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2017-05-08

直接話法と間接話法!違いとポイントを例文で詳しく解説

間接話法・直接話法というものを聞いたことはありますか?

これらの話法は、人が言った言葉を周りの人に伝える意味があります。

「お母さんが「帰ったら早く宿題しなさい!」って言うんだよ。」
「お父さんが帰りにアイス買ってきてって言ってたよ。」

このように、他の人の言葉を相手に伝えるシーンは日本語でも多く見られますよね。

英語において、誰かから聞いたことを言い伝える時に使うのが、間接話法・直接話法といった文法になるのです。

そこで、今回は間接話法について解説をしたいと思います。併せて、直接話法との違いや、間接話法の時制の一致についても解説するので、是非参考にしてください。

間接話法と直接話法の違い

間接話法は、対象の人が言った言葉を自分の言葉に言い直す話法です。

直接話法が、対象の人が言った言葉をそのまま他の人に伝える用法であり、間接話法は自分の言葉に言い換える用法です。

そのため、間接話法と直接話法はそれぞれ使い方が異なっていきます。

間接話法の場合

間接話法を用いる時には、thatやif、whetherなどの接続詞を使う必要があります。

例えば、「彼は先生になりたいと言っていた。」という場合では、

He told me that he wanted to be a teacher.

という文になります。

Thatやifが接続詞の役割となり、接続詞以下が対象の人が言っていたことを自分で言い換えた文章になります。

直接話法の場合

直接話法の場合は、対象の人が言ったことをそのまま伝える話法なので、引用符と呼ばれる””の記号が使われます。直接話法で用いる場合は、日本語で言う「」と同じものだと思うと使いやすいですよ。

例えば、「お母さんが「早く帰って宿題しなさい!」って言うの。」という場合であれば、

My mother says, “You have to go home quickly and do your homework!.”

という文になります。

この時のポイントは、引用符を用いた文章を入れる前に、「,」(カンマ)をつけることが正しい方法です。忘れやすいので注意しましょう。

直接話法の人称はそのまま

直接話法は、人が言った言葉をそのまま引用するということになるので、人称代名詞が変わることはありません。

上の文章では、「家に早く帰って宿題をするように」と言ったのは母親ですが、この話をしている人物は宿題をするように言った母親の娘です。

母親から娘に対しての言葉は2人称であるyouになります。

母親のいった言葉をそのまま引用しているので、引用符以降の文章のYouは話し手である母親の娘、つまり1人称であるIに変える必要はありません。

間接話法の人称が変わる!

その一方で、間接話法は対象の人が言った言葉を自分の言葉に変えるので、人称代名詞を変える必要があります。

直接話法で紹介した例文で例えると、宿題をやるように言った母親の娘が話し手になっているので、母親が言った言葉を娘の言葉で言い換える必要があります。

つまり、

My mother says that I have to go home quickly and do my homework.
→My mother says, “You have to go home quickly and do your homework!.”

となります。

この場合、that以下は自分の言葉に言い換えると直接話法ではyouだったの間接話法になるとIになります。

母親の台詞を言い換えているのはその台詞を言われた娘自身になるので、間接話法ではyouではなくIに変わるのです。

間接話法と直接話法で書いた例文

ここで、同じ意味の文章を間接話法と直接話法で書いた例文をいくつか紹介します。どのように人称代名詞が異なるのかチェックしてみてください。

He told me, “I need to study more.”
He told me that he needed to study more.

My friend says, “I want you to help my homework.”
My friend says that she wants me to help her homework.

My father always tells me, “You should go to the university for your future.”
My father always tells me that I should go to the university for my future.

間接話法の時制

次に、間接話法で最も間違えやすい「時制の一致」について解説します。英語には、日本語にないルールで「時制の一致」というものがあります。

この時制の一致は、過去を用いた場合のみ適用されるルールなので、覚えればすぐにミスを防ぐことができるでしょう。

なお、直接話法では時制の一致について考慮する必要はありません。

時制の一致とは

時制の一致は、

「文章のメインになる主節の時制が過去の場合は、他もすべて過去で揃えなければいけない」

というルールです。

時制の一致の訳し方

I told her that I needed to get a new textbook.

この文章をどのように和訳しますか?

きっと、「私は彼女に私が新しい教科書を手に入れる必要があったと伝えた。」と訳したくなると思います。つまり、新しい教科書が必要だったのは過去の話で、それを彼女に伝えたという意味に捉えることができます。

「私は彼女に、新しい教科書を手に入れる必要があるということを伝えた。」

と訳すことができるのです。

この訳通りに英文を作成すると、

I told her that I need to get a new textbook.

という文になりますが、この文章は間違いなのです。

「私は彼女に言った」という主節が過去形なのに、接続詞以下が現在形なのがわかりますか?主節が過去の場合は、その他の時制もすべて過去になるのが時制の一致のルールです。

日本語で考えると少し違和感がしますが、このルールをしっかりと覚えれば、間接話法の時制を間違えることはないでしょう。

参考リンク:時制の一致はこれで完璧!絶対に分かる例文と解説

まとめ

最後に間接話法のまとめです。

  1. 間接話法は、人が言った言葉を自分の言葉に言い換えて伝える方法である
  2. 間接話法に用いるのはthat, if, whetherなどの接続詞である
  3. 間接話法を用いた文の主節が過去の場合は、その他も全て過去に時制を揃える

以上となります。

間接話法は、他の人が言っていたことを伝えるときにとても役に立つ文法です。

しかし、時制の一致を忘れてしまい、上手く使いこなせない生徒さんが多いのも事実です。時制の一致はルールさえ覚えてしまえばすぐに使うことができます。

以上のポイントをしっかり押さえて間接話法をマスターしましょう!

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