東邦大学付属東邦中学校の受験情報!気になる倍率や偏差値、合格のために必要な対策

東邦大学付属東邦中学校の校舎

東邦大学付属東邦中学校は、千葉県習志野市にある私立の中高一貫校です。高等学校の募集は帰国生選抜試験のみで、他は完全中高一貫校となっています。

ここでは、東邦大学付属東邦中学校の特色や試験対策をご紹介していきます。

東邦大学付属東邦中学校の特色

東邦大学付属東邦中学校・高等学校では、建学理念として「自然・生命・人間」の尊重を掲げています。また、中高一貫の6年間で生徒が主体的に学校生活を送るために「自分探し学習 EXPLORING STUDY」というプログラムが特徴で、さまざまな教育環境が整っています。

また、主要教科の全学習範囲が高校3年の1学期までに終了するカリキュラムとなっています。

学校の沿革

1926年に帝国女子医学専門学校が創立されたことが始まりとなります。1952年には東邦大学付属東邦高等学校が開校され、1961年には東邦大学付属東邦中学校が設立されました。

施設

主な施設としては本館、セミナー館、特別教室棟、天体観測室、第一体育館、第二体育館、美術棟、グラウンドなどがあり、充実した施設が見られます。

進学先

平成30年度の進路実績を見ると、千葉大学18名、東京工業大学9名、筑波大学8名、東京大学6名といった国公立大学への進学実績のほか、早稲田大学64名、慶應義塾大学35名、上智大学26名といった難関私立大学への進学実績も豊富です。

学校周辺の環境

東邦大学付属東邦中学校は、JR線、または京成線を使用して通学できます。

  • JR線・・・JR総武線の津田沼駅からバスで約15分(「東邦大学付属東邦中学・高等学校前」下車)、さらに徒歩2分
  • 京成線・・・京成本線京成大久保駅から徒歩10分

東邦大学付属東邦中学校の受験情報

入試日程と募集人数

試験日程 募集人数
推薦入学試験 平成29年12月1日(金) 男女計30名
前期入学試験 平成30年1月21日(日) 男女計250名
後期入学試験 平成30年2月3日(土) 男女計20名

入試日程は全体として早めの試験日程になります。また、前期入学試験の募集定員が最も多く、他の日程の定員数と大きな差があることが特徴です。

*平成30年度募集要項より

試験科目と配点

試験科目 配点
推薦入学試験 国語・算数・社会・理科の4科目に自己推薦書 国語と算数がそれぞれ45分で100点ずつ、社会と理科がそれぞれ30分で50点ずつ
前期入学試験 国語・算数・社会・理科の4科目 国語・算数・社会・理科のいずれも、それぞれ45分で100点ずつ
後期入学試験 国語・算数・社会・理科の4科目 国語と算数がそれぞれ45分で100点ずつ、社会と理科がそれぞれ30分で50点ずつ

推薦入学試験と後期入学試験は、社会と理科の試験時間と配点が少なくなることが特徴です。

東邦大学付属東邦中学校の偏差値と倍率

偏差値

80偏差値で見ると男女それぞれの偏差値は次の通りとなります。

男子 女子
前期入学試験 60 63
後期入学試験 61 63

東邦大学付属東邦中学校の偏差値は、受験日程と男女で違いが見られます。いずれの日程も、女子の偏差値が男子より高くなっています。

倍率

平成29年度中学入学試験結果よりそれぞれの日程の実質倍率は次の通りとなります。

推薦入学試験 21.17倍
前期入学試験 2.10倍
後期入学試験 17.48倍

前期入学試験の倍率と比べ、他の日程の倍率が大きく上がることが特徴です。推薦入学試験と後期入学試験は、いずれも募集定員が少ないため、受験日程を検討する際には十分に注意する必要があります。

入学後の学費

入学時納入金 340,000円
年額納入金額 630,000円
初年度学費合計 970,000円

平成30年度の学費(予定)は、授業料などの月額納入金額が5万2500円とされています。月額分を年額として計算すると63万円で、これに入学金を加えると97万円となり、初年度にかかる学費の目安として考えることができます。

東邦大学付属東邦中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は45分、配点は100点満点となり、大問は6から7問程度出題されます。計算問題や小問集合が数問見られ、それ以降は応用問題という出題傾向が見られます。

全体的に、時間がかかる問題や考え方を工夫する必要のある問題が多い傾向があります。一つ一つの計算を速く正確に進めるだけでなく、効率よく解く必要があります。また、図形問題が多いという特徴もあるため、図形分野は重点的に対策をしておくことが重要です。

45分という試験時間と出題レベルを考えると、時間的な余裕があるわけではありません。正確な計算力、速く効率よく解く力が求められるので、過去問や似た傾向の問題を普段から数多く解いておきましょう。

国語

算数と同様、試験時間は45分で100点満点となります。大問は2問で、物語文と説明文からの出題が見られます。

読解問題の文章の難易度は比較的高く、心情や場面の変化、論理展開など、文章の流れに注意しなくてはなりません。一方で、設問形式としては選択肢問題や書き抜き問題が中心となり、長い記述問題の出題は見られないという傾向があります。

そのため、文章の難易度が高い読解問題の演習をしつつ、設問形式としては選択肢問題や書き抜き問題を中心に対策をすることが効果的です。

また、漢字や慣用句などの知識問題も、ややこしい出題が見られます。過去問をはじめ、きちんと対策をしておきましょう。

社会

前期入学試験では、国語や算数と同様に試験時間は45分で100点満点となります。一方で、推薦入学試験と後期入学試験では、試験時間は30分、配点は50点満点です。日程によって時間と配点が異なりますが、出題傾向としては前期と後期であまり違いは見られません。30分の試験時間の場合、特にスピードを意識する必要があります。

大問は3問程度ですが、分野としては地理、歴史、政治経済が幅広く出題されます。また、資料の読み取りが多いので、資料から情報を正確に把握する力が求められます。資料問題は特に演習を重ねておきましょう。

設問形式は、選択肢問題が中心となります。適語記入問題も数問見られますが、基本的には記号の選択肢問題を中心に対策をしておくことが重要です。

理科

社会と同様に、前期入学試験では試験時間45分で100点満点となり、推薦入学試験と後期入学試験では試験時間30分で配点は50点満点となっています。

4分野からまんべんなく出題され、大問は7、8問程度出題されます。また、出題範囲も幅広いため、単元を絞らず広く対策することが重要です。

計算問題の割合が高いという傾向があり、全体としては選択肢問題と計算問題が多くなります。特に計算問題の対策は重点的にしておきましょう。

また、時事問題が出題されるという特徴もあります。日ごろから、理科に関する時事問題にも触れておきましょう。

受験者平均点の特徴

受験生平均点 受験生平均点割合 合格最低点 合格最低点割合
推薦入学試験(300点満点) 159.5点 約53% 213点 71%
前期入学試験(400点満点) 258.0点 64.5% 267点 約67%
後期入学試験(400点満点) 173.6点 約58% 220点 約73%

平成29年度の受験生平均点について、各満点の点数ごとに割合を考えると、前期入学試験の平均点が最も高くなり、割合としては65%に近い点数となっています。また、後期入学試験も6割近くの平均点となっています。一方で、推薦入学試験の平均点は5割を少し超える点数で、最も低くなっています。

合格最低点を見ると、いずれの日程も、合格最低点は7割程度の点数になり、推薦入学試験と後期入学試験は7割を超えています。特に、後期入学試験の合格最低点の割合が最も高くなっています。

また、前期入学試験の合格最低点は受験者平均点を数点上回る点数ですが、推薦入学試験と後期入学試験の合格最低点は、それぞれの受験者平均点を大きく上回っています。

東邦大学付属東邦中学校合格のために必要なこと

東邦大学付属東邦中学校の試験問題は、いずれの科目も時間的な余裕が少ないという特徴があります。算数の図形問題、国語の難易度の高い文章など、時間がかかる傾向が強くなります。社会と理科は、推薦入学試験と後期入学試験では試験時間が30分となるため、よりスピードを意識しなくてはなりません。

いずれの科目も、過去問をはじめとして問題演習の量が大きく関係します。演習を重ねて速く正確に解けるようにしておきましょう。

また、推薦入学試験と後期入学試験は募集定員が少なく、倍率が非常に高くなります。そのため、受験日程を検討するにあたり、きちんと考慮する必要があります。それぞれの日程で予定を決め、科目ごとに対策を進める必要があります。

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東邦大学付属東邦中学校の校舎