自由研究の失敗談!おすすめしない自由研究15選

夏休の宿題で大人も頭を悩ませるのが自由研究。なかなか小学生の子供だけでは進めることが出来ないのが自由研究です。

巷ではおすすめ自由研究などが紹介されていますが、でもどんなテーマを選んでいいか悩んでしまいますよね。

失敗を知ることで良い自由研究が選べるはず!

という事で、今回は「おすすめ」ではなく、「おすすめしない」、自由研究の失敗談について集めてみました。

クスッと笑ってしまうような失敗ばかりです。ぜひテーマ選びの参考(?)にしてください!

紙ねんどで工作

学校からもらったプリントに、貯金箱つくりというテーマがあったためチャレンジしました。

子どもは最初に自分の作りたい貯金箱をイメージして、それから空き缶に紙ねんどを貼り付けて作り始めました。

ですが思ったように作れない上、紙ねんどはそれほど強度がないため、途中で壊れてしまうこともあります。

なんとか頑張って色塗りまで済ませましたが、出来上がりはとても提出できるようなできばえではありません。

まだ低学年では自分のイメージを形にするのは難しいですし、親がかなり協力しないことには完成させることはできません。

全くゼロのところから作り上げるものよりも、ある程度形があるもの、あるいは完成品に色付けだけをする程度の工作ではないなと提出できるほどの作品を作ることはできそうにはありません。

-小学1年生 母

ミニトマトの観察日記

私が失敗だったと思うのは「ミニトマトの観察日記」の自由研究です。

そもそも植物系を育てるのが苦手な私達家族(プランターで育てる植物はもちろん、買ってきた観葉植物もすぐに枯らしてしまいます)。

でも、たまたま5月ごろにミニトマトを育て始めていたので、子供が「このトマトの観察をしたい」と言ったのです。一抹の不安を感じましたが、やりたいというのでとりあえずやらせました。

ミニトマトの成長は最初は順調だったのですが、途中からかなり悪天候が続き、仕方なく室内に入れていたら結局枯れてしまいました。

しかも、風も必要かなと窓を開けたとたんに強風が吹いて、茎が曲がってしまいました(涙)。結局それが原因で枯れてしまったわけですが。

しかも、なんだかんだで親がこまめに見てやらないといけないのが大変です。

日当たりを確認して位置の調整とか水やりとか…。

私個人的には植物系の自由研究は、もう二度とやって欲しくないですね。

-小学2年生 母

食品の保存状態によるカビの増殖

今は一年中、危険性がある食中毒について子どもと一緒に調べました。

冷蔵庫内、リビング、ベランダ、浴室に、牛乳、ヨーグルト、プリン、ハンバーグ、カレー、ミートソーススパゲッティ、卵焼き、海老フライ、唐揚げ、鯖の味噌煮を置いて、カビが生えてくる時期、様子などを写真を撮って記録していました。

真夏日が続いた年で、ベランダは2日目には、もう食べられる状態ではなく、洗濯物を干す時に目に入るので、ちょっと厳しいなと感じて、浴室も3日目には、似たような状態になりました。

リビングは、在宅している時はエアコンはつけていますが、半日くらい出掛けた4日目からカビが急激に増えてきて、ひどい悪臭がするようになりました。

1週間は経過を観察するつもりでしたが、子供と話し合い、あえなく中止しました。

夏場は、冷蔵庫に保存するしかないことは、ハッキリわかりました。

-小学3年生 母

キャラクターの太巻きづくり

とても大変でした。子供からやりたいと言われた時は面白いアイディアで応援したいと思いましたが、いざやってみると他のにしてもらえば良かったかもと思いました。

子供が作り方を考えて、それを一緒に試作していくのですが全然うまくいかないんです。何度作ってもキャラクターには見えない。

でもどんなに失敗しても勿体無いので食べて食べて、毎日太巻き三昧でした。

私が教えてしまえばもっと早く終わるのですが、子供の宿題に親が口を出す訳にもいかず見守るしか出来ないのも焦れったかったです。

また子供の選んだキャラクターがとても複雑で、何度ももっと簡単なのにしようよとお願いしましたが聞いてもらえず。

最終的には顔だけってことで落ち着きどうにか完成しましたが来年は違うテーマにしようねと念をおしました。

-小学5年生 母

絵日記

最初は家族や友達との思い出が形となって残るのでいい研究だなと思いました。

子供も最初は楽しそうに丁寧な絵や、文章を書いていたのですが、やはり毎日は続かず、夏休みが残り3日しかないのに、半月以上日記を書いていない日がある状態で泣きついてきました。

仕方がないので、一緒に日にちを遡ってその日に何があったかを思い出し、文章も私が作りました。

しかしここで困ったのが、絵です。

書くべき絵が決まっても、親が書くと絵の質であったりが違ってきて絶対にばれてしまうので子供が書くしかありません。

しかも、絵は書くのに時間がかかるため、残り3日というのもかなりきつかったです。

親が手伝うにしても、大人の力でもすぐに完成しないものはお勧めできないなと思います。

-小学5年生 母

金魚の観察

金魚の観察を行って、失敗したことにつきましては、特に毎日観察をしていても変化がなくただ金魚の動きを見ているだけで、記録を読み返しても何ら変化がないため、ただの日記となってしまっているのです。

また、餌などを与えた時でも毎日同じような行動をしているので自由研究の内容がいつも同じようなことばかり書いてあるので、あまり意味がないと感じました。

金魚の観察については、大きな変化がないためあまりオススメできないのです。

この失敗を受け感じた事は、金魚の生まれたての金魚を観察してもただ大きさだけが変化するだけなのです。

親としてはもっと変化があるものを自由研究として行えばよかったと思ってしまいました。

-小学3年生 父

宇宙についての自由研究

小学生なので、難しい横文字や言葉がたくさん出てきて結構苦戦すると思います。

また、手伝っている私自身もわからないことが多いので結構な時間と労力を要しました。

それに、まだまだ解明されていないことが多くて調べてもいくつかの説があり、どれをまとめればいいのか判断に困ります。

内容が難しいこと以外では、非常に幅広い分野であるのでどの項目に絞って自由研究するかが大切だと思います。

例えば、ブラックホールについてや、惑星についてなどです。宇宙についての自由研究と、非常にざっくりした切れ込みで始めてしまい、少しづついろいろなことを自由研究にまとめた結果、まとまりがなく、とりとめのない感じに仕上がってしまったのが失敗の原因だったと思います。

-小学4年生 父

野菜を育てる

息子の自由研究を手伝ってあれは失敗おすすめできないと思ったのが、野菜を育てることです。

息子が野菜が好きで野菜を自分で育ててみたいことから自由研究のテーマになったのですが、いくら野菜を育ててみても芽が全く出てきませんでした。

野菜を育てるというのは親息子と共にこの時が始めてでしたので、恥ずかしいことながら全く知恵などありません。

明日は芽が出てくれる筈と思いながらも全く出てこなく、ただ時間だけが過ぎて行き夏休み終盤になってようやく少し芽が出た状態になりました。

全く野菜の観察ができませんでした。

従って、この自由研究は時間が必要で野菜の育て方に詳しい人じゃなければおすすめできないと思いましたね。

キッチンで料理をする小学生

-小学3年生 父

オタマジャクシがカエルになるまで

キャンプに行った時に川でオタマジャクシを捕まえてきて、カエルになるまでを記録するという自由研究をしていました。

1匹だけではなく10匹近く捕まえて帰ってきたのですが、やはり環境が違いすぎたのかカエルになるまでに全滅してしまいました。

川のように冷たい水温を保つことができなかったので、自宅まで持って帰る間の数時間の間にも弱ってしまっていたのかも知れません。

2週間近く生きていたオタマジャクシもいて、後ろ足が生えてきたものもいましたが、カエルになる前に死んでしまいました。

カエルになるまで記録することで完成だと思っていた子供はとてもガッカリしていましたし、観察に日を費やしていたので他のテーマに変えることも出来ず・・・。

オタマジャクシの成長記録は中途半端でなんだか悲しい結果に終わってしまいました。

-小学3年生 母

高山植物の研究

子供が小学1年生のときに自由研究を何にしようか悩んでいました。

そして義父の勧めで高山植物の研究をテーマに自由研究をしたら?と提案してもらったのです。

子供は、植物が好きだったので見たことのない高山植物に興味がわき調べることにしました。

私の住んでいるところは、富山県で立山があり、そちらを家族みんなで登りました。

最初は、山登りの経験がほとんど無いので楽しく登っていました。

高山植物があると写真に収めて観察していました。

しかし、山登りは小学生には大変過酷で、途中からは高山植物を見る余裕はほとんど無くなってしまいました。

結局山登りを終えて、家に帰ってみると写真は数枚のみで、植物を観察したこともあまりの疲れでほとんど覚えて無く自由研究にならず、ほかのテーマに変えてしまいました。

-小学1年生 母

ゴミがどこに運ばれてどう処分されているか

ちょうど、燃えるゴミの清掃工場の親子見学ツアーが、新聞社の企画であったので、そこで資料をもらって写真を撮ってくればいいか。と安易に考えて参加しました。

しかし、ゴミの種類はたくさんあり、子供がそのすべてについて調べないと自由研究にならない!と言い始め、興味を持つことはいいことだと思いながらも、古紙・金属・ビンを処理する各リサイクルセンターに見学のお願いをして日程を調整して回りました。

そこでまた「傘はどうやって捨てられてるの?」という、疑問をもち、粗大ごみの分解・分別を作業しているところと、最終的な埋め立て処分場にまで見学に行くことになりました。

正直、夏の暑い時期のゴミ処理場めぐりは、とても辛かったです。

平日は仕事をして、休日ごとに遠い山の上や海の方まで、運転していくのも大変でした。

もし、熱心に興味を持ちそうだったら、こうなることを覚悟して手伝ってあげてください。

-小学5年生 母

昆虫採集

虫眼鏡で花を観察する子供

虫好きの方や、昆虫採集をやったことがある大人が手伝うのであれば問題はないと思います。

私の場合にはそもそも昆虫採集をしたことがなく、子供も小さかったことから問題があったのだと思います。

虫を捕まえるのにも時間がかかり、子供が虫で遊んでしまいとんでもない有様になりました。

結局これでは完成しないだろうと、途中で諦めることになりました。

昆虫採集の目的をしっかり理解している高学年の子供が自力で行ったり父親など経験者に手伝ってもらうなら向いていると思います。

虫を捕まえるだけなら短期間で終わると考えたこともあり子供もやりたがっていたので選択しましたが、女性が手伝うのであれば他のテーマを選ぶ方が良いと思います。

-小学2年生 母

アサガオの観察

学校からアサガオを持って帰ってきましたが、特にそれに関する宿題が出なかったので、その成長記録を付けることを自由研究とさせました。

私も気を付けて見ててあげればよかったのですが、割と早い時期に枯らしてしまいました。

枯れてからも頑張って水をあげたものの、時すでに遅く、再起不能となりました。

それで提出したものは、枯れている絵を描いたもの、枯れてからも水をあげ続けたことを書きました。

中には、種が入っているものがあったので、いくつあったのかなどを書かせました。

やはり、毎日観察したり、お世話したりしなければならないもの、枯れてしまうものというのはおすすめできないです。

もっと短期間で終わるものにすれば良かったと思っています。

-小学1年生 母

駅ホームの立ち食いうどん屋の味はどこで変わるのか

JR名古屋駅を出発し、東西の大きな駅へ行き、うどんのつゆの色がどこで変わるのかを研究しました。

研究内容としてはかなり興味深い結果をえられたと思いますし、先生からの評判も上々でしたが、それでもおすすめしない理由としましては、何より移動がとてつもなく長く、小学生のみでこなすことは難しかったこと、またそれなりにお金がかかったことが挙げられます。

また、必然的に毎回お店でおうどんを注文をすることになるのですが、それがどうしても食べきれなくなってくることもおすすめしない大きな理由の1つです。

お残しをしてしまうのは心苦しいですし、食育という観点でもよろしくないと思われます。

このテーマをこなすのであれば、大人を含む複数人で臨むのが必須と言えます。

-小学6年生 父

シミ汚れの特性と落とし方

タオルを小さく切り、ケチャップ、醤油、ペン、泥の汚れをそれぞれつけて、水洗い、固形石鹸、洗濯洗剤で洗う研究をしました。

イメージとしては、この汚れはこういう特性があるから、この落とし方が適切・不適切という結論がでることでした。

同条件の元で行うべき研究でしたが、実際は夏場だったので水温に差が出たり、洗う回数が正確でなかったりと、条件が不揃いになってしまいました。

そのあたりを考慮できておらず、あまり違いがわからない結果になってしまいました。

研究結果としては残念ながら目をひくものではなかったです。

さらに今の洗濯洗剤は、どのような汚れに対しても強い洗浄力を持つものが増えてきているので、ますます研究する意味というのはないだろうと思ってしまいました。

-小学3年生 母

まとめ

いかがでしたか?

観察のように変化がないもの、時間が掛かるものはおすすめではないのかもしれませんね!

失敗事例を参考に今年の夏休みこそ(?)は自由研究を成功させてくださいね!