小学校受験当日のこどもの服装と持ち物

小学校受験の服装

小学校受験当日のお子さんの服装の基本は紺色のデザインのものですが、男の子と女の子、着替えの有無などで揃えるべきアイテムも変わってきます。

そこで今回は見落としがちなポイントに焦点を当てつつ、小学校受験当日のお子さんの服装についてご紹介したいと思います。

小学校受験のアイテム何を揃えるもの?

受験当日に着るお受験着は、模試や願書提出時に必要な証明写真でも使う機会のあるもの。

本番当日に初めて手を通すよりは、何度か来てみて着心地なども確かめておきたいですよね。

とはいえ、あまりに早めの準備をすると本番当日までに予想外に成長してしまうことも。

そこでどんなに早く準備するにしても試験を受ける年の4月以降の準備で構わないと思います。

それでは、受験に必要なアイテムとは何でしょうか。一覧にしてまとめてみました。

小学校受験に必要なアイテム

  • スーツ、アンサンブルなど
  • 下着、靴下
  • 靴(ローファーかワンストラップシューズ)
  • レッスンバッグ
  • ハンカチ、ティッシュ
  • シューズケース
  • コート
  • レインコート、長靴、傘(雨天時)
  • 室内履き
  • シューズケース
  • 体操着、風呂敷(着替えのある学校のみ)
  • 筆記用具(受験校の指示する内容のもの)
  • ランチセット(お弁当のある学校のみ)

小学校受験のアイテムはどこで買えばいい?

ではこれらのものをどこで準備すればいいのか気になるところですが、お受験はとにかく費用がかかるものですので、小学校受験に詳しい百貨店を利用しながら、ネット通販を賢く利用するというのがお勧めです。

百貨店では近隣の国立・私立小学校の受験事情に詳しい専門の販売員の方にアドバイスをいただくことができますので、幼児教室を利用されていない方などは特に一度お子さんと一緒に足を運んでみるといいと思います。

なお、ブランドである必要はないと思いますが、ファミリア、ミルフィーユ、ミキハウスが人気です。

受験用に揃えたものは学校によっては入学後も長く使用することができるものもあると思いますので、入学後のことも視野に入れてしっかりした作りのものを選ばれるといいかもしれませんね。

小学校受験当日の服装

男の子はスーツとシャツ、女の子はアンサンブルにブラウスまたは単品のジャンパースカートにブラウス、ボレロが基本の服装となります。

着替えのある学校の場合、着脱のしやすいものが好ましいので、場合によってはジャンパースカートではなくシャツとスカートを選ぶのもはいいかもしれません。

なお、女の子のスカート丈は座ったときに膝が隠れる程度の丈、また下着の上にオーバーパンツを履くことを忘れないようにしましょう。

受験に運動考査がある場合

運動考査で着替えが必要な学校の場合、男の子はポロシャツにベスト、ズボン、女の子はポロシャツにベスト、キュロットスカートが一般的な服装となります。

脱いだ服は無地の控えめの色の風呂敷に包む場合が多いので、着替えが必要な学校を受験する場合、早い段階から風呂敷に包む練習もしておきましょう。

小学校受験当日の身だしなみ

男の子は短く清潔な髪型を心がけ、女の子は髪が顔にかからないようできれば前髪も束ね、二つ結びかおさげにします。

紺色のピンなどで前髪を止めるのも構わないのですが、外れやすさなどを考えるとできれば使用しないのが望ましいといえます。

爪は爪先の白い部分が見えない程度に切り揃え、白いハンカチ、紺色のティッシュケースカバーに包んだポケットティッュを身につけておきましょう。

もしものときに備える

お受験の用意をしていて見落としがちなのが雨の日や肌寒い日のこと。

入学試験考査は試験当日に校門をくぐったときから始まっているので、傘などもキャラクターものや派手な色のものではなく、紺色の無地のものを準備しておく必要があります。

もちろん、ご両親の傘もビニール傘ではなく、無地の地味な色のものを準備しておいてください。

また、小学校の入試試験は10月から11月がピークです。

この時期の東京の平均気温を例にとってみると、10月が17.5度、11月が12.1度と比較的肌寒い時期であり、また、観測史上の最低気温は10月が14.2度、11月が8.3度となっており、体感としては10度を下回ると防寒着の着用が必要と思われます。

そこで試験日が11月の場合、事前にダークカラーの無地のコートを準備しておくのが望ましいでしょう。

筆記用具類の準備について

筆記用具については入試要綱に記載されている内容のものを持参すれば十分ですが、キャラクターものや派手なものを控え、記名を忘れないようにしましょう。

鉛筆や色鉛筆などは、すでに幼児教室などで使用しているものがあれば改めて新調する必要はありませんが、鉛筆削りなどできちんと削り丁寧に使っている印象が与えられるよう準備しておきましょう。