成城中学校の気になる倍率や偏差値、学費のこと

成城中学校高等学校の校舎成城中学校は、1885年に文武講習館として創立されたことに始まる、長い歴史を持つ男子中学校です。

中学校から高等学校までの6年間のカリキュラムのほか、高等学校からの募集も行われる、併設型の中高一貫校となっています。

成城中学校の特色

成城中学校では、「社会に有為な人材を育成する」という創立以来の精神を掲げ、「授業第一主義」、「自学自習」といった校風が特徴になります。

文武両道主義の伝統が根付いている

また、部活動と勉強の両立として「文武両道主義」という伝統があり、勉強だけでなく部活動も活発に行われています。

中高一貫の6年間のカリキュラムとしては、中学1年から2年は基礎学力養成期、中学3年から高校1年は進路決定期、高校2年から高校3年は実力完成期とされ、6年間の中で着実に進むカリキュラムが組まれています。

グローバルな教育に力をいれている

また、グローバルな教育にも力を入れています。校内研修の中でカリフォルニア大学の学生との議論を行うエンパワーメント・プログラム、国内グローバル研修、エンパワーメント講演会など、様々な取り組みが行われています。

成城中学校は、「授業第一主義」や「自学自習」などの堅実な校風が特徴ですが、これらに加えてグローバルな範囲での取り組みも充実しているという特徴があります。

学校の沿革

成城中学校は、1885年に文武講習館が創立されたことが始まりとなります。

翌年の1886年には成城学校へ、1917年には成城中学校へ改称されました。

1948年には成城高等学校が設立されています。

施設

普通教室、実験室、職員室、自習室、進路指導室、イングリッシュルームなどの各教室のほか、屋外温水プール、地下体育室、図書館、自習室などの施設も充実しています。

進学先

2020年度の主な進学先は、国公立大学への進学実績のほか、早稲田大学28名、慶應義塾大学12名、上智大学20名、法政大学49名といった私立の難関大学への進学実績があります。

学校周辺の環境

成城中学校は、都営地下鉄大江戸線の牛込柳町駅から徒歩1分となっています。

都営地下鉄大江戸線は新宿駅をはじめ都心に多くの駅があるため、他の路線とのアクセスに優れています。

そのため牛込柳町駅も、多くの路線の沿線から大江戸線経由でスムーズなアクセスが可能になります。

成城中学校の受験情報

試験日

  • 第1回:2021年2月1日(月)
  • 第2回:2021年2月3日(水)
  • 第3回:2021年2月5日(金)

募集人員

  • 第1回:100名
  • 第2回:140名
  • 第3回:40名

試験科目

いずれの日程も4科目型となります。

試験時間と配点は、国語と算数がそれぞれ50分で100点満点、社会と理科がそれぞれ30分で60点満点となっています。

成城中学校の偏差値と倍率

偏差値

成城中学校の偏差値を80偏差値でみると次の通りです。

第1回 50
第2回 53
第3回 53

倍率

受験者数 合格者数 倍率
第1回 413名 134名 3.1倍
第2回 790名 231名 3.4倍
第3回 546名 44名 12.4倍

第3回が他と比較して倍率が高くなっています。

成城中学校の入学後の学費

授業料 450,000円
施設費 50,000円
維持費 150,000円
その他 36,800円

他の費用も含めると、初年度の合計は96万6800円とされています。

成城中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点となります。

大問は9~10問程度になりますが、大問1と2は計算問題1問ずつという傾向が多く、小問集合は大問5以降あたりから出題されます。

そのため、全体的な設問数はそこまで多くはありません。

一方で、1問に時間がかかることもあるので、過去問演習で時間の把握はきちんとしておく必要があります。

出題範囲としては、図形、立体、速さ、規則性などが主に出題されます。

このうち、速さは表やグラフが出題されることが特徴です。比較的把握しやすい範囲となっているため、頻出範囲は十分に対策をしておきましょう。

国語

算数同様、試験時間は50分、配点は100点満点となっています。

大問は3問程度になり、漢字、説明文、小説文での出題が見られます。

設問の傾向としては、選択問題と抜き出し問題が多いという特徴があります。

記述問題もありますが、文字数は少なめです。問題文もそこまで長くはありませんが、設問がやや細かい傾向があります。

選択問題や抜き出し問題で正答するためには、問題文の読み取りを正確に行い、論理展開や場面の変化など、一つ一つ把握しておく必要があります。

社会

配点は60点満点となり、試験時間は30分と、短めに設定されています。

大問3問の中で、歴史、地理、公民からまんべんなく出題されます。また、時事問題の出題も見られます。

地理には地形図が出題されることが特徴です。等高線や地図記号などの正確な読み取りが必要になるため、慣れが必要です。

過去問に加え、地形図の問題はきちんと演習しておくようにしましょう。

試験時間30分の中で考えると、設問数は比較的多くなります。

地形図などの問題が含まれる中、1問に時間をかけすぎず、常に時間を意識しておく必要があります。

そのためにも、基本的な問題は速く正確に解くことが重要です。

理科

社会と同様に、試験時間は30分、配点は60点満点となります。

大問3問となりますが、時間を考えると設問数は比較的多めになります。

出題形式としては、実験や観察問題が多いという特徴があります。その際にグラフや図から正確に読み取る必要があります。

短い試験時間の中で解くことを考えると、このような傾向の問題には注意しなくてはなりません。

特に実験や観察問題はある程度の慣れが必要になるため、過去問をはじめ、似たような傾向の問題は重点的に対策をしておきましょう。

過去問

受験生平均点の特徴

受験者平均点

第1回 168.6点
第2回 163.6点
第3回 159.5点

第3回は募集人数が少ないことに加え、平均点も他と比べて低い傾向があります。

320点満点で考えると、それぞれの点数の割合は52.6%、51.1%、49.8%となり、第1回、第2回は6割ほど、第3回は5割を下回っています。

合格最低点

第1回 183点
第2回 184点
第3回 202点

こちらは、募集人員が最も少ない第3回の合格最低点が最も高くなります。

それぞれの点数の割合は、320点満点で考えると57.1%、57.5%、63.1%となり、第3回が最も高くなります。

合格最低点は6割を超えており、目安といえます。

成城中学校合格のために必要なこと

成城中学校の試験問題は、社会と理科の試験時間が短いという特徴があります。

配点もその分低めにはなりますが、それぞれの特徴をおさえ、得点源となる問題はきちんと正答できるようにしておく必要があります。

特に社会の地形図、理科の実験・観察問題など、特徴的な出題には注意しておきましょう。

また、算数と国語はきちんと得点源としたいところです。算数は一つ一つ着実にこなし、ケアレスミスはしないように進めましょう。

国語は細かい設問に注意する必要があり、論理展開などの正確な把握が求められます。

算数も国語も、落としてはいけない問題でのミスは減らし、より正確に解き進めることを意識しましょう。

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成城中学校高等学校の校舎