帝京大学中学校の受験予定者必見!入試問題の対策と合格のためにするべきこと

帝京大学中学校の校舎

帝京大学中学校は、1931年の創立から長い歴史を持つ、男女共学の中高一貫校です。また、高校からの募集も行われる併設型の中高一貫校となっています。ここでは、帝京大学中学校の特色、受験情報をご紹介していきます。

帝京大学中学校の特色

1931年のに創立された帝京大学中学校・高等学校は帝京大学グループの学校ですが、難関大学をはじめ他の大学への進学実績も豊富です。

帝京大学中学校・高等学校では、少人数制の教育によって生徒と教員の信頼関係を重要視した教育方針となっています。1クラスは30名程度の編成となり、補習などのサポート体制も充実しています。

また、中学1年と2年は「基礎学力の充実」、中学3年と高校1年は「個人の理解に合わせた学習」、高校2年と3年は「進学別コースによる学習」となり、6年間でステップアップできる中高一貫教育が行われています。

学校の沿革

1931年に帝京商業学校が創立、1948年に帝京商業高等学校に改称されました。1961年には帝京商工高等学校に、1973年には帝京大学高等学校に改称されています。また、1983年には帝京大学中学校が開設されました。

施設

主な施設は、体育館、視聴覚教室、OA教室、書道作法室、AL教室(アクティブラーニング教室)、食堂、図書室などがあります。各教室のほか、充実した施設が整っています。

進学先

平成29年度の大学入試合格状況一覧を見ると、早稲田大学59名、慶應義塾大学25名、上智大学31名といった難関私立大学への進学実績が特徴です。また、東京大学6名、一橋大学2名、東工大5名、横浜国立大学3名、といった国公立大学への進学実績も見られます。

学校周辺の環境

帝京大学中学校は、京王電鉄の堀之内駅、南大沢駅、JR線の八王子駅などの駅から、バスでのアクセスとなります。次の3つが学校への最寄り停留所です。

  • 帝京大学中高校下車で徒歩3分(京王電鉄の堀之内駅、南大沢駅、聖蹟桜ヶ丘駅、多摩モノレールの大塚・帝京大学前からバスへ乗車)
  • 由木中央小学校下車で徒歩12分(京王電鉄の北野駅、JR線(中央線、八高線、横浜線)の八王子駅からバスへ乗車)
  • 帝京大学中高北下車で徒歩5分(京王電鉄の平山城址公園駅からバスへ乗車)

京王電鉄や八王子駅を通るJR中央線は都心からのアクセスに優れ、多摩モノレールも立川駅をはじめとして多くの駅で他の路線と乗り換えができます。それぞれの駅から帝京大学中学校へのバスも充実しており、さまざまな方面から学校へアクセスできます。

帝京大学中学校の受験情報

試験日 募集人数 試験科目
第1回(2019年2月1日) 男女40名 算数と国語の2科、算数・国語・理科・社会の4科、いずれか選択
第2回(2019年2月2日) 男女40名 算数・国語・理科・社会の4科
第3回(2019年2月3日) 男女30名 算数と国語の2科

試験時間と配点は、いずれの日程でも算数と国語がそれぞれ100点で50分ずつ、理科と社会がそれぞれ50点で30分ずつとなります。

偏差値

帝京大学中学校の偏差値は、受験日程と男女で違いが見られます。男女それぞれの偏差値を80偏差値で見ると次の通りとなります。

男子 女子
第1回(2月1日) 52 54
第2回(2月2日) 50 52
第3回(2月3日) 51 53

いずれの日程も、女子の方が偏差値が高くなります。また、男女ともに第1回の日程の偏差値が最も高くなっています。

倍率

2018年の入試結果分析より、実質倍率は次の通りとなります。

第1回(2科) 2.3倍
第1回(4科) 2.7倍
第2回(2科) 5.5倍
第2回(4科) 2.8倍
第3回(2科) 5.9倍

第2回での2科目受験における倍率、第3回の倍率が特に高いという特徴があり、第1回の2科目受験での倍率が一番低くなります。しかし、一番低くても2.3倍の倍率となります。

入学後の学費

入学金 260,000円
施設費 50,000円
授業料(年額) 360,000円
維持費(年額) 144,000円
講演会入会金(入学時のみ) 7,000円
後援会費(年額) 12,000円
生徒会費(年額) 4,000円
旅行積立金(年額) 120,000円
学校徴収経費(年額) 60,000円
初年度費用合計 1,017,000円

また、他にも制服などの指定用品における費用が別途設定されています。

帝京大学中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点となります。大問は5問程で、大問2までは計算問題などの小問集合、大問3以降は応用問題という出題傾向が見られます。

応用問題では図形、速さ、規則性、場合の数などから出題されます。全体的なレベルとしては基本問題が中心となりますが、若干難しい出題になると、解答に時間がかかるおそれがあります。

大問は5問となるので、決して時間的な余裕があるわけではありません。そのため、まずは基本問題を速く正確に解き、ある程度時間的な余裕を作っておきましょう。また、計算問題はケアレスミスをしないように、きちんと正答して得点源にすることが重要です。

国語

算数と同様に、試験時間は50分で100点満点です。大問は4問で、読解問題が2問出題されます。文章は比較的読みやすく、記述問題や選択肢問題による出題となります。

一方で、読解問題以外に漢字の書き取りや知識問題も出題されます。そのため、言葉に関する知識や文法、漢字の正確な書き取りなど、きちんと対策をしておく必要があります。

読解問題の文章はそこまで難しいというわけではないので、対策は比較的立てやすいといえます。一方で、知識問題なども含め、試験時間50分で大問4問程度を解かなくてはならないので、時間配分には注意する必要があります。

過去問できちんと練習をしておきましょう。

社会

試験時間は30分、配点は50点満点となります。大問は4問で、地理、歴史、公民からバランスよく出題されます。また、時事問題の出題もあり、特に地理と公民では時事問題に関係した出題も見られます。出題形式としては、適語記入問題や選択肢問題が中心となります。

試験時間が30分で短いので、速く正確に解く力が求められます。また、適語記入問題で誤字脱字をしないよう、用語は正確に覚えておきましょう。

短い試験時間内で、正確な漢字で解答できるように、普段から練習をしておくことが重要です。過去問をはじめ、多くの問題に触れ、スピードアップを図りましょう。

理科

社会と同様に、試験時間が30分で50点満点となります。こちらも試験時間は短く設定されています。大問は4問で、4分野からバランスよく出題されます。適語記入問題や選択肢問題が中心となりますが、作図や計算問題なども見られます。

基本レベルの問題が見られますが、試験時間が短いので、時間配分には十分に注意しなくてはなりません。特に作図や計算問題が出題されると、他の問題との時間配分が重要になります。そのため、いろいろな形式の設問を、速く正確に解く練習をしておきましょう。過去問をはじめ、同じようなレベルの問題には多く触れておくことが必要です。

受験者平均点の特徴

受験者平均点 受験者平均点割合 合格最低点 合格最低点割合
第1回(4科目) 148.6点 約50% 163点 約54%
第2回(4科目) 157.7点 約53% 172点 約57%
第1回(2科目) 95.8点 約48% 108点 54%
第2回(2科目) 104.6点 約52% 124点 62%
第3回(2科目) 110点 55% 133点 約67%

2018年の入試結果分析より、4科目の受験者平均点を300点満点で割合を考えると、いずれも半分が目安といえます。
また、2科目の受験者平均点を200点満点で割合を考えると、こちらも半分が目安といえますが、第3回の平均点は高めになります。

4科目の合格最低点は300点満点で割合を考えると、それぞれ約54%、約57%となるので、合格のためには6割の得点は欲しいところです。

また、2科目の場合、日程によって合格最低点にばらつきが見られます。特に第3回では、7割近くの得点が求められます。

帝京大学中学校合格のために必要なこと

帝京大学中学校の試験問題は、全体的に基本問題が中心といえます。一方で、試験時間を考えると余裕のある試験というわけではありません。基礎知識の定着をもとに、速く正確にこなす必要があります。過去問から傾向をつかんだら、似たような傾向の問題を多く解き、解答のスピードアップをしておきましょう。

また、算数の応用問題など、解答に時間がかかるものもあります。時間配分と問題のレベルとのバランスにも注意しておきましょう。

時間内にまんべんなく解答できるかどうかで、他の受験生と差がつきます。基本的な問題はきちんと得点源にし、ケアレスミスはしないようにしましょう。

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帝京大学中学校の校舎