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2016-09-15

体力がない子供が増えている!子どもの体力向上のため必要な3つのこと

体力のない子供が増えている

文部科学省が昭和39年から行っている「体力・運動能力調査」によると、子どもの体力・運動能力は、一時期向上傾向があったものの、昭和60年ごろから現在まで低下傾向が続いているそうです。

また特徴的なのは、部活やスポーツクラブなどのスポーツをしている子どもの体力は向上しているのに対し、まったく運動をしていない子どもの体力が低下していることです。

昔は家の前で遊んだり、空き地や公園、放課後の学校で自由に遊べていましたが、近年では決められた場所ではないとキャッチボールやサッカーなどができないなど、子どもたちが体を動かす場所がないことも体力低下の原因の一つだと思います。

また、共働き世帯が多く日頃なかなか子どもと体を動かすような遊びができない、塾や習い事で皆で遊ぶ時間がないなどの原因も考えられます。

では、現代において子どもの体力を向上させるためには、どうしたらよいのでしょうか?運動させてくれるようなスポーツクラブに入れなくてもできる体力向上の方法があります!

体力を向上させるために必要な3つのこと

まず、「体力がある=力がある」ではありません。体力がある子どもとは、病気に負けない健康な体を持ち、健康的な活動ができる子どもだと思います。その健康的な体を作るためには、以下の3つが必要です。

  1. 栄養バランスがとれた食事
  2. 適度な運動
  3. 十分な睡眠

栄養バランスのとれた食事を取らずに、運動を続けていると筋肉を動かすために必要な栄養素が足りず、疲れてしまったり、ケガの元になることもあります。また、睡眠が十分ではなければ体力を回復することができず、翌日に疲れを残してしまうことも考えられます。

反対に食事が十分であっても、適度な運動がなければ摂取したエネルギーを活用することができず、余ったエネルギーが蓄積されると肥満になる可能性もあります。

自転車でも、力を加えなければ進むことができません。スムーズに進むためには適度な力を加え続けます。この力が食事から摂るエネルギーです。

スポーツ選手の食事はきちんと管理されていることが一般にもよく知られています。選手たちは食事を制限されているのではなく、自分の体を最大限に動かせるように体を作る食事に気を付けているのです。

子どもの体力を向上させるために必要なこと1〜栄養のとれた食事

栄養のとれた食事

給食がある学校では、様々な食材をバランスよく食べられるように計算された給食を昼食として摂ることができます。一週間のうちの食事は3回×7日=21回。そのうち平日の5回は給食で昼食を摂っているので約1/4を担っています。

たとえ1/4の食事が栄養バランスの良い食事であったとしても、残りの3/4が偏った栄養バランスの食事であれば意味がありません。必然的にその子どもの健康にはよくない影響を及ぼしてしまうでしょう。

私自身、仕事が忙しいとつい夕食にお惣菜をプラスしてしまったり、いつも同じようなメニューにしてしまったりすることがあります。知らず知らずのうちに親の好みに合わせた食事を子どもに与えていることになります。

子どもたちの味覚は、経験できないと備わらないものです。現在では、子ども全体の約3割が正確な味覚を認識できないそうです。食事や食材、味覚の幅が狭められているせいで、子どもが将来そのまた子どもをもうけた時に困ることにもなりそうです。

子どもの体力を向上させるために必要なこと2〜適度な運動

運動神経が良い子供

運動とはいってもスポーツクラブに入ることばかりが体力をつける方法ではありません。運動は経験値がものを言います。自転車に一度乗るコツを覚えるとその感覚を忘れないように、逆上がりも一度できるようになると覚えているものです。

つまり、キャッチボールや水泳など、小さい子どものうちから経験させることで運動を覚え、それが楽しくなれば続けて遊ぶようになり、必然的に筋肉がついてくると思うのです。

とはいえ、遊ぶことができる場所が少なくなってきているのは事実です。子どもたちだけで遊ぶことが心配な地域では、大人が一緒に遊ぶなど、親もかかわらないと子どもの体力は向上していかないと思います。

毎日子どもと体を使った遊びをすることはなかなか難しいと思います。できる限り時間を見つけて、子どものうちにしかできないような遊びを経験させてあげましょう。

子どもの体力を向上させるために必要なこと3〜十分な睡眠

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小学生の理想の睡眠時間は約10時間、中高生では約8時間と言われています。受験勉強などでそんなに睡眠時間をとれていないお子さんも多いのではないでしょうか?

良い睡眠をとれていないと、学習能力、記憶力や集中力のいずれも低下するので、勉強の時間ばかり重視していると効率が悪い学習内容になってしまうこともあります。休む時には休み、勉強するときには集中して勉強するようにさせましょう。

また、共働き世帯などでは夕食の時間が遅くなってしまうことから、子どもの寝る時間が遅くなることがあります。子どもは寝ている時間に成長ホルモンが分泌されるなど、大人と異なる点でも睡眠が重要になるので、早めに寝かせることが大切です。

また、夜遅く寝ることによって睡眠不足になり、翌朝スッキリ起きることができず、食欲がわかない、朝食を食べられないと最悪です。朝食を食べていない子どもが学校での学習に集中できていないことは様々なデータが示しています。

まとめ

子どもの体力を向上させるために必要な食事、運動、睡眠は、いずれも親の生活が関係しているとおわかりいただけたと思います。書いている私自身も胸が痛いことばかりです。でも、日本の子どものデータを変えることはできなくても、我が子の体力づくりぐらいはなんとかしてあげたいと思います。

できることから少しずつ頑張って、子どもの体力向上のために生活習慣の改善をしてみませんか?

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