幼児期にこそ達成感を味あわせよう!達成感の大切さ

達成して喜ぶ子供

子どもの自信を育てるのには達成感を味あわせることが大切なことと言えるでしょう。

小さな子どもの達成感は表情にも表れ、「自分でしたい」「やり遂げたい」という意欲にもつながってきます。

幼児期の生活の中でできる達成感を味わう方法とその大切さについて紹介したいと思います。

達成感を味あわせる方法

1.食事で達成感を味あわせる

幼児期では偏食が多い子どもが多く、家庭でもどのように食べさせたら良いのか苦心されている方も多いと思います。

子どもたちもまた、苦手な食べ物を「食べなさい」と叱られたり、「たくさん食べなさい」と盛り付けられた献立に、食事の時間が苦痛になったりすることもあるでしょう。こうした食事の時間にも、工夫次第で小さな達成感を味わうことができるのです。

例えば、苦手な野菜をほんの一口だけ頑張って食べることで苦手な野菜が食べられという小さな達成感を味わうことができます。

そして一口だけから、二口へと進み、最終的には自分で「苦手だったけど、頑張ってお皿をピカピカにしたよ」と言えるようになると、子どもは苦手を克服できたという大きな自信につながっていきます。

最初の一口は、無理強いせず、「ちょっとだけ味見してみよう」「○○を食べると力持ちになるんだって!」など子どもが嫌がらないような雰囲気や言葉掛けをしながら、食べさせてあげても良いでしょう。

また、小食な子どもには、いつもの半分程度の盛り付けにして、完食するようにする。またはお代わりをする機会を持たせることで「完食できた」「お代わりできた」という自信につながるのです。

ご飯を全く食べない子どもには、白米だけでおにぎりをすることで、ご飯を全部食べられるようになることもあるのです。

一長一短では結果が出ないこともあるかもしれませんが、こうした食事の達成感は、少しずつ苦手なものでも食べられるようになったという小さな成功体験を生み、食べることへの意欲にもつながっていくことでしょう。

2.身の回りのことを自分でさせる

例えば、子ども自身が一人で着替えを全部するのには時間がかかるかもしれません。でも、

  • 靴下だけはけるようになった
  • ズボンがはけるようになった
  • 上着を自分で着られるようになった
  • ボタンがはめられるようになった

など、少しずつ自分でできることが増えると子どもたちは、「自分でする」というようになってきます。

時には大人の手を借りることもありますが、自分で着替えができるようになると、脱いだものを畳む、ハンカチなどを洗濯する、取り入れた洗濯物を畳む、しまうなど、ちょっとずつ自分で身の回りのことを自分でしてみようとするのです。

実はこうした一連の行動は3歳の子どもでも大人がやり方を伝え、子ども自身が経験さえ積めば可能なことなのです。

丁寧にやり方を大人が伝える、できたところ、頑張ったところを認めてほめるという行為を繰り返し行うことで、少しずつできることが増えてきます。

こうした日常の身の回りのことで小さな達成感を積み上げることができるのです。

3.達成した気持ちを可視化する

「できた!」と子どもが感じた時には、親子で一緒にできた喜びを共感し、しっかり子どもを褒めてあげることが大切です。そして、子どもの小さな達成感を繰り返し行う上で、「可視化」することも有効な手段のひとつです。

例えば、嫌いなピーマンが食べられたときや、トイレでおしっこができた時、お手伝いができた時などに、カレンダーにシールを貼るようにすると、できたことが子ども自身にも目に見えるため、達成感をより感じやすいでしょう。

幼児期の子どもはシールを貼ることが大好きです。大好きなキャラクターのシールなどをできた時に貼れるということも、モチベーションアップにつながることでしょう。

やってはいけないNG!

モノで釣る

子どもが何かできるようになった時に、やりがちなことは「いい子にしていたから、おやつを買ってあげる」「○○ができたら、ご褒美を上げる」という言葉です。

モチベーションを保つ上では有効に見える行為ではあるかもしれませんが、達成感を味わうよりも「ものを買ってもらうこと」に目標がすり替わってしまう可能性があります。

出来るようになったと感じる事が大切

ご褒美が買ってもらえるから頑張るのではなく、自分が今までできなかったことが、できるようになったと感じることが重要なのです。子供のやり抜く力を育てようでも触れていますが、この「出来るようになった」という達成感を感じることは子供の財産になっていきます。

そのためには、できたことをしっかり言葉でほめる、認める、共感することが大切です。

達成感を幼児期に育てる事の大切さ

達成感をたくさん積み重ねることで、「自分が大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在である」という自己肯定感を育てることができます。

自己肯定が低いと、失敗したり、挫折したりした時に「どうせ自分なんて」という気持ちが強く出てしまい、自分自身が大切な存在であるという気持ちが低くなってしまいます。

こうした感情が大きくなってしまうと、将来的に他者とのコミュニケーションが上手にできなくなったり、不安な気持ちが強くなったりするのです。

自己肯定感は、このように心が折れそうになった時に、そのような自分でも大丈夫だという「あるがままの自分」を受け入れる感情と言えます。

こうした自己肯定感は親からの愛情や言葉、共感などのコミュニケーションまたは、こうした小さな達成感から作られていくものなのです。

子供の達成感は日常の工夫で育つ

子どもが小さな達成感を感じた時の笑顔は、なにものにも代え難いものです。日常でできるちょっとした工夫で子どもの達成感は育んでいくことができるのです。

子どもの達成感を毎日の育児で、一緒に共感しながら、心も育っていくと良いですね。

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