洗足学園中学を受験するなら知っておきたい!学校の特色、受験情報、入試の傾向

洗足学園中学

神奈川県にある中高一貫の洗足学園。今回は洗足学園中学を受験するなら知っておきたい、学校の特色や受験情報、そして入試問題の傾向と対策についてご紹介します。

洗足学園中学校の特色

「慈愛に満ちた心情(謙愛の徳)を養い、気品高く実行力が富む有為な人物を育成する」という創立者の強い思いで設立され、「自立」「挑戦」「奉仕」の精神の下、社会の中で「幸福な自己実現」を達成できる人物の育成を目指しています。

募金活動や通学路の清掃活動など、ボランティア活動を通して奉仕と福祉の心を学ぶ教育も行っています。

学校の沿革

1923年に創立者である前田若尾の自宅2階を私塾として開放したのがはじまり。

その後1926年に洗足高等女学校として設立。1947年、学制改革に伴い洗足学園女子中学校と改称。1953年には洗足学園第二中学校と校名を改め、1976年、洗足学園大学附属中学校となる。2002年に現在の校名である洗足学園中学校へ改称。

施設

普通教室は校舎全体を東西に配置し、直射日光の影響を受けにくくしてあり、冷暖房はもちろん、空調システムにより窓を締めた状態でも常に新鮮な外気を取り入れている。生徒の机の面積は、標準の物より1.5倍程の広さを持たせている。

大講堂は席数908席あり、大型プロジェクター等、最新の映像・音響設備を備えている。

廊下部分の壁面に、曲線を施し、さらに木材を使うことで、暖かく優しい雰囲気を出しています。また、生徒全員分のロッカーを設置し、教室内の私物の整理にも役立っています。

進学先

平成29年進学実績では、国公立大学に83名(そのうち東京大学6名)が現役で合格しました。慶應義塾大学へは69名、早稲田大学110名、上智大学37名が合格。医学部医学科へは35名が合格しています。なお、海外の大学へは16名が合格しています。

学校周辺の環境

東急田園都市線・大井町線、JR南武線の3線が交差し、 緑と近代都市が調和する魅力的な街に位置しています。

アクセス

  • JR南武線「武蔵溝ノ口駅」
  • 東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」より徒歩8分

学校生活とカリキュラム

「知識偏重型」から「知識活用型」への教育改革を目指しています。

より強く知的興味を喚起し、感性を引き出す授業を意識し、オリジナル教材の活用や放課後の補習、小テストなどで確実に定着をはかり、今年度からは、授業時間数をこれまでの50分から65分に延長し、1日5コマ制としました。

英語教育に特に力を入れており、少人数授業やネイティブスピーカーによる英会話授業に加え、語学留学にも力を入れています。

また、中学3年間の音楽の授業で、バイオリン・トランペット・クラリネット・フルートから1つの楽器を習得していくというのも、特徴の1つになっています。

行事と部活動

約35のクラブ・同好会があります。運動部では、全国大会に出場した水泳部や、スキー部、ダンス部、全国でも珍しいスカッシュ部などが活発。文化部では、弦楽合奏部、吹奏楽部、演劇部、クッキング部などがあります。

そのほか、既存のクラブの枠を超えて誰もが入部できる特別クラブ、通称Sオケと呼ばれているフィルハーモニー管弦楽団は、100名を超える団員が所属しています。

行事は、チャリティーコンサート、中高で行う洗足祭、合唱コンクール、芸術鑑賞会、生徒たち自身で創り上げる体育祭などがあります。

洗足学園中学校の受験情報

2017(平成29)年の試験日は2月1日・2日・5日でした。募集人数は2月1日80名、2日100名、5日40名。

※面接試験は、ありません。

試験日 国語 算数 理科 社会
2月1日



2月2日



2月5日

※2月1日・2日は、2科又は4科の選択。

試験科目と配点

科目 試験時間 配点
国語 50分 100点
算数 50分 100点
社会 60分 75点
理科 75点

偏差値

洗足学園中学校の偏差値は62です

倍率

日程 受験者数 合格者数 実質倍率
2月1日 325名(2科・4科の合計数) 96名 3.4倍
2月2日 556名(2科・4科の合計数) 152名 3.7倍
2月5日 454名 79名 5.7倍

※2017(平成29)年の入試より

洗足学園中学校の学費

入学金 240,000円
授業料 532,400円
施設費 178,000円
入会金 6,000円
会費 20,000円

※2016年度現在の費用です。
※入会金、会費は洗足会(PTA)・生徒会費です。
※他に副教材購入費、宿泊研修費、修学旅行などの積立金があります。(年間100,000円)

洗足学園中学校の入試問題と対策

算数

例年、大問1が計算問題、大問2・3が1行問題、大問4以降が応用問題という構成で、大問5~6題という出題形式です。

応用問題に関しては、女子校の中でもトップクラスの難易度になっているので、基礎の内容の問題が多い大問1~3では確実に点数をとるようにしましょう。

洗足学園中学校の試験は、国語と算数の合計点で合否が決まると言われています。

「数の規則性」「グラフ」「図形」が頻出されているので、特に図形の移動や水の高さなどグラフ問題対策等、演習を積み重ねておくことが重要です。

国語

例年1題「論説文」、1題「小説」という構成の、大問が2題という問題形式です。

問題文が約7,000字前後で、記述問題が例年5題は出題されています。そのため、時間配分が非常に大切で、解ける問題から優先的に解き、試験時間内にいかに早く正確に解いていけるかが重要です。普段から時間を計り、過去問などで徹底的に練習しておくことが必要です。

そのほか、漢字の読み書きやことわざ、慣用句、故事成語もよく出題されています。

社会

理科と合わせて60分の試験です。

大問が3題で、地理・歴史・公民からバランスよく出題されています。

時事問題と絡めた問題も出題されるので、日頃から新聞やニュースを見る習慣をつけておきましょう。年表や史料もよく出題されています。

また、記述問題が例年出題されるので、知識を確実に定着させておき、簡潔にまとめて書けるよう対策しておくことが大切です。

理科

社会と合わせて60分の試験です。大問が3題程度という出題形式です。

生物、化学、地学、物理の4つの分野から大問各1題ずつ出題されます。

「計算問題」・「知識問題」の2つに大きく分けられ、計算問題に関しては、それほど難しくはないので基本を押さえておき確実に点数を取ることが大事です。

また、実験や観察・観測に関する問題も出るので、過去問や演習問題等で必ず対策をしておきましょう。

洗足学園中学校は、同じ年度の試験に同じ単元の問題は出題されないので、翌日に受験する場合は、その日に出題された所と違う単元の勉強をしましょう。

赤本

洗足学園中学校合格のために必要なこと

洗足学園中学校の入試は、合格者の80%が国語と算数の合計点で受験の合否が決定すると言われているので、国語と算数は特に力を入れて対策しましょう。

国語は、文章題においての時間配分の対策が非常に重要、算数では、基礎の内容の問題が多い大問1~3は、ミスをせず確実に点数をとれるよう問題演習をして対策しておきましょう。

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