桐朋中学を受験するなら知っておきたい!学校の特色、受験情報、入試の傾向と対策

東京都国立市の閑静なエリアにある男子校の中高一貫校の桐朋中学校。今回は桐朋中学の受験予定者なら知っておきたい、学校の特色や受験情報、そして入試問題の傾向と対策についてご紹介します。

桐朋中学校の特色

「自主」「敬愛」「勤労」を教育目標に掲げ、自由闊達にして自主性を尊重する校風のもと、一人ひとりの生徒を、豊かな心と高い知性を持つ創造的人間として育成することに力を注いでいます。

教職員との協力の下、生徒会が中心となって行事等の企画・運営をしています。その他、校内美化・慈善募金・近隣地域の清掃・「生徒による授業」などさまざまな活動を、生徒会が企画・実施しています。

学校の沿革

1941年、山下亀三郎氏の寄付金によって、山水中学校、山水高等女学校として創設。

敗戦後、東京文理科大学・東京高等師範学校の指導と協力を得て、1947年、桐朋学園として発足。翌年の1948年、桐朋高等学校・桐朋中学校に改編。

施設

75,000平方メートルの敷地に校舎とグラウンドを配し、ホームルーム教室は、南側に樹木帯がある環境のなか、ガラス面積が大きくより明るく遮音性に優れており、エアコンと連動して自動的に調整される加湿器が導入されています。

本物に触れるための天文ドーム、各種実験室、プラネタリウム等の専門用途の施設も充実しています。

広大なグラウンド、そして総合体育館は、種目にあった床ダンパーにより運動ストレスからの障害を予防する配慮がされています。視聴覚施設の整った保健教室も備えています。

進学先

平成29年(2017年)は、国公立大学66名(そのうち東京大学は1名)、慶應義塾大学35名、早稲田大学36名、上智大学17名が現役で合格しています。(そのうち医学系大学へは22名)

学校周辺の環境

文教地区国立市のほぼ中心に位置しており、一橋大学や国立高校が隣接し、閑静で緑豊かな環境に恵まれています。

アクセス

  • JR中央線、国立駅より徒歩15分
  • JR南武線、谷保駅より徒歩15分

学校生活とカリキュラム

中学では、基礎学力の定着に重点を置いています。また、1つの課題や問題を多角的に深く考えられるように、多くの教科で自主教材を使用しています。外国人教師による少人数制の英会話の授業や、英語・数学は段階別授業も行っています。また中学3年間を通じて各自の主体的な取り組みを促すために、夏休みには自由研究を課しています。

高校から選択授業があり、進路決定に合わせて学習内容が選べます。

高2で文理選択をしますが、クラスには文系理系が混在しています。高3では特別活動以外の必修授業は12時間だけになり、進路と適性に応じた講座が選べ、志望校に対して効率の良い学習ができます。

行事と部活動

約38の部・同好会があります。運動部では全国大会に出場している陸上部をはじめ、サッカー部、野球部、体操部、水泳(水球)部、オリエンテーリング部、文化部では全国大会出場の将棋部囲碁班、交通研究部 鉄道研究班、地学部などが活発です。

行事は、生徒会が主体となって行われます。桐朋祭、運動会、遠足委員会がコースの下見を行い、パンフレットやコースマップを作成する遠足、スポーツ大会、林間学校、修学旅行などがあります。

桐朋中学校の受験情報

2017(平成29)年の試験日は2月1日、2月2日でした。※面接試験は行われませんでした。

試験科目と配点

科目 試験時間 配点
国語 50分 100点
算数 50分 100点
社会 30分 60点
理科 30分 60点

※出願は2017年よりインターネットにて行っています。

偏差値

本郷中学校の偏差値は以下の通りです。

  • 2月1日 56
  • 2月2日 59

倍率

2月1日 2月2日
募集人数 110名 70名
受験者 407名 545名
合格者 157名 263名
受験倍率 2.6倍 2.1倍

桐朋中学校の学費

入学手続きおよび入学後の学費一覧は以下の通りです。総額1,117,540円となります。

入学手続時 入学後納入
入学金 270,000円 授業料 494,440円
建設資金 130,000円 施設拡充費 120,000円
その他 42,000円
林間学校費(4月~9月まで) 100,800円
PTA入会金・生徒会入会金 2,300 円

桐朋中学校の入試問題と対策

算数

大問7題という出題形式。計算問題・一行問題が2題、応用問題が5題程度という出題構成です。「数の性質」「速さ」「比」「植木算」「消去算」「図形の求積」などが頻繁に出題されています。難易度順に問題が並んでいるので、前半部分は素早く正確に解き、必ず正解がとれるよう計算ミスなどに気を付けましょう。日頃からケアレスミス対策をしておくことが大事です。

後半部分に出てくる図形の問題は、頭の中で考えるだけでなく、積極的に手を動かして図に書き表し、整理することが大切です。過去問などで演習を積み重ねておきましょう。

また、終盤にも中には解きやすい問題もあるので、最後まで問題に目を通すようにしましょう。

国語

大問2〜3題という出題形式。物語文から1題、随筆文から1題という出題構成で、論説文・説明文は出題されていません。字数制限のない記述問題も出題されます。

記述問題は、「わかりやすく説明しなさい」という形で出題されるため、文章中の要点をまとめる力や自分の言葉で表現する力が必要になります。過去問の演習をなどで、問題傾向をつかみ、要約力・表現力をつけるようにしましょう。

社会

大問3題という出題形式です。歴史・公民・地理の3分野からバランスよく出題されています。例年、記号選択と用語記入が大部分で、字数指定の無い4~5行程度の記述問題が2問含まれます。歴史分野は、文化史や工業史など特定のテーマに絞って出題され、地理分野は、地図やグラフなどの資料から読み取る問題が頻繁に出題されます

基本レベルの知識を問う問題が中心となるので、テキスト・副教材を丁寧に学習して基本をしっかり定着させておきましょう。問題傾向に大きな変化は見られないので、過去問の演習を繰り返すことが効果的な対策となります。

理科

大問4題という出題形式です。化学・物理・生物・地学の4分野からバランスよく出題されています。解答形式は選択問題が多くなっていますが、2~3問程度の記述問題や計算問題などもあります。また、表やグラフ、図からデータを読み取る問題も頻繁に出題されています。実験・観察・データの読み取りは時間がかかるので、解ける問題から解いていくというように時間配分が必要です。

例年、問題傾向が変化するので、苦手分野や抜けている部分がある場合は、1つ1つ克服しておくことが大切です。

過去問

桐朋中学校合格のために必要なこと

どの科目も、極端な難問・奇問は少ないのですが、応用力や表現力を重視した思考型の問題となっています。基本レベルの知識を確実に定着させ、自分の頭で考え、自分の言葉で表現(記述)できる力をつけることが大切です。

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