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2016-10-24

アレルギー症状に悩む子供が増えている!その原因と対処法

アレルギー症状に悩む子供

近年、何らかのアレルギーに悩まされるお子さんが増えています。特定の食物を食べると発症する食物アレルギー、または環境によって発症するものもあります。突然子どもの体に異変が起こ起こる食物アレルギーですが、原因は?どんな症状が現れるのか?その対処法は?今回はアレルギーについてご紹介します。

アレルギーを引き起こす原因「アレルゲン」とは?

アレルギー反応を引き起こす原因となる物質を「アレルゲン」といいます。最近はスーパーでも「アレルゲン除去食品」という食品を見かけるようになりました。ですが、「アレルゲン」は食品だけではありません。

住環境や大気のアレルゲン

  • ハウスダスト
  • ダニ
  • 花粉など

これらも「アレルゲン」となります。現在約3人に1人が何らかの「アレルゲン」に反応した症状が出ていると言われています。

「環境アレルゲン」に反応した症状

  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎
  • ぜんそく
  • アトピー性皮膚炎

などが小・中学生に多くみられます。

食物アレルギーについて

私たちの体の中に、体の成分とは異なる異物が入ってきた場合、それを攻撃し除去しようとする働きが「免疫」です。ところが、もともと特定の異物に対して過剰な反応をする抗体がある人が、その異物を排除しようとしたときに過剰に反応するのがアレルギー反応です。

食物アレルギーを引き起こす原因となるアレルゲン食品

  1. 卵・・・アレルギー反応を起こす人の約4割
  2. 乳製品・・・約2割弱
  3. 小麦・・・約1割弱

以下 甲殻類、果物類、そば、魚類、ピーナッツ類と続きます。(全年齢)

この「アレルゲン」の割合は年齢によって異なります。生まれてから6歳までの間は卵が1位であるのに対し、以降はだんだんと順位が下がってきます。乳製品や小麦も同様です。

食物アレルギーでどのような症状が出るのか?

食物アレルギーの症状としては

  • じんましんなどの皮膚症状
  • 咳や呼吸困難などの呼吸器症状
  • 目や口が腫れるなどの粘膜症状
  • 腹痛や嘔吐などの消化器症状

重症の場合アナフィラキシーショックを起こすことがあります(血圧低下、意識低下など)。

じんましんなどの皮膚症状は、しばらく時間が経つと消えることもあれば、数日にわたって顔が腫れることもあります。口の周りが腫れたり舌がしびれたような感じがする場合もあり、様々な症状があります。

特に幼い子どもの食事では、何を口に入れたのか?正確に覚えておくことが必要です。食事の後、いつもとは異なる症状が現れたら、何を食べたのかメモしておき病院を受診するようにしましょう。

病院で血液検査を受けることで、アレルギー症状の原因となっている「アレルゲン」を特定することができます。食物アレルギーの場合には、途中から発症することはほとんどなく、小さいときから現れるのが一般的です。心配であれば乳児期のときに、卵や乳製品、小麦ぐらいは「アレルゲン」となるのか調べておいた方が安心できるでしょう。

食物アレルギーとの付き合い方

食物アレルギー

お子さんが食物アレルギーを持っていたらどうしたらよいか?それはうまく付き合っていくしかありません。先にお話ししたように、体が大きくなるにしたがって食べても反応が出なくなる「アレルゲン」もあります。気長に付き合っていきましょう。

食物アレルギーを持っているかな?と思ったら以下のことに取り組んでみてください

  • 食事の記録をつける
  • 「アレルゲン」を突き止める
  • 食品表示を確認する
  • 調理器具や食器を清潔に保つ
  • はじめての食品を食べさせる前に医師に相談する
  • 加熱する(アレルギーを引き起こすタンパク質のほとんどが熱に弱いため)

アナフィラキシーの症状と対処

「アレルゲン」に対する反応が激しい症状としては、アナフィラキシーショックがあります。これは、食物によるものや蜂に刺されたときなどにみられます。

じんましんや腹痛、嘔吐、息苦しさなどの症状が複数同時に出てくることが多いようです。意識レベルが低下している様子が見られたら、アナフィラキシーショックを起こしている可能性があるので、ただちに救急車を呼び指示に従ってください。

アナフィラキシーは、症状が一旦おさまっても時間が経ってから再発することがあるので、症状が治まったからといって油断せずに病院を受診した方がよいそうです。

花粉アレルギーの症状と対処

花粉アレルギーの症状と対処

花粉によるアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などは「花粉アレルギー」の反応です。

花粉症の人の体の中には、特定の花粉に反応するIgEという免疫が作られています。この免疫は眼や鼻にある細胞と連携しており、花粉を吸いこんだり、眼に付着したときに反応を起こします。

目のかゆみがひどく充血したり、鼻水やくしゃみなどのアレルギー反応を起こします。一番患者が多いのは春先のスギ花粉ですが、夏にはイネ科、秋にはブタクサなど継続して花粉に反応する人がおり、真冬以外は花粉症に悩まされているという人も少なくありません。

一度花粉症の症状が現れた人は、例年同じ花粉に反応するといいます。最近では花粉が飛散する前にはじめる花粉症治療もあるので、不調な時期前に対策を講じるようにしましょう。子どもサイズの花粉除けゴーグルも薬局等で販売されているので、学校への行きかえりなどに使用してみてはいかがでしょうか?

ぜんそく

ぜんそくの咳は、ゼーゼー、ヒューヒューと通常の咳の音とは異なるので気が付きやすいと思います。アレルギー反応や風邪などのウィルスが原因となって、たんが増え気管支の粘膜の周りの筋肉が収縮するために、空気が通りにくくなり呼吸が苦しくなってしまいます。いつもの風邪とは異なる咳がみられたら、ぜんそく専門外来をがある小児科かアレルギー専門医を受診しましょう。

ぜんそくの「アレルゲン」のひとつはハウスダストなどであることが多いので、住環境を整えてあげる、またペットは飼わない方がよいでしょう。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、眼の周りや耳たぶ、首やひじの裏側、ひざの裏側などに強いかゆみをともなう湿疹が繰り返し起こる反応です。かゆいからといってかきむしると余計にひどくなります。アトピー性皮膚炎に関しては、子どもの場合は食べ物によるもの、大人の場合はストレスやハウスダストなどの住環境などによるものが多いと考えられています。

病院で血液検査や皮膚テストを受けることで、アトピー性皮膚炎の原因となっている「アレルゲン」はなにか?調べることができます。原因がわかったら除去してあげるようにしましょう。

「アレルゲン」に反応する子としない子の違いは?

36008621 - skin prick allergy test to find out kind of allergy

私たちの体は、体の成分とは異なる物が入ってきたときに、攻撃して排除するようになっています。アレルギー反応も一種の「免疫反応」で、異物を排除する際に過剰な反応をします。

異物として反応しない、もしくは過剰な反応をしない人にはアレルギー症状が出ません。食物アレルギーは生まれ持ったものであることが多く、反対に環境アレルギーは大人になってから発症する場合もあり、生まれ持ったものだけが原因とはいえないようです。

大きくなると「アレルゲン」に反応しなくなる可能性がある

小さい頃の食物アレルギーは、体が大きくなるにしたがって症状が軽くなったり、アレルギー反応が出なくなったりします。ただし、食物アレルギーの経過も人それぞれなのですが、ピーナッツや、魚介類、果物、そばなどが「アレルゲン」であるアレルギーは、大人になっても継続される可能性が高いそうです。

小学校給食はアレルゲン除去食に対応しており、栄養職員と保護者が連絡を取り合って子どもたちの食事を管理しています。例えば、卵を使用するおかずをつくる際に、同じ調理器具を使わないなど徹底しています。

また、献立表に記載がないような調味料に於いても、その子どもの「アレルゲン」に関係がありそうな食品について、保護者に確認するようにしています。個別に除去調理できないようなおかずの日には、家庭からお弁当を持参してもらい、食物アレルギーをもつ子どももみんなと同じように給食の時間を安全に安心して過ごせるよう学校でも努力しているようです。

まとめ

よくご自分のことを責めるお母さんがいらっしゃいますが、お子さんがアレルギー体質になったことはお母さんのせいではないと思います。

アレルギーによる症状が子どもの体に現れたら症状が治まるように付き合ってあげましょう。

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