学習院中等科を受験するなら知っておきたい偏差値や倍率、合格のために必要な事

学習院中等科の特色

皇族が通う学校としても名高い日本屈指の伝統校、学習院。130年以上の歴史があります。

学習院中学とも呼ばれますが、正式には学習院中等科となります。

高等科もある中高一貫の男子校です。学習院女子中等科とは、入試も校舎も異なり、別学となります。

都心にありながら自然に囲まれた広大な緑豊かな土地と充実した施設が魅力的です。

中等科の正門を入ると、250mトラックの人工芝のグランドが広がっています。悠々とした学生生活が送れるのが、学習院の魅力の1つでしょう。

教育目標は、ひろい視野、たくましい創造力、ゆたかな感受性の実現で、健全で調和のとれた青少年の育成を行っています。面倒見がよく、また規則が厳しい印象です。

1学年は約200名で、1学年は5クラスの編成です。

学校の沿革

1847年、公家の学習所として京都に設立されたのがはじまりです。

1877年に東京に移り、主に華族の子弟のための学校として開校されました。

1947年には宮内省の管轄を離れ、私立の学校となり現在に至ります。

学校生活とカリキュラム

8時30分登校です。50分授業が週34時間あります。

学習院大学までの一貫教育を前提に、学力を向上します。英語や数学はクラスを2つ分けた少人数で授業が行われます。

英語と中学3年の数学は、習熟度別授業も行います。

部活動

運動施設も充実しており、体育系の部活動が盛んです。

硬式庭球部(テニス部)などは強豪校としても知られています。

文化系では、鉄道研究部や演劇部、歴史研究部などもあります。

施設

温水プールのある体育館の他、武道場や野球場、6面のテニスコート、馬場などもあります。グラウンドも2つあります。

学内施設もマルチメディア教室やコンピュータ教室、蔵書数9万を誇る図書室など、とても充実しています。理科室も分野ごと分かれているため、4つあります。

進学先

中等科卒業生の約95%が学習院高等科へと進学します。中等科での学業成績や出席日数などが基準となりますが、例年ごく数名が高等科への推薦基準に達さない場合があります。

学習院高等科の平成30年大学進路実績は、卒業生197名中、95名が学習院大学へと推薦で進学しました。他には慶応23名、早稲田24名、上智18名など難関校に合格しています。

学校周辺の環境

  • JR山手線目白駅から徒歩5分
  • 地下鉄副都心線雑司が谷駅から徒歩5分

学習院大学に隣接していて、都心とは思えない落ち着いた環境です。

学習院中等科の受験情報

試験日

  • 第1回:2019年2月2日(土)
  • 第2回:2019年2月3日(日)

募集人数

  • 第1回:約65名
  • 第2回:約60名

試験科目

  • 国語:50分(100点)
  • 算数:50分(100点)
  • 理科:40分(80点)
  • 社会:40分(80点)

学習院中等科の偏差値と倍率

偏差値

学習院中等科の偏差値を80偏差値で見ると次の通りです。

第1回 55
第2回 56

倍率

2018年度の実質倍率は次の通りです。

第1回 第2回
受験者数 345名 299名
合格者数 148名 61名
実質倍率 約2.3倍 約4.9倍

学習院中等科の入学後の学費

入学手続きおよび初年度授業に必要な費用は次の通りです。

入学金 300,000円
施設費 272,000円
年間授業料 658,000円
諸会費 12,300円
積立金等 167,000円
初年度納入金合計 1,409,300円

上記のほか、制服代、行事費などが必要となります。

学習院中等科の入試問題と対策

算数

大問1に計算、大問2に一行問題が出る傾向です。その後応用問題へと続きます。

大問は全部でおよそ6つ程度です。

応用問題は途中式の記入を求められる問題もありますので、しっかり記入して部分点を逃さないようにしましょう。普段から途中式を書くように心掛けてください。

内容としては数の性質や図形、比と割合、速さなどがよく出題される傾向です。

国語

大問2題で構成されています。小説文、物語文や説明文、論説文がよく出題される傾向です。

選択問題や穴埋めの他、記述も短いものから比較的長いものまで、多く出題されます。

字数制限がない場合もあります。

漢字の書き取りも例年7問~10問と多くでますので、しっかり点数が取れるようにしておきましょう。難易度はそれほど高くありません。

理科

難易度も標準的で選択問題が中心ですが、大問が7題あり量が多めですのでスピードも求められます。

過去問などで時間配分ができるように対策しておきましょう。記述や作図、計算問題も出題されます。

社会

大問は3~4題の傾向です。

地理、歴史、公民の分野からバランスよく出題され、時事問題も取り上げられます。

地理では都市・川・山・山脈・湖の名称は確実に覚えておきます。基本的な問題が中心ですが、漢字での解答が指定される問題もありますので、頻出用語は漢字で書けるようにしておきましょう。

過去問

学習院中等科合格のために必要なこと

学習院中等科のHPには、出題傾向が掲載されています。大変貴重な情報ですのでしっかり読んで対策しておきましょう。

特に国語と社会では、日頃からニュースや新聞などを読み、最近の話題を理解し、見聞を広めておくことを重要視しています。

全体的に難易度は高くありませんので、高得点での勝負となる傾向です。

基礎的な問題を落とさないように、基本をしっかり身につけておくことが大切です。

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