小学校受験・中学受験のことならチャイビ

2016-06-01

なんとなく子供の体調が悪い?それは「起立性調節障害」かも、、、

起立性調節障害

朝起こしても、なかなか子どもが起きられない。急に立ち上がると立ちくらみもする。特に午前中にだるそうにしていることが多いなど、病気ほどではないものの体調が悪そうであれば、それは「起立性調節障害」かもしれません。

「起立性調節障害」は、子どもの低血圧が原因とされています。ほうっておくと重症化することもあります。そうなる前に、「起立性調節障害」であることに気づいてあげることが大切です。

軽症であれば、日常生活を改善していくことで症状をなくすことができます。ともすれば「怠けている」と思われがちな症状なので、子どものヘルプサインを見落とさないように「起立性調節障害」について詳しく調べていきましょう。

こんな症状があったら「起立性調節障害」かもしれない!?

  • 朝なかなか起きられず、特に午前中調子がよくない
  • 急に立ち上がると立ちくらみを起こすことが多い
  • 入浴後に気分が悪くなることがある
  • ずっと立っていられずに失神することがある
  • 乗り物に酔いやすい
  • 朝は特に食欲不振であることが多い
  • 階段を上がるときなど、動悸がする
  • 特に朝起きてから午前中の間、頭痛を起こすことがある
  • 夜なかなか寝つけない
  • イライラすることが多い

これらの症状の後、何もなかったかのように回復するため、病気であるという認識がされないことが多くあります。

子どもが日中ゴロゴロしていて「なんとなくだるい」と言われたら、つい仮病だと思ってしまいますよね?

「だらだらしていないで勉強しなさい!」と叱ってしまいそうです。

たとえ子どもであっても、疲れたり体力が落ちていることもあります。ただ、ゆっくりさせても、数日その状態が続くようなら病院を受診してみる方がよいと思います。

「起立性調節障害」は、早ければ小学校中学年から

「起立性調節障害」は、思春期前後の子どもの「自律神経機能失調」のひとつと考えられています。自律神経がうまく働かず、起き上がったり立っているときに脳への血流が低下し、低血圧の状態になります。

発症率は、男の子よりも女の子に多く、軽いものは大人になるにつれ症状がなくなっていくことがあります。また、女の子は生理が始まると貧血になることもあり「起立性調節障害」と思われない場合があります。

「起立性調節障害」は低血圧の症状

朝起きてから午前中に倦怠感が体に残るなどの症状は、大人においても低血圧の方の症状と同じです。先にお伝えしたように、立っているときに失神したりすることも、健常な人では調整できる自律神経機能が失われているせいでおこります。

健常な人は、起立したことによって血液が下方へ行きすぎないよう、下方の血管が拡張して血圧が下がりすぎないように調節することが可能です。「起立性調節障害」の人は、この調節ができず、脳貧血を起こすようです。

「起立性調節障害」の治療法

立っていることができず、日常生活に支障があるような重症の場合には、薬による治療になります。それ以外の軽症の場合は、日常生活の改善などで回復が見込めるようです。

  • 軽い運動をするなどの運動療法
  • 急には立ち上がらず、ゆっくり起き上がるように注意する
  • 立っているときには足踏みをしたり足首を動かすようにする
  • だんだんと規則正しい生活リズムにしていく
  • 暑い場所では血管が拡張し、血圧が下がりやすいので涼しい場所にいるようにする

「起立性調節障害」は早期に発見し治療をすることによって、十分に回復する病気だそうです。「うちの子は大丈夫かしら?」と思ったら、内科・小児科を受診して、専門の医師に相談しましょう。

「起立性調節障害」を乗り越えるために

朝なかなか起きられず、学校へ行ったとしても勉強に集中できないようなことが続くと、勉強について行けないことから、不登校になる子どもが増えています。

はたから見ると「怠けている」、「ずる休み」と思われていそうですが、実は子どもだってどうしたらよいのかわからずに悩んでいるのかもしれません。

「何か調子が悪そうだな」と感じたら、一度専門の医師に相談してみましょう。その結果不調の原因が「起立性調節障害」ではなく、心の問題であることが判明するかもしれませんが、その時には別の対処をすればよいのです。

たとえ、学校へ行けない期間があったとしても、子どもが元気になってくれればそれが一番だと思います。元気になれない原因が「起立性調節障害」であるならば、それを取り除いてあげましょう。

スポンサーリンク

関連キーワード