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2016-07-21

聖霊中学を受験するなら知っておきたい、入試内容、評判、合格の条件のこと

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愛知県瀬戸市にある私立の中高一貫校の聖霊中学。今回は聖霊中学の特徴、評判、学費、試験内容、そして合格のために必要なことについてご紹介します。

聖霊中学校の特徴

「光の子として生活せよ、光の実は全ての善と正しさと真実にある」という教育理念に基づき、3Lを常に意識させ、自らが輝く人生を過ごす中で、人々をも明るく照らす人格を育むことを目標に指導が行われている中学校です。

3Lとは、いかに学ぶか(Learn)、いかに輝くか(Light)、そしていかに生きるか(Live)で、生徒が自発的に考える環境を提供している点からも比較的自由度の高い中学校です。

テスト前後の手厚いフォローや、テスト中の学校開放(質問できる環境も日によってはあるとのことです)があることも、生徒の学習面での自発性を促すための1つのコンテンツです。

また、聖霊中学校は美しい自然に囲まれた環境にあるため、子供たちの知性と感性を育むのに適している点も、とてもいい点です。

さらには、宗教教育(キリスト教)・外国語教育・情操教育を教育の三本柱として大切にし、21世紀を生きる子どもたちにグローバルなものの見方と、人々と共に平和に生きるための力と、人と人とを結びつける絆を育んでいます。

聖霊中学校の評判

実際に通っているお子さんから話を聞くと、

  • 先生が優しく親身になって教えてくれる
  • 私立だと勉強、勉強の毎日だと思ってたけど、部活にも力を入れているからどちらも頑張れる
  • バイオリンの授業や聖書の時間等、他にはない新しいものへチャレンジできる環境があるから刺激になる
  • 友達も普通の子が多く、すぐに打ち解けられる。先生含めて、みんな仲がいい」

ととてもいい評判を耳にします。

校則でガチガチにせず、ある程度の自由を与え、自ら考えて行動をさせる中で、締めるところはきちんと締めるといった環境です。

女子校ですから「いじめ」に関して心配される保護者の方もいらっしゃると思いますが、教師の対応が素早く、いじめはないようです。

やはり、教育理念に基づいた指導がきちんと行われている分、他人を攻撃する児童が少なくなるのですね。

聖霊中学校の年間の学費

月々の学費は、

  • 授業料33,000円
  • 施設設備費4,300円
  • 体育館積み立て800円
  • 父母の会費・積み立て2,000円
  • 生徒会費300円

合計40,400円が基本です。これを3か月分一斉に、4期に分けて納入する仕組みがあります。

この他にも実験実習費、副教材・校外学習・芸術鑑賞・宿泊行事・写真代金などの実費、クラス活動で必要となるクラス費が必要になります。

聖霊中の入試データ

数年前から理科と社会が新しく入試問題として加わりました。得点配分、実施時間、平均点はこのようになっています。

国語 算数 理科 社会 合計
実施時間 45分 45分 30分 30分 150分
得点配分 100点 100点 50点 50点 300点
平均点 62.7点 62.0点 27.8点 33.6点 186.0点

実質倍率は3年前が1.16倍でしたが、昨年は1.05倍とかなり落ち込んでいます。

また、受験者数は600名ほど受験をしますが、滑り止めで受験している生徒が多くいるため、実質的な競争倍率は上記のようになります。

また、合格者の最低合格点数は122点というデータがありますが、安全合格圏内の平均点以上をとるために、各教科でどのような問題が出題され、どのように対策を行っていくかを下記でお伝えします。

聖霊中学校の入試問題の傾向と対策:国語編

傾向

長文問題が2題、漢字7~8題、文法はあまり出ていませんが、対策は必要です。

ポイントとしては、登場人物の心情理解、語彙力、指示語、副詞や接続詞の補充問題に対応する国語力が必要になります。

対策:①登場人物の心情理解

日ごろの国語の授業や問題集と解くときから読み方を意識する必要があります。登場人物のセリフや行動から心情を読み取ることはもちろん、情景描写への意識も必要です。

話を読む上で、どういう設定になっていて、どういうことが起き、どういう気持ちになっているかの変化を常に意識して読み込めるようにしましょう。

対策:②語彙力

語句の意味がわからなくて得点を落としてしまうこともあるので、日ごろの課題や学校の教科書等で言葉の意味を1つでも多く知っていきましょう。保護者の方にとっては「知ってて当然」でも、今の子供は日本語に慣れていない部分があるため、勉強をする中で、しっかりと意味を言い表せない言葉にはマーカーを引かせ、自分で調べる、親や先生に聞くなどの対応をするといいです。

対策:③指示語の内容理解

指示語が表すものを読み取る力が必要になります。指示語は基本的に、その前に示す言葉がありますが、これを知らない小学生は少数ですがいます。また、それを知っていても、内容理解ができておらず、指示語が表すものを間違えてしまうため、トレーニングが必要です。これも通常の学校課題で対応可能です。

対策:④副詞や接続詞の補充

□抜きになっていて、適切な指示語を入れる問題です。文章構築のテクニックが必要ですが、各接続後の意味が分かっていればクリアできる問題です。学校のテストでもしばしば見られる問題であるため、苦手な子は福祉や接続詞の入った文章を音読し、感覚として身に着ける必要があります。

聖霊中学校の入試問題の傾向と対策:算数編

傾向

計算、割合・平均・速さ、文章問題が出題されています。また、方程式、図形や関数、数の仕組みの実力問題が出題されます

対策:①計算

スピードと正確性を上げることを意識しましょう。計算力を上げるためには反復練習しかありません。また、計算が苦手なお子さんあ新しい問題ではなく、同じ問題を繰り返し解いて、スピードアップを図りましょう。

さらには中学で履修する、分配法則、結合法則、交換法則は感覚としてできるようにトレーニングをしましょう。

分数や小数の問題も出題されるので、通分や約分の意識や小数点を勝手に動かさないなど、ミス抑制のためのトレーニングも必要です。

対策:②割合・平均・速さへの対応

これらは苦手にしている子が多いですが、とにかく意識することは原則を常に意識させましょう。平均と速さに関しては、苦手な子は別々に覚えるのではなくて、は・じ・きを使って同じように覚えてしまうのがいいです。

対策:③文章問題への対応

文章問題は数字だけを追わないことを意識させましょう。どんな問題であっても、必要な力は「文章を式へ変える力」です。原則に基づいて、式を作るよう意識をさせましょう。

対策:④実力問題への対応

これはどういった問題が出るか全く予想ができないため、初めて見る問題になる可能性がかなり高いです。角度、展開図、規則性をメインに何度も練習をして臨みましょう。ある程度問題慣れをしてきたら、過去問に挑戦してみるのもいいと思います。

聖霊中学校の入試問題の傾向と対策:理科編

傾向

物理分野(てこ・バネ)、科学分野(水溶液・溶解)、地学分野(星の動き)、生物分野(昆虫・人と動物・植物)

対策:①物理

ここでは原則理解と計算処理能力が必要になります。算数の延長と考えらえるので、算数の項目で伝えた原則の意識を常にさせることが大切です。また、苦手分野は徹底的に基礎を叩きこみましょう。

対策:②科学

算数の割合の知識がとても重要になります。苦手な子は算数の割合の問題を数多くこなしていきましょう。算数との決定的な違いは、状況理解と整理をすることが求められるので、丁寧に問題文を読むことと、分かっていることと分かっていないことを過剰性を持って把握できるように練習する必要があります。

対策:③地学

難しいと感じる子も多いと思いますが、ここも原則を押さえておけばクリアできる問題が多いです。Qに対していきなりAを考えるのではなく、問題文に出てきた種類の原則から考えるトレーニングをする必要があります。

対策:④生物

ここは記憶力の勝負になります。1つ1つしっかり覚えましょう。ただし、覚える量が膨大になるため、ポイントとしては対比を意識して共通のところと違うところを意識すると頭に入りやすくなると思います。

子供ですから、いろいろな違いに気づき、子供独自の発想で知識を深めていくので、保護者の方もその違いに気づいたことを認めてほめていくことで、お子さんがさらに勉強に前向きに取り組む環境づくりにも繋がると思います。

聖霊中学校の入試問題の傾向と対策:社会編

傾向

歴史のボリュームが多いです。

対策:①歴史

外交史、人物をきちんと理解しておきましょう。誰が何をやったか、できればどういう時代背景があって行われたかも理解しておくとかなりいいです。それは時代順も出題されているので、年号を覚えることが必要になりますが、年号を忘れてしまっても時代背景を理解しておくことでクリアできるようになります。

また、歴史資料についても出題されているので、こちらも合わせて覚えるようにしましょう。さほど難しい問題は出題されない傾向にありますが、教科書と資料集をしっかりと覚える必要があります。

対策:②地理

地形や人口、環境問題や世界遺産を中心に覚えていきましょう。それぞれの風土や特徴をきちんと整理して暗記していきましょう。これらの出題頻度が多い傾向にありますが、新傾向としての出題もあるので教科書内容をきちんと整理しておきましょう。アメリカや中国等の主要国家については出題の可能性が高いです。

対策:③政治

日本国憲法に関する問題や時事問題をしっかりと覚えておきましょう。また、歴史や地理に絡めて出てくる可能性もあるため、時代背景の整理、特徴の把握が必要になるので、①・②をきちんと覚えて常にリンクできるようにしていきましょう。

また、地方自治、国際連合、国会、内閣についても苦手にしている部分はきちんと整理しておきましょう。

聖霊中学校に合格する子の特徴

学校偏差値時代は50~52ほどなので、非常に難しいというわけではなく、学校平均よりも少し上の生徒が多く受験をしている傾向にあります。

ですから、学校できちんと学習をしていれば合格に届く可能性が高くなります。しかし、初めて経験する「入試」ですので、思うように力が発揮できない子も出てしまうと思います。

「高得点」を狙うのではなく、いかに「平均点をクリアするか」を念頭に置いて、きちんと自分ができる問題を正解することができる子が合格に近づきます。これは高校入試でも同じです。

また、学校活動や地域活動に積極的に参加をしている場合は、印象がとてもよくなる傾向にあります。

生徒会や係、部活動等でリーダーシップを発揮していたり、ボランティア活動等に積極的に参加していた経歴がプラスの評価に繋がります。

聖霊中学校合格のために必要なこと

学校生活を充実させるためにも、積極的に学級活動に参加をすること、さらにはボランティア等にも参加をしておくといいです。

さらに、テストできちんと得点を取る方法を知っておくことも必要でしょう。学校で受けるテストとは難易度も状況も違うため、そういった難しいテストに対する攻め方と勉強法をきちんと実践する必要があります。

攻め方について上記で伝えた通り、いかに合格をするかを意識することが必要です。

平均点をクリアすれば合格なので、難しい問題をきちんと飛ばすこと、難しい問題になったときに焦らないこと、途中で手が止まって考えてもなかなか答えが出ないときは飛ばすこと、時間を意識すること、問題文をきちんと読んで読み取り間違いをしないこと、見直しをきちんとすることを徹底させるといいでしょう。

どれも頭では分かっていても、実践ではなかなかできないことなので、塾等の模試を受験しトレーニングをすることと、過去問を解くときは、しっかりと基礎の勉強を終えてから、本番形式で解くようにし、本番の練習をしておくといいです。

学校で高得点を取っているとどうしても「いい点」を狙ってしまいますが、目的は「合格」ですから、高得点を取る臨み方と合格を勝ち取る臨み方が全く違うことをお子さんに理解をさせ、テストに向けて準備をさせていきましょう。

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