世田谷学園中学校の気になる偏差値や倍率!合格のために必要なこと

世田谷学園中学校の校舎

世田谷学園中学校は、東京都世田谷区にある私立の男子中高一貫校です。

ここでは、世田谷学園中学校の特色、受験情報や気になる入試対策などをご紹介していきます。

世田谷学園中学校の特色

世田谷学園中学校・高等学校では仏教・禅の人間観と世界観を21世紀の社会に向けた教育理念として「Think&Share」を掲げ、「自立心にあふれ、知性を高めていく人」「喜びを、多くの人と分かちあえる人」「地球的視野に立って、積極的に行動する人」を求める人間像とした中高一貫教育が行われています。

特進クラスの設置、希望・適性に沿った進学指導など、充実した教育・カリキュラムが実施され、難関大学への進学実績も豊富です。

学校の沿革

1592年に曹洞宗吉祥寺の学寮として創始したことが世田谷学園中学校・高等学校の始まりとなり、長い歴史を誇ります。

1876年に曹洞宗専門学校支校となり、1902年に曹洞宗第一中学林に改称、1924年には世田谷中学に改称されています。

1947年には新制のもとで世田谷中学が、1948年には世田谷高等学校が開設されました。

1983年に世田谷学園中学校・世田谷学園高等学校に改称され、現在に至ります。

施設

世田谷学園中学校・高等学校の校舎は『観性館』『発心館』『放光館』『修道館』の4つに分けられており、それぞれが持つ各教室、ホール、アリーナなど、充実した施設が見られます。

進学先

2019年の合格実績を見ると、東京大学15名、横浜国立大学14名、東京工業大学13名といった国公立大学の合格実績のほか、早稲田大学86名、慶應義塾大学82名、上智大学33名、東京理科大学99名といった難関私立大学の合格実績も豊富です。

学校周辺の環境

世田谷学園中学校・高等学校の最寄駅は次の通りです。

東急田園都市線・世田谷線三軒茶屋駅北口Bから徒歩約10分

小田急線下北沢駅から徒歩約25分

京王井の頭線の池ノ上駅から徒歩約20分

また、バスを利用する場合は「三宿停留所」で下車し、徒歩5分でアクセス可能です。

バスも含め、多方面からのアクセスに優れています。

世田谷学園中学校の受験情報

試験日

1次試験:2月1日(土)午前

算数特選:2月1日(土)午後

2次試験:2月2日(日)

3次試験:2月4日(火)

募集人員

1次試験:60名

算数特選:30名(特待生選抜20名)

2次試験:80名(特待生選抜10名)

3次試験:30名

試験科目と配点

1次試験、2次試験、3次試験の試験科目は、算数・国語・社会・理科の4科目になります。

試験時間と配点は、算数が60分で100点満点、国語が50分で100点満点、社会と理科はいずれも各30分で50点満点ずつとなっています。

また、算数特選は試験時間60分で100点満点となります。

世田谷学園中学校の偏差値と倍率

偏差値

世田谷学園中学校の偏差値を80偏差値で見ると次の通りです。

1次(2月1日) 53
算数特選 59
2次(2月2日) 55
3次(2月4日) 53

2次と3次は2月1日に比べて若干偏差値が高くなります。

倍率

また、世田谷学園中学校の2019年度の中学入試結果より、実質倍率は次の通りです。

第1次 2.7倍
算数特選 2.4倍
第2次 2.0倍
第3次 2.9倍

いずれも2倍台の倍率ですが、第3次の倍率は3倍近くとなりました。

世田谷学園中学校の入学後の学費

入学金 260,000円
授業料(年額) 432,000円
施設費(年額) 84,000円
教育充実費(年額) 122,400円
図書費(年額) 2,400円
冷暖房費(年額) 12,000円
生徒会等入会金(年額) 5,000円
生徒会会費(年額) 6,000円
三心会(PTA)会費(年額) 6,000円
終身同窓会会費(年額) 4,000円
終身同窓会会費(年額) 156,000円

これらを合計すると、初年度にかかる費用は入学金も含めて108万9800円になります。

世田谷学園中学校の入試問題と対策

以下、4科目受験における入試問題と対策ポイントについてご紹介していきます。

算数

試験時間は60分、配点は100点満点です。

大問は6問から成り、大問1が計算問題・小問集合、大問2以降は応用問題となっています。

基本レベルの問題が比較的多いですが、後半には途中式・考え方を書かせる問題もあり、油断はできません。

基本的な問題を確実に得点しつつ、時間配分も踏まえ、難易度の高い問題に臨む必要があります。

時間配分の感覚、そして問題の取捨選択の感覚を、過去問演習を重ねてしっかりつかんでおきましょう。

頻出分野としては、図形、速さ、割合、規則性、特殊算などが挙げられます。

過去問から主な頻出分野を確認し、重点的な対策を進めましょう。

また、途中式・考え方を書かせる問題は、記述問題として位置づけられています。

計算式はもちろんのこと、どのように考えたのかを論理的に説明しなくてはなりません。

こうした記述問題には慣れが必要になるので、似た傾向の問題を重点的に解き、途中式・考え方を記述する力を鍛えておきましょう。

国語

算数と同じく、試験時間は50分で配点は100点満点となります。

大問は3問で小説文、説明文、漢字・知識問題から出題される傾向が続いていましたが、2019年は読解問題となる大問1問のみの出題で、漢字は読解問題の中に含まれる形となりました。

今後も出題傾向の変化に注意する必要があるでしょう。

読解問題の本文の量はそこまで多いわけではなく、扱われるテーマも比較的わかりやすいものが多いです。

ただし、算数より試験時間が10分短いため、時間配分には十分に注意しなくてはなりません。

論理展開や心情・場面の変化を速く正確に把握し、一つ一つの設問をこなしていく力が求められます。

また、記述問題の出題も見られます。

過去問演習を重ね、頻出の設問形式に対応できる力を養っておきましょう。

社会

試験時間30分、配点は50点満点となっています。

大問は3問で、地理、歴史、公民分野からまんべんなく出題されます。また、時事問題の出題も見られます。

各分野とも基本的な知識を中心に問われますが、試験時間が30分と短いので、時間配分には注意しておきましょう。

また、問題には地図や資料、統計などが多く見られます。

基本知識を正確におさえつつ、与えられた資料を分析する力もしっかり養っておきましょう。

過去問をはじめ、似た傾向の資料問題に多く触れ、慣れておくことが大切です。

また、3分野の総合問題も出題されています。各分野の知識を横断的に整理し、総合問題に対応できるようにしておきましょう。

こちらも総合問題形式の問題を多く解き、慣れておく必要があります。

理科

社会と同様に、試験時間は30分で配点は50点満点となります。

大問は4問から成り、4分野からまんべんなく出題されています。

こちらも社会と似て、基本的なレベルの問題が中心となっています。

一方、実験や観察の問題、グラフやデータを扱う問題なども見られます。

こうした問題も含め、試験時間30分の中で一つ一つこなしていかなくてはなりません。

過去問をはじめ、似た傾向の問題の演習を徹底し、時間配分に注意しておきましょう。

また、計算問題や記述問題も出題されています。

こうした出題傾向にも慣れておくため、基本知識の確認に加え、日々問題演習を重ねておくことが大切です。

過去問

受験者平均点の特徴

2019年度の受験者平均点と合格者最低点は次の通りです。

第1次(300点満点) 算特(100点満点) 第2次(300点満点) 第3次(300点満点)
受験者平均点 171.1点 44.9点 172.3点 144.3点
合格者最低点 187点 50点 177点 160点

また、受験者平均点をそれぞれの配点による割合から見ると第1次が57.0%、算特が44.9%、第2次が57.4%、第3次が48.1%となっています。

第1次と第3次は5割台後半の平均点ですが、算特と第3次の平均点は5割を下回っています。

また、合格者最低点は各配点による割合から、第1次が62.3%、算特が50.0%、第2次が59.0%、第3次が53.3%となっています。

第1次の合格者最低点は6割を超え、第3次も6割近くの合格ラインです。

一方、算特はちょうど5割、第3次は5割台前半が合格ラインとなりました。

世田谷学園中学校合格のために必要なこと

世田谷学園中学校の試験は各科目の特徴が比較的はっきりしているため、科目ごとの特徴に沿った対策が重要な意味を持ちます。

算数であれば途中式・考え方を書かせる問題に注意しつつ、基本的な問題を確実な得点源とすることが大切です。

国語は算数より試験時間が短いことに注意し、速く正確な読解力、記述問題への対応力などが重要になります。

また、近年の出題傾向の変化にも注意しましょう。

社会と理科はいずれも試験時間が30分と短いため、特に時間配分に注意しなくてはなりません。

また、いずれも基本的な問題が中心となっているものの、資料や図、データを扱う問題も多いです。

これらを短時間で正確に読み取る力も養っておきましょう。

また、試験日程が比較的多いため、各日程の倍率、合格最低点なども考慮し、受験日程を検討して対策を進めることが必要です。

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世田谷学園中学校の校舎