子供の孤食が増えている!孤食がもたらす問題や影響

一人でご飯を食べる子供

みなさんは、「孤食」という言葉をご存知でしょうか。

なんとなく聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。

最近では、この「孤食」が子どもにさまざまな影響を及ぼすとして問題視されています。

では一体、どのような影響があるのでしょうか。今回はこの「孤食」についてお話させて頂きたいと思います。

孤食に隠されている意味

孤食とは「1人の食事」という意味です。

大人になると、1人での食事が好きという人も、1人で食事することの何が問題なの?と思う方もいるかもしれません。

しかし、「孤食」が持つ「1人の食事」というのは、「自分の意志ではない」という意味が隠されています。

「自らの意志で1人で食事するのではない」、「好きで1人で食事をしている訳ではない」ということが、孤食の問題に繋がっています。

孤食がもたらす問題や子供への影響

孤食は、子どもの心身に影響を及ぼす可能性があるといわれています。

1人で食事をすると、誰ともコミュニケーションを図ることができないので、「つまらない」「楽しくない」「さみしい」など負の感情を抱えながら食事をすることも多くなってしまいます。

このような状況は子どもの心の発育に良くないですよね。

孤食をしている子どもは、普段の生活で疲れやすかったり、イライラしやすいというデータもあるようです。

さらに、コミュニケーションをとりながらの食事ではないため、早食いになってしまったり、好きなものばかりを食べて栄養が偏ってしまったり、好き嫌いが多くなるなどの影響も出やすくなるといわれています。

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なぜ孤食が増えているの?孤食の原因とされること

孤食の原因は、主に以下のようなことが挙げられます。

核家族化が進んでいる

おじいちゃんやおばあちゃんと同居しているなど、2世帯や3世帯で暮らしている家庭が多かった頃は、1人で食事をするというのはあまりなかったと考えられます。

しかし、現代では核家族化が進んでいるため、親が仕事で不在となると、子どもは1人で食事をしなければいけなくなる状況になってしまいます。

共働き家庭の増加

核家族化の進行に加え、最近では共働きの家庭も増えてきているといわれています。

仕事をしていると、残業をしなければいけなくなったり、急に仕事が入ることもありますよね。

仕事の帰りが遅くなってしまうと、なかなか子どもと一緒に食事をすることができないということも多くなってしまいます。

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子供だけの食事が必要になってしまったら!子供にフォローすべき2つのこと

家族で食事を囲む

子どもにとって孤食はできるだけ避けたいものですが、どうしても孤食をしなければならないときは、どうしたら良いのでしょうか。

家族団欒の時間を作ろう

孤食の解決策としては、子どもが1人で食事をしなくても良い環境をつくることがベストですが、仕事の都合などで、どうしても1人で食事させることになってしまう場合もあるかと思います。

その場合は、子どもにその旨をしっかりと説明をし、休日は家族みんなで食事をしたりお出かけしたりなど、家族みんなで楽しく過ごせる時間をつくるようにしましょう。

子どもの年齢が小さいと、「説明してもわからないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それでも、なぜ仕事にいかなければならないのか、なぜ一緒にご飯が食べられないのか説明することは大切です。

年齢が小さい子どもでも、子どもなりに理解し、自分のことを考えてくれているということは伝わります。

また、「今日は一緒にご飯は食べられないけど、明日は一緒に食べようね。」など、声かけをすることで、安心感を与えることが出来ます。

そして、休日に家族で出かけたり、一緒に食事をしたりなど、家族みんなで楽しい時間を過ごすことで、子どもの心も明るくなりますし、心の発達にも繋がります。

一緒に食事が取れる時には子供と話をたくさんしよう

食事の時間は、子どもとコミュニケーションをとることができる最適な時間です。

おいしいご飯を食べながら、学校での出来事を聞いたり、お友達と何をして遊んだのかを教えてもらったりなど、いろいろな話ができますよね。

しかし、孤食になると、そのコミュニケーションの時間が減ることになるので、より子どもとコミュニケーションをとることが大切になります。

「今日はどんなことを勉強したの?」「今日の給食は何だった?」など、たくさん話しかけて、コミュニケーションをとるようにしましょう。

そうすることで、子どもが少しでも孤独に思うことを少なくしたり、子どもの様子を知ることで、パパやママも少しでも安心できると思います。

子どもが孤食になる理由は各家庭それぞれですし、事情もそれぞれあると思います。

子どもにとってどのような対策が良いのか、各家庭でできることを、できる範囲で考えていきましょう。

食事は体だけではなく心の栄養にもなっている

子どもは、私たち大人が思っているより、いろいろなことを感じています。

そして、「寂しい」と思っていても、なかなか口に出せなかったり、気を遣って無理をしてしまう子どももいます。

「何も言わないから大丈夫」「うちの子は強いから大丈夫」ではなく、子どもとのコミュニケーションを大切にし、子どもが思っていることを素直に言えるような環境をつくったり、子どもの様子をしっかり見ていくことが大切です。

食事は体のためだけに摂るものではなく、みんなで楽しく食事をすることは心の栄養になるということを忘れずに、毎日の食事を大切にしていきましょう。

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