暁星中学校の偏差値や学費、合格のために必要なこと

暁星中学校の特色

暁星中学校は東京都千代田区にある中高一貫教育の私立男子校です。

付属の幼稚園や小学校もあるほか、高校からの募集は行われていません。

多くの著名人を輩出している、全国屈指のフランス系カトリックの名門校として有名です。

暁星中学・高等学校ではキリスト教に基づく教育理念のもと、社会の福祉に努めて人々の幸福に貢献する人物を育成することを教育目標としています。

特に語学教育に力を入れており、英語とフランス語の2ヵ国語教育など、受験教育の枠を超えたグローバルな教育方針に特徴があります。

学校の沿革

1888年、カトリック・マリア会の5人の宣教師により創立されました。

1947年に新学制による暁星中学校が設立、1948年には暁星高等学校が発足し、現在に至ります。

学校生活とカリキュラム

1学年4クラスという比較的小規模なクラス編成となります。

中高一貫のカリキュラムのもと、中学校では基礎学力の充実、高校では進路別指導・選択授業など、幅広い授業を展開しています。特に中学校では、科目によっては習熟度別授業や高校の先取り学習も行われます。

週に1時間、宗教の時間があり、聖書の朗読や読解などを行います。

語学では英語とフランス語の2ヵ国語習得を目指し、英語は高校でも習熟度別のクラス編成が継続されます。

高校2年生から文化系と理科系にクラスが分かれ、高校3年生では志望コース別に分かれており、医学部、歯学部に進学を希望する生徒も多いです。

行事と部活動

修学旅行や研修旅行などの各種行事のほか、クラブ活動も体育関係・学芸関係ともに盛んで、各方面でさまざまな実績を残しています。

施設

各校舎・各教室をはじめ、聖堂、講堂、プールなど、充実した施設環境が見られます。

進学先

2020年の大学合格実績(現役)を見ると、東京大学6名、一橋大学3名といった国公立大学のほか、早稲田大学37名、慶應義塾大学32名、上智大学19名といった難関私立大学の合格実績も見られます。

また、医学部には現役で合計65名が合格しています。

学校周辺の環境

  • JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線飯田橋駅から徒歩8分
  • 東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅から徒歩5分

暁星中学校の受験情報

試験日

第1回:2021年2月2日(火)

第2回:2021年2月3日(水)

募集人数

第1回:約65名

第2回:約10名

試験科目と配点

第1回
国語 8:30〜9:20(50分) 100点
算数 9:35〜10:25(50分) 100点
社会 10:40〜11:20(40分) 75点
理科 11:35〜12:15(40分) 75点
第2回
国語 15:10〜16:00(50分) 100点
算数 16:15〜17:05(50分) 100点

暁星中学校の偏差値と倍率

偏差値

暁星中学の偏差値を80偏差値で見ると次の通りです。

第1回 55
第2回 58

倍率

2020年度の実質倍率は次の通りです。

受験者数 合格者数 実質倍率
第1回 191名 89名 約2.14倍
第2回 200名 33名 約6.06倍

暁星中学校の入学後の学費

入学手続きおよび初年度授業に必要な費用は次の通りです。

入学金 300,000円
年間授業料 456,000円
年間維持費 192,000円
年間施設費 100,000円
年間理科実験費 2,000円
その他費用 80,400円
年間合計 1,130,400円

暁星中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点となります。大問は5問で、図形、速さ、割合・比、数の性質などの分野から出題されています。

計算問題や一行問題のような出題はなく、最初から応用問題で出題されます。

全体の問題数は10問程度で比較的少ないですが、その分難易度は高く、50分という時間の中でじっくりと挑むテストとなります。答えを導くためには計算はもちろん、条件整理力や思考力が求められます。

そのため、過去問演習をはじめ、似た傾向の問題に多く触れ、整理力・思考力を鍛えておく必要があります。ただ問題を解いて終わりではなく、なぜその解答になるのか、どのような手順で解答に導いたのか、など、順を追って整理・思考する習慣をつけましょう。

また、日頃から難易度の高い問題に慣れておき、いきなり応用問題から出題されても焦らないメンタル作りが大切です。

まず落ち着き、解ける問題を確実に解いていく、という姿勢を心がけましょう。

試験時間は比較的余裕がありますが、それでも難易度が高い以上は油断できません。過去問演習などを重ね、普段から時間内に解くという習慣もつけておきましょう。

難しい問題に時間をかけすぎた結果、得点できたはずの問題を解く時間がなかった、などの事態にならないよう、時間配分の感覚をしっかりつかんでおく必要があります。

国語

算数同様、試験時間は50分で配点は100点満点となっています。大問は1問で、物語文・小説文などの読解問題が1問という構成です。

読解問題の設問は、記述問題が中心となります。漢字や選択肢問題もいくつか出題されますが、まずは記述対策から徹底しなくてはなりません。

早い段階で記述問題に多く触れ、自分の言葉で過不足なくまとめる習慣を身につけることが重要です。

また、小作文のような記述問題も出題されており、難易度も高くなっています。

試験時間に決して余裕があるわけではないので、長い記述もなるべくスピーディーにこなしていかなければなりません。日頃の記述対策でスピードを意識するほか、過去問演習によって時間配分の感覚をしっかり養いましょう。

また、読解問題の内容は小説や物語が出題される傾向ですので、人物の心情理解や状況判断などを正確に捉える練習をしておきましょう。

文章量はそこまで多くありませんが、とにかく記述が多い以上、読解に時間をかけすぎてはいけません。

速く正確に読解できるよう、問題演習を重ねて実力を磨く必要があります。

社会

試験時間は40分、配点は75点満点です。地理・歴史・公民分野(時事問題含む)からまんべんなく出題され、大問は4問で構成されています。

設問形式は選択肢問題と適語記入問題が中心ですが、問題数が多く、スピードが要求されます。

また、問題のリード文や資料の量も多く、情報を読み取るのに時間がかかりますが、試験時間は40分で短めに設定されています。

時間的な余裕は少なくなるので、日頃から各設問をテキパキ解く習慣をつけること、そして文章・資料などの与えられた情報を速く正確に読み取る力を鍛えておくことを意識し、トレーニングしておきましょう。

また、記述問題の出題も見られるので、こちらも過去問演習などを重ねて対策を進めましょう。

こうした出題傾向は暗記だけでは太刀打ちできませんので、各分野の理解をしっかり深めておく必要があります。

理科

社会と同じく、試験時間は40分、配点は75点満点となります。4分野からまんべんなく出題され、大問は4問となっています。

こちらも社会同様に試験時間が短いため、時間配分には十分注意しなくてはなりません。

選択肢問題などのほか計算問題や記述問題も含まれるので、各形式の設問を速く正確に解き進める力が必要です。

また、リード文や図など、与えられる情報量も多い傾向があります。スピーディーかつ正確に情報を処理することを日頃から意識し、問題演習を重ねて実力を鍛えておかなければなりません。

特に実験問題などは、情報処理能力に加え、思考力が求められる問題も多いです。

単なる知識の暗記で終わらせず、普段から各分野の理解を深め、考察する習慣を身につけておきましょう。

過去問

暁星中学校合格のために必要なこと

暁星中学校の試験問題は、難易度が高い問題や時間のかかる問題など、難関校ならではの出題が目立ちます。

テキパキと情報を処理して解き進めていく力が必要で、時間配分も常に意識しなくてはなりません。まずは各科目の傾向を徹底して分析し、その傾向に合わせて実力をアップしていく必要があります。

算数は応用問題から始まる形式に慣れるほか、整理力・思考力も鍛えておくこと、国語は記述対策を徹底すること、社会と理科は与えられた情報を速く正確に読み取ったうえでテキパキ問題を解き進めることなど、それぞれのポイントを意識した対策が求められます。

総じて情報処理能力や思考力が試されますので、日頃から各科目・各分野の理解を深めたうえで、問題演習を積み重ねて実戦力を磨いていきましょう。

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