早稲田中学校を受験予定者必見!学校の特色や合格のために必要なこと

早稲田中学校

早稲田中学校の特色

早稲田中学校は、早稲田大学の附属・系属校の中でも最も古い創立120年を超える伝統ある学校です。

「誠」「個性」「有為の人材」を教育目標とし、誠を基本とする人格の養成に努め、個性を伸長し、国家社会に貢献しうる健康で民主的な人材を育成する教育が行われています。

また、早稲田大学への推薦入学は、大学の各学部がそれぞれ定員を指定する形となります。2020年度であれば、1学年の定員約300名に対し、推薦定員は167名となっています。

学校の沿革

1895年、大隈重信の教育理念に基づき、坪内逍遥らによって創立されました。

1948年、新学校制度によって早稲田高等学校が開校、1951年には早稲田中学校が併設され、現在に至ります。

また、1979年には早稲田大学の系属校となっています。

施設

通常の教室のほか、理科実験室6、音楽教室2、美術教室3、書道教室、家庭科教室、多目的教室4、保健室、相談室、研究・準備室15と特別教室も充実しています。

約6万冊の図書を備える図書館は、読書や個別学習のほか、ノートパソコンを使った情報教育により、情報センターとしても活躍しています。

また、体育施設も充実しており、柔道場・剣道場やアリーナのある興風館、人工芝グランド、屋内プールなどがあります。

進学先

約50%は推薦で早稲田大学に進学していますが、他の生徒は他大学へ進学しています。

2020年の合格実績を見ると、国公立大学では東京大学27名、東京工業大学9名、一橋大学5名、京都大学5名、私立大学では慶應義塾大学59名、上智大学12名など、難関大学の合格実績が豊富です。

学校周辺の環境

新宿などをはじめ、多方面からスムーズなアクセスが可能です。

電車

  • 東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩1分
  • 東京メトロ副都心線西早稲田駅から徒歩約15分
  • 都電荒川線早稲田駅から徒歩約10分

バス

  • 学02系統:高田馬場-馬場下町停留所 下車1分

早稲田中学校の受験情報

試験日

第1回:2021年2月1日(月)

第2回:2021年2月3日(水)

募集人員

第1回:男子200名

第2回:男子100名

試験科目と配点

受験型は4教科型となっており、試験科目・時間・配点は次の通りになります。

国語 8:50〜9:40(50分) 60点
算数 10:00〜10:50(50分) 60点
社会 11:10〜11:40(30分) 40点
理科 12:00〜12:30(30分) 40点

合計200点満点で判定します。面接試験はありません。

早稲田中学校の偏差値と倍率

偏差値

早稲田中学校の偏差値は80偏差値で見ると次の通りです。

第1回 64
第2回 67

倍率

2020年度の実質倍率は次の通りです。

受験者数 合格者数 倍率
第1回 763名 241名 約3.1倍
第2回 966名 226名 約4.2倍

早稲田中学校の入学後の学費

入学手続きに必要な費用は次の通りです。

入学金 300,000円
授業料 444,000円
その他 332,200円

初年度納入金は学費も含め、合計1076,200円となります。

早稲田中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は60点満点となります。大問は5問で、大問1・2が小問集合、大問3以降が応用問題となっています。

頻出分野は図形、速さ、割合・比、場合の数などがありますが、特に図形が多く出題される傾向があります。大問2も図形の小問となっており、かなりの比重で図形の問題が見られます。

そのため、図形の対策は特に徹底して行う必要があります。問題演習に加え、日頃から図を書く練習を重ねるなどして、図形的なセンスを鍛えて実力を磨いていきましょう。

また、出題される問題は標準レベルから難易度の高いものまで含まれます。図形以外の分野ももちろん出題されるので、各分野の基礎を固め、標準的な問題はしっかりと解けるようにしておきましょう。そのうえで、難易度の高い問題をいかに攻略するかが重要となります。

難しい問題に時間をかけすぎて、解けるはずの問題が解けなかった、といった事態にならないよう、時間配分にも十分注意してください。

国語

算数同様、試験は50分で配点は60点満点です。大問は読解問題2問で、小説文、説明文・論説文、随筆文などから出題されています。また、漢字の問題は読解問題の設問の中に含まれています。

設問数はそこまで多くはないですが、読解問題の文章が長いほか、書き抜き問題や記述問題も含まれます。読解や設問に時間がかかるため、決して油断はできません。論理展開や心情・場面の変化を速く正確に読み取ったうえで、時間のかかる設問も含め、テキパキ解いていく必要があります。

また、長い文章が本番で登場しても焦らないよう、日頃から長めの文章、難易度の高い文章に触れておくことが大切です。

基本に忠実な学習をベースにしながら、幅広い文章の読解問題を多く解き、実力をアップしていきましょう。

社会

試験時間は30分、配点は40点満点となっています。大問3問で、地理・歴史・公民分野からまんべんなく出題されています。

設問形式は選択肢問題、適語記入問題が多いですが、短めの記述問題が出題されることもあります。難易度の高い問題も見られるので、基本・標準レベルの知識をしっかりおさえたうえで、問題演習を徹底して実力をしっかり磨いておかなければなりません。

また、説明文や資料を多用した問題も多いため、スピーディーに解き進めることが重要です。試験時間は30分で時間的な余裕は少ないので、与えられた説明文・資料から情報を速く正確に読み取ることを意識しましょう。

選択肢問題や適語記入問題が中心といえど、油断はできず、情報を速く正確に処理する能力が求められます。

理科

社会と同様、試験時間は30分、配点は40点満点となります。大問は4問で、4分野からまんべんなく出題されます。

こちらも社会と同じく試験時間が短いため、限られた時間を有効活用して、スピーディーかつ正確に解き進める必要があります。計算問題などの出題もあるので、時間配分には十分に注意し、それぞれの設問を速く正確に処理していきましょう。

また、実験・観察問題や身のまわりの環境と結びつけた問題なども多いので、注意が必要です。過去問をはじめ、似た傾向の問題の演習を徹底し、傾向に慣れ、実力を磨いていきましょう。

基礎的な知識を確実なものとしたうえで、応用力や思考力・考察力を鍛えることが大切になります。

過去問

2年間の受験生平均点

国語 算数 社会 理科 合計
2019年度第1回 合格者平均点 42.5 41.6 25.0 25.9 131.6
受験者平均点 36.9 31.2 21.8 21.5 109.1
2019年度第2回 合格者平均点 40.8 41.6 28.6 26.5 137.6
受験者平均点 35.2 31.2 24.7 21.0 112.2
2020年度第1回 合格者平均点 44.5 45.1 28.3 29.4 147.4
受験者平均点 38.6 34.7 25.6 26.3 125.3
2020年度第2回 合格者平均点 43.0 35.2 28.2 26.1 132.5
受験者平均点 35.3 25.7 24.8 20.8 106.6

早稲田中学校合格のために必要なこと

早稲田中学校の試験問題は、いずれの科目も比較的オーソドックスな問題構成と言えます。ただし、算数では図形の出題が多いこと、国語では文章量が多い傾向があること、社会と理科は試験時間が短いことなど、各科目で注意すべき点は多いです。

また、受験生のレベルを考えると、基本的な問題での失点は大きな差につながるでしょう。まず基礎問題での失点を防ぐ勉強が大切になるので、基本知識を繰り返し確認して盤石なものとし、ケアレスミスは絶対に避けなくてはなりません。

また、難易度の高い問題も含まれるので、知識も一問一答的な断片的なものを積み重ねるのではなく、各知識の背景まできちんとおさえ、より深く理解しておくことが大切です。

こうした点を踏まえ、過去問をはじめ問題演習を重ね、実力を養っていきましょう。

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