問題の「作問基本方針」が掲載されています。そちらもきちんと確認し、日頃の勉強に活かしましょう。

こうした点に注意し、傾向に沿った実力を磨いていくことが大切です。

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