日本女子大学附属中学校の気になる倍率、やっておくべき試験対策

日本女子大学附属中学校の校舎

日本女子大学附属中学校は、日本女子大学附属の中高一貫の女子校です。高等学校からの募集も行われる併設型の中高一貫校となっています。

ここでは日本女子大学附属中学校の特色、入試対策など合格に必要なことをご紹介していきます。

日本女子大学附属中学校の特色

日本女子大学附属中学校・高等学校では、「自ら考え、自ら学び、自ら行う」という「自念自動」の教育方針があり、教育の柱として「学習活動」と「自治活動」が掲げられています。

自治活動の実践として、生徒総会や代表委員会などの活動、自治会の一員として生徒が話し合うことなど、中高一貫の中で活発な取り組みが行われています。

また、卒業後は日本女子大学への進学が多く、約80%の生徒が自分の希望する学科へ進学しています。一方で、他大学への進学実績も見られます。

学校の沿革

1901年、日本女子大学校の開校とともに附属高等女学校が開校されたことが、日本女子大学附属中学校の始まりとなります。1947年に附属中学校が開校され、1948年には附属高等学校も開校されています。

施設

主な施設としては、体育館、グラウンド、室内プール、食堂、相談室、科学棟、図書室、コンピュータ教室などがあります。各教室のほか、充実した施設が見られます。

進学先

2017年度では、日本女子大学への進学は281名、他大学への進学は70名となっています。同年度の他大学の合格実績を見ると、慶應義塾大学18名、上智大学13名、早稲田大学13名など、難関私立大学への合格実績が見られます。

学校周辺の環境

日本女子大学附属中学校は、小田急線の読売ランド前駅から徒歩10分で通学できます。

バスを利用する場合は、次のようにアクセスできます。

  • 京王線の京王稲田堤駅から小田急バス(読04 生田折返場行)で10分(「女子大前」下車)
  • 京王線の京王よみうりランド駅から小田急バス(読01 寺尾台団地行)で15分(「女子大前」下車)

小田急線と京王線は新宿駅が起点となる路線で、都心からのアクセスにも優れています。

日本女子大学附属中学校の受験情報

試験日

  • 第1回入試:2019年2月1日(金)
  • 第2回入試:2019年2月3日(日)

募集人員

  • 第1回入試:女子約90名、海外帰国生約10名
  • 第2回入試:女子約40名

入試科目

いずれの日程も国語・算数・理科・社会の筆記試験、生徒個人面接(約3分、参考程度)になります。

試験時間と配点は、いずれの日程でも国語と算数がそれぞれ50分で60点ずつ、理科と社会がそれぞれ30分で40点ずつとなります。

海外帰国生徒募集入試科目は国語、算数、生徒個人面接(8分)です。また、国語と算数の試験時間はそれぞれ40分ずつとなり、第1回入試と第2回入試の国語と算数の試験時間(それぞれ50分)より少なくなっています。

偏差値

日本女子大学附属中学校の偏差値(80偏差値)は、次の通りとなります。

  • 第1回入試:54
  • 第2回入試:55

日程によって大きく差があるわけではありませんが、第2回入試の方が若干高くなります。

倍率

2018年の入試結果よりそれぞれの日程の実質倍率は、次の通りとなります。

  • 第1回入試:1.7倍
  • 第2回入試:2.5倍
  • 海外帰国入試:1.3倍

第2回入試の倍率は、第1回入試より高い数値となっています。

日本女子大学附属中学校の学費

入学手続時

入学料 250,000円
施設設備費 95,000円
合計 345,000円

入学後

施設設備費 188,000円
授業料(年額) 491,000円
上記以外の校納金 97,000円
合計 679,000円

これらを全て合計し、初年度にかかる学費の合計(入学料も含む)の目安とすると、112万1000円になります。

日本女子大学附属中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分で、配点は60点満点となっています。大問は4問から6問程度で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、そして大問3からは応用問題の出題という傾向が見られます。

計算問題は時間のかかる問題も含まれますが、速く正確に解くことが必要になります。きちんと点数を獲得しておくためにも、計算問題は普段から重点的に解いておきましょう。

また、応用問題では規則性や数の性質、グラフ、図形などの出題がしばしば見られます。過去問で頻出分野を確認し、同じような傾向の問題は数多く解いておきましょう。

国語

算数と同様に、試験時間は50分で配点は60点満点となります。年度によって大問数にばらつきがあり、読解問題も物語文や説明文など、さまざまな分野が出題されています。

一方で、設問形式としては記述問題が多いという特徴があります。そのため、特に記述対策はきちんと取り組んでおきましょう。自分の言葉で説明する形式の問題が多いので、本文からポイントをとらえ、自分の言葉で示す力が求められます。

また、大問数や出題傾向にばらつきがあっても、速く正確に読む力が必要なことに変わりはありません。文章量や記述問題から考えると、時間的な余裕は少ないといえます。

どのような文章が出題されても速く正確に読むということを意識しましょう。そのためには、日ごろから多くの読解問題に触れておく必要があります。

社会

試験時間は30分、配点は40点満点となります。大問は6問前後で、3分野からバランスよく出題されます。一方で、短い試験時間の中で設問数が多い傾向があるので、時間配分には十分に注意する必要があります。

出題形式としては、選択肢問題や記述問題などが見られます。また、時間のかかる問題も見られ、他の問題との時間的なバランスに注意する必要があります。

過去問できちんと確認しておきましょう。

理科

社会と同様に、試験時間が30分で40点満点となっています。大問は8問程度で、全体の設問数は多い傾向があります。社会と同じく、時間配分には十分に注意しておきましょう。

選択肢問題が中心といえますが、出題形式としては記述問題や適語記入問題、計算問題も含まれているので、注意が必要です。また、グラフや資料の読み取りの出題も見られます。実験の問題など、きちんと慣れておきましょう。

受験者平均点の特徴

受験者平均点

平均点 平均点割合
第1回入試 121.2点 約61%
第2回入試 113.3点 約57%

2018年の入試結果より、200点満点で割合を考えると、それぞれ約61%、約57%となり、いずれも6割程度の点数となります。

合格者平均点と合格最低点

合格者平均点 合格者平均点割合 合格最低点 合格最低点割合
第1回入試 135.3点 約68% 119点 59.5%
第2回入試 135.3点 約68% 119点 59.5%

合格者平均は200点満点で割合を考えると、いずれも約68%となり、7割近くの点数となります。

また、合格最低点を見ると合格のためには約6割程度の点数が必要と言えます。第1回入試の合格最低点は、受験者平均点を下回っているという特徴があります。一方で、第2回入試の合格最低点は、受験者平均点を数点上回っています。

日本女子大学附属中学校合格のために必要なこと

日本女子大学附属中学校の試験問題は、算数と社会と理科の傾向は比較的把握しやすくなっています。このうち、社会と理科は試験時間が短いので、特に時間配分に注意する必要があります。

国語の出題傾向は年度によって違いが見られますが、あらゆる読解問題に対応できるように、普段から幅広く問題演習をしておく必要があります。どのような出題でも正確に読みこなせるよう、日ごろから練習を重ねておきましょう。

合格最低点としては6割程度が目安となります。算数の計算問題などの得点源を増やし、着実に点数を上げていくことが必要です。ケアレスミスは避け、正答するべきところはきちんと正答できるようにしておきましょう。

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日本女子大学附属中学校の校舎