変わる小学校の英語教育!これからの変化と塾・家庭での学習方法

小学校の英語教育

平成30年度から始まる英語教育改革により、小学生の英語教育が学校にて本格化していきます。

今までは3年生のときにローマ字を少し学習する程度でしたが、来年からは中学生で習う英文法を少しずつ取り入れていくそうです。それも、東京オリンピックに向けて、日本人が少しでも英語を話せるように、とのことだそうです。

では、家庭学習ではどのように意識していくべきか、述べていきたいと思います。

今までの小学校の英語教育とこれからの変化

今までの小学校の英語教育

これまでの英語学習は、主に中学生になってからでした。小学生のときはローマ字を学習しますが、それは3年生のときの一時のものなので高学年になると忘れてしまう子供は多くいます。

中学1年生の最初の中間テストでは、アルファベット、ローマ字、簡単な単語、学校によっては簡単な文法(自己紹介程度)となり、平均点も70点代後半~80点代と高くなっています。

英語のスタートが中1のアルファベットからであるため、「きちんと復習していれば英語は大丈夫だろう」と安易に考える家庭も多く、習い事として英語を習っていようがいまいが、最初は満点近くとれたものです。

しかし、このアルファベットで躓き、中3になるにつれて苦労をする子供もいます。

塾では、入会した中学3年生がローマ字から受験勉強することも珍しくなく、そういう点から、英語でも英会話でも小さい頃から慣らしておくことが必要だと感じます。

では、再来年以降も今までと同じ感覚でいいのかと言うと勿論そうではありません。

平成30年以降の小学校での英語教育

アルファベットやローマ字などは小学3・4年生で学び、現在中学1年生が学習している文法を小学5・6年生が学んでいくことになります。

そして、中学1年生のときには中2文法、中学2年生のときには中3文法…と前倒して授業を行うようになり、高校生になったときには英語で討論できるレベルまでもっていくのが目標だそうです。

そうなると、もし英語に苦手意識をもち躓いてしまったら、下手したら小学3年生にまで溯って学習しなければ点数に繋がらない、なんてことも出てくるでしょう。

これまで以上に、常日頃から英語を意識しておく必要があるのです。

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小学生の英語の塾通いについて

小学生が塾に通うとき、これまでは算数が中心でした。

英語の指導もありましたが、あくまでも〝おまけ″でがっつり指導ということはなく、小学生のうちは英会話でという家庭もありました。

これからは、小学生英語が本格化されるため、中学、高校で余裕をもって英語を学習するために、小学生のうちから英語を塾で学習する家庭が増えていくと予想されます。

ここで注意しておきたいのが、「塾での英語」と「英会話」の違いです。

子供の目標に応じて習わなければ、思ったより成果が出ない、ということになってしまいます。まずは2つの違いから見ておきましょう。

塾で学習する英語とは

筆記による英文法の学習です。集団塾では様々な学校の生徒が集まるため、実力対策として授業が進みます。一方個別塾では、生徒の目的に合わせて授業がされるため、学校の内容に合わせての指導や、躓いた単元からの指導となります。

英会話とは

文字通り、コミュニケーションを主体とした会話の授業です。細かな文法指導は行われません。しかし、外国人講師であることもあるので、リスニング力や発言力は鍛えられます。

これらのことから、「塾での英語」は学校で点数をとる、あるいは受験の対策として習うのが良いでしょう。

「英会話」は、英語検定での面接対策や、リスニング対策として習うのが良いでしょう。

間違っても、英会話を習って学校の授業の文法対策に直結するとは思ってはいけません。塾で英語を学習したからといって、流暢な英語が話せると思ってはいけません。

今の子供の能力を見て、何が欠けているかで判断しましょう。

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これからの英語教育に向けての家庭での学習法

塾や英会話を習わず、家庭学習のみで英語を勉強する場合は、日頃の学習習慣と、物事を継続させる力が必要となります。

学校から出される宿題は勿論、それとは別に英語の教材(市販及び通信)を使用するのが良いでしょう。

小学低学年のうちは、アルファベットとローマ字を毎日練習し、余裕があればお母さんが傍につきながら予習をしても良いと思います。

1人で勉強を続けていると、「今学校で習っていること」を中心に学習するので、過去に学習したものを次々に忘れてしまうことが懸念されます。

実際問題として、今習っていることはわかっていても、過去に習ったことはボロボロであることもよくあります。

それを防ぐため、時々親子で単元を溯りチェックしていくことも必要となります。

学校からの宿題は必要最低限のものとし、それ以外の部分を自分でどのように勉強するかが、今後の課題といえるでしょう。

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