巣鴨中学校を受験するなら知っておきたい!学校の特色、受験情報、入試の対策

巣鴨中学

巣鴨中学校の特色

巣鴨中学校は、東京都豊島区にある私立の男子中高一貫校です。中学校だけでなく、高校からの募集も行われます。

巣鴨中学校・巣鴨高等学校では、「100年を超える伝統の中で受け継がれてきた文武両道の精神」「“親心”に基づいた家庭的温情と厳格さで生徒を磨く教育」のもと、時代の変化にかかわらず活躍できる「真のエリート」の育成が行われています。

その長い歴史の中で硬教育(努力主義)による男子英才教育が実践され、各授業による学習環境はもちろん、各種行事なども充実しています。

学校生活とカリキュラム

中高一貫の「英才早教育」を実践し、大学受験を見据えるだけでなく、実社会でも役立つ学力・人間力・国際力を育成するカリキュラムとなっています。

中学校3年生からは数学の成績によって選抜クラスが1クラス編成されます。また、高校3年生からは、それぞれの志望大学に沿った選択授業などが行われ、大学受験に向けたカリキュラムが本格化します。高校の夏休み・冬休み期間には、ほぼ全期間で大学受験用の特別講座も設けられています。

行事と部活動

主な行事には、巣鴨学園大菩薩峠越え強歩大会や巣鴨学園巣園流水泳学校などのほか、修学旅行、合唱コンクール、巣園祭(文化祭・体育祭)といった様々な行事が行われています。

また、班活動(部活動)も充実しており、体育系と文化系に分かれ、それぞれ各方面での活躍が見られます。

進学先

2020年度の大学合格者数を見ると、東京大学12名、一橋大学3名といった国公立大学のほか、早稲田大学48名、慶應義塾大学40名、上智大学10名といった難関私立大学の合格実績も見られます。

学校周辺の環境・交通アクセス

  • JR山手線の大塚駅から徒歩10分
  • 池袋駅(JR線・東京メトロなど)から徒歩15分
  • JR埼京線の板橋駅から徒歩15分
  • 東武東上線の北池袋駅から徒歩10分
  • 東京メトロ有楽町線の東池袋駅から徒歩15分
  • 都営三田線の西巣鴨駅から徒歩15分
  • 都電荒川線の巣鴨新田駅から徒歩8分
  • 都バスの上池袋三丁目停留所から徒歩3分(池袋東口〜西新井間(王40)、池袋東口(巣鴨周り)〜浅草寿町間(草63)、池袋東口(王子駅経由)〜浅草寿町間(草63))

池袋駅とも近いですが、学校周辺は落ち着いた雰囲気が広がり、都心でありながら静かな環境に立地しています。

巣鴨中学校の受験情報

試験日と募集人数

試験日募集人数
第Ⅰ期2021年2月1日(月)80名
算数選抜2021年2月1日(月)午後20名
第Ⅱ期2021年2月2日(火)100名
第Ⅲ期2021年2月4日(木)40名

試験科目と配点

科目試験時間配点
国語50分100点
算数50分100点
社会30分50点
理科30分50点

偏差値

巣鴨中学校の80偏差値は次の通りです。

  • 第Ⅰ期:55
  • 算数選抜:63
  • 第Ⅱ期:58
  • 第Ⅲ期:58

倍率

2020年の入試結果を見ると、実質倍率は次の通りです。

第Ⅰ期算数選抜第Ⅱ期第Ⅲ期
募集人数80名20名100名40名
受験者391名701名521名399名
合格者102名235名177名49名
受験倍率3.8倍3.0倍2.9倍8.1倍

巣鴨中学校の学費

入学金、入学後の学費は以下のようになります。

入学金330,000円
施設費200,000円
生徒会入会金1,000円
図書費2,500円
生徒会費4,500円
巣園会費25,000円
授業料(月額)40,000円

巣鴨中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点です。大問は4・5問程度で、大問1が計算・小問集合、大問2以降が応用問題という構成になります。

頻出分野としては、図形、速さ、数の性質、規則性、場合の数、特殊算などがあり、幅広い分野から出題されています。特に頻出分野となっているものは重点的に対策し、問題演習・過去問演習を通じてトレーニングしておきましょう。

また、設問ごとに途中式や考え方、作図やグラフなどを記述する形式になっているため、記述対策も必須です。なるべく早くから記述式の問題演習を行い、必要な事項を過不足なく書く練習を重ねましょう。

さらに、規則性や場合の数のように手を動かして調べる問題も目立つので、似た傾向の問題は重点的に解き、分野ごとに実力を磨いておくことが大切です。

試験時間は50分で比較的余裕がありますが、記述式の問題で時間がかかりやすいため、油断はできません。過去問演習などの徹底により、常に時間を意識して解く習慣をつけておきましょう。

国語

算数と同じく、試験時間は50分、配点は100点満点となります。大問は3問で、漢字が1問、読解問題が2問という構成です。読解問題は論説文・説明文や随筆文(説明的内容・文学的内容)が多く、小説文・物語文はほぼ見られません。

読解問題の設問形式は、選択肢問題、書き抜き問題、記述問題などがありますが、特に書き抜き・記述が多い傾向があります。早いうちから記述対策を徹底し、本文の内容と各設問を照らし合わせ、問われる内容を過不足なく記述する練習をしておきましょう。

読解問題の文章量はそこまで多いわけではありませんが、読解問題が2題あること、そして記述式の問題が多いことを踏まえると、時間的な余裕があるとは言えません。本文の論理展開を速く正確に読解し、各形式の設問をテキパキ解き進める力が求められます。過去問演習を徹底し、時間配分の感覚をしっかり養いましょう。

もちろん、漢字・知識問題の対策もしっかり進め、きちんと得点源にすることが重要です。

社会

試験時間は30分、配点は50点満点となっています。大問は3問で、地理・歴史・公民分野から出題されますが、地理と歴史がやや多い傾向があります。

設問形式は選択肢問題が多いですが、適語記入問題もあるほか、記述問題が出題される年もあります。選択肢問題の対策を中心としつつ、各用語の漢字は正確に覚え、適語記入や記述で誤字脱字をしないように練習しておきましょう。

また、選択肢問題には正誤問題も含まれるので、正確な知識をもとにきちんと正誤判断できる力が求められます。各分野の基本的な知識を正確にしたうえで、様々な選択肢問題・正誤問題に触れ、注意深く正誤判断する習慣をつけましょう。細かい部分まで正誤判断させる問題もあるので、注意力や読解力を鍛えることも重要です。

また、試験時間も30分で短いため、過去問演習もしっかり進め、時間配分の感覚をつかんでおきましょう。

理科

社会同様、試験時間は30分、配点は50点満点です。大問は4問で、4分野からまんべんなく出題されています。

全体的に計算問題が多い傾向があるので、なるべく早くから計算の対策を進める必要があります。また、選択肢問題などは基本的な問題が多いですが、計算問題ではややこしい問題も目立ちます。各分野の基本的な知識をおさえることは大前提ですが、そのうえで計算力もしっかり鍛え、傾向に合わせた実力を磨いておきましょう。過去問などの問題演習を積んで、解法に必要な計算を導き、ミスのないように問題を解き進めるという練習が大切です。

また、社会と同じく試験時間が短いので注意しなくてはなりません。計算問題が多い以上、どうしても時間はかかりやすくなります。過去問演習などを通じて常に時間を意識し、一問に時間をかけすぎず、スピーディーかつ正確に問題を解き進めることを心がけましょう。

過去問

巣鴨中学校合格のために必要なこと

巣鴨中学校の試験問題は、いずれの科目も傾向が比較的はっきりしているので、とにかく傾向に沿った対策を進め、実力を鍛えていくことが重要です。

例えば、算数は途中式・考え方などを記述する形式に慣れておくこと、国語は特に書き抜き・記述問題の対策を徹底すること、社会は正誤問題などの選択肢問題に注意すること、理科は計算問題に注意することなど、それぞれの特徴を踏まえた対策が必要になります。

また、いずれの科目も基本的な問題は絶対に得点できるよう、各分野の基本知識は正確におさえておきましょう。ケアレスミスは絶対に避け、解ける問題から着実に得点源とする必要があります。そのうえで、各科目のややこしい問題にも対応できるよう、傾向に沿った対策を進めることがカギです。

こうした点に注意し、基本知識を正確にしつつ、似た傾向の問題の演習を徹底し、着実に実力を伸ばしていきましょう。

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