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2017-05-18

白百合学園中学校の学費や特色、合格のための受験情報

白百合学園中学校
(画像:wikipedeiaより)

白百合学園中学校の特色

白百合学園中学は東京都千代田区にあるカトリックの女子校です。お嬢様学校として古くから知られる名門校であり、多くの著名人も輩出してきました。難関大学への進学率も高いため、中学受験では難関校の1つとされています。

高校からの入学は募集していない完全中高一貫校です。幼稚園から大学まで併設していて、白百合女子大学へは推薦で進学することもできますが、多くの生徒が外部受験を希望します。

「百合の花のように、清らかでつつましい中にも、一本芯の通った強い女性を育てる」が基本方針。カトリックの愛と奉仕の精神に基づき、従順、勤勉、愛徳の三つを校訓とし、生徒たちの人間育成に努めています。

各学年の生徒数は併設の小学校から進学してくる生徒も合わせ、おおよそ180名。4クラスの編成です。

学校の沿革

フランスのシャルトル聖パウロ修道女会から1878年、函館に3人の修道女が来日したことが白百合学園のはじまりです。東京では1881年に女子仏学校が設立されました。その後、名称が白百合学園と改められました。

現在では東京の他に函館、盛岡、仙台、湘南、函嶺、八代に系列校または姉妹校があります。

学校生活とカリキュラム

登校時刻は8:15、授業は50分授業で週33時間になります。キリスト教の精神に基づき、毎日の礼拝が日課です。3学期制で土曜日は原則休みです。

創立当初から外国語学習に力を入れていて、少人数のクラス編成で実践的なコミュニケーション能力の育成を目指し、生徒全員が英語とフランス語の両方を学習します。

行事と部活動

クリスマスにはミサや奉仕活動を行います。部活動は中学校の間は全員参加が原則で、高校に進学しても約8割の生徒が高2まで継続します。部活の中には、ボランティア活動を行う白百合ならではのクラブもあります。

施設

都心にあるため敷地はそれほど広くはありません。しかし聖堂、聖歌隊室、体育館、視聴覚室、LL教室、聖歌隊室、作法室、調理室など必要な施設が整備されています。

進学先

平成29年進路実績では、卒業生172名のうち11%が国公立の大学に現役で進学しています。

難関私立である早慶上にも27%が進学しています。東大には現役で4名が合格しました。その他、早稲田には54名、慶応には41名、上智には40名が合格しています。

学校周辺の環境

JR総武線「飯田橋駅」、地下鉄「飯田橋駅」、「九段下駅」のいずれの駅から徒歩10分の立地です。靖国神社のすぐ横に位置しています。

白百合学園中学校の受験情報

2017(平成29)年の一般入試は2月2日に実施されました。一般入試の募集定員は60名、1月8日に実施の帰国生入試は募集定員12名です。

小学校の内部進学があるため中学の募集定員が少ないですが、実際は例年募集人数より多くの合格者を出していますので、倍率は他の難関女子中学と変わりません。一般入試の受験科目は4教科で科目と時間、配点は次の通りです。

  • 国語:40分(100点)
  • 算数:40分(100点)
  • 理科:30分(75点)
  • 社会:30分(75点)

科目ごとの基準点はなく、合計350点満点で判定されます。また筆記試験の他に、参考として保護者(1名のみ)同伴の面接が実施されます。

白百合学園中学校の偏差値と倍率

白百合学園中学校の偏差値は64です。2017(平成29)年の一般入試では、募集人数60名に対し、受験者が284名、合格者が101名という結果でした。実質倍率は2.8倍でした。

白百合学園中学校と学費入学後の費用

入学手続きおよび初年度授業に必要な費用は次の通りです。

  • 入学金:300,000円
  • 施設費:336,000円
  • 授業料:954,000円

初年度納入金は合計で1,254,000円になります。高校進学時には入学金が300,000円かかり、高校卒業までの総費用は約6,500,000円です。

白百合学園中学校の入試問題と対策

算数

女子校の算数としては、難易度が高い応用問題が出題されます。主に割合と比、速さ、平面図形など。計算など一行問題は出題されません。ほとんどの問題で計算の途中式や過程の記入を求められます。試験時間が40分と短いので、スピードも重要です。

合格点を取るためには、途中式を正確に早く書くことがポイントとなります。問題は難易度順には並んでいませんので、時間切れになる前に解ける問題に手をつける処理能力も必要となります。

国語

記述問題が多く出題される傾向です。40分で解答欄を埋めるには、スピードが大事になります。問題文を何度も読み返す時間はありませんので、1度の読みで理解する読解力を培いましょう。難易度は標準的です。

記述は文字数を意識して書く訓練を積んでおきましょう。漢字はそれほど難易度が高いものは出題されませんので、必ず落とさないようにします。また記述での誤字脱字も減点対象になりますので、演習段階から気をつけましょう。

理科

地理、化学、地学、生物からまんべんなく出題される傾向です。問題数が多く、図やグラフなどの記述問題もあります。問題の難易度は標準的ですが、30分の中で1つでも多くの問題に解答できるように、記述問題などは過去問などで慣れておくことが重要です。

基本問題の取り逃しがないように出題範囲をしっかり抑え、基礎知識の徹底に努めましょう。

社会

地理、歴史、政治と時事問題が出題されます。試験時間30分に対し問題数が多い傾向ですので、スピードが求められます。できるだけ多くの問題に解答ができるように普段から時間を意識して特訓しておきましょう。

地理では地名などの語句だけではなく地図やグラフを読み取る力も試されます。政治は憲法など重要な部分に抜けがないようにしっかり覚えておいてください。

白百合学園中学校合格のために必要なこと

東京の女子難関校の1つとして人気の高い学校ですので、どの科目も標準問題が解けて当たり前というレベルが求められます。特別な難問・奇問は出さない学校ですが、全体に解答数が多いので、早いスピードで正答を出せような対策をしておきましょう。

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