灘中学校の倍率や偏差値!関西最難関中学校合格に必要なこと

灘中学校の校舎灘中学校は、兵庫県神戸市にある私立の男子中高一貫校です。

中学受験における最難関の中学校の一つで、高い進学実績にも特徴があります。

また、中学校だけでなく高校からの募集も行われています。

ここでは、灘中学校の特色や、入試傾向と対策などをご紹介していきます。

灘中学校の特色

灘中学校・灘高等学校は、伸びやかで自由な校風のもとで、生徒の自主性・自律性を重要視した教育を展開しています。

学業における高い実績はもちろん、自由と自治の伝統により、生徒会や各部活動が活発に行われていることも特徴的です。

また、6年間の中高一貫教育においては、各科目の担任6〜7人が担任団を編成し、その担任団が卒業までの6年間、チームとして学年を持ち上がっていく、という形態に特徴があります。

この担任持ち上がり制により、各科目の指導がより一貫したものとなるほか、一人ひとりの生徒に沿ったきめ細かな指導も実現しています。

学校の沿革

灘中学校・灘高等学校は1928年の開校から長い歴史を誇ります。

1947年には新制灘中学校が、1948年には新制灘高等学校が開校され、現在に至ります。

施設

主な施設としては、各教室をはじめ、図書館、講堂、屋上テラス、食堂、柔道場、剣道場、プールなどがあり、充実した施設環境が整っています。

進学先

平成31年度の大学合格者数は東京大学74名、京都大学48名、大阪大学13名、神戸大学10名などの国公立大学の合格実績のほか、慶應義塾大学25名、早稲田大学18名、同志社大学19名、立命館大学10名、近畿大学13名といった私立大学の合格実績も豊富です。

学校周辺の環境

灘中学校・灘高等学校は、JR住吉駅から徒歩10分、阪神魚崎駅から徒歩10分、阪急岡本駅から徒歩25分でアクセス可能です。

JR線、阪神線、阪急線のいずれも、神戸方面のほか大阪方面とのアクセスにも優れており、これらの路線を活用して多方面からスムーズに通学することができます。

灘中学校の受験情報

入試日

1日目:1月18日(土)

2日目:1月19日(日)

募集人数

約180名

試験科目

1日目が国語・理科・算数、2日目が算数・国語で、これら5科目から合否が判定されます。

各日程で募集が分かれているのではなく、1日目と2日目を両方受験し、各試験結果の合計で合否が判定されるという形に特徴があります。

灘中学校の偏差値と倍率

偏差値

灘中学校の偏差値を80偏差値でみると73です。

倍率

2020年度の実質倍率は2.98倍となっています。

灘中学校の入学後の学費

入学金等が合計50万円(入学金25万円、施設費25万円)となるほか、授業料が年額44万4000円、その他の学校維持協力金や生徒会費といった費用が合計約20万円となっています。

これらの費用を全て合わせると、合計で約114万4000円となります。

灘中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は1日目・2日目ともに各60分、配点は各100点満点、合計200点満点となります。

また、1日目は大問11問程度、2日目は大問5問程度の出題となっています。(1日目は単問形式による出題です。)

灘中学校の算数は非常に難解なことで知られ、各日程とも高度な処理能力・応用力が必要不可欠です。

図形、数の性質などをはじめとした頻出分野ごとに、思考力・発想力、正確で速い計算力など、高度な算数の能力が求められます。

また、国語や理科と比べると、受験者平均点と合格者平均点の差が目立ちます。

そのため、まず算数の対策を徹底的に行い、算数で周りの受験生と差をつけることが、合格への大きな一歩となります。

過去問分析を徹底し、頻出分野や頻出の出題傾向をおさえたうえで、過去問や問題演習を重ね、傾向に沿った実力を磨いていきましょう。

また、時間配分にも十分に注意し、焦らず解ける問題から解くなど、本番のシミュレーションを重ねておくことも大切です。

国語

試験時間は1日目が40分、2日目が70分で、配点は1日目が80点満点、2日目が120点満点、合計200点満点となっています。

1日目は説明文・随筆文の読解問題が1題のほか、漢字・文法などの知識問題が出題されます。

一方、2日目は説明文・随筆文や小説文などの読解問題が2題、詩が1題という傾向が見られます。

特に読解問題では記述問題も多く出題されているので、過去問をはじめ、問題演習を日頃から行い、記述形式の出題に慣れておきましょう。

また、読解問題は時間的な余裕が少ないので、時間配分にも注意しながら、速く正確に解き進める力が必要です。

論理展開や心情・場面の変化を正確に追っていき、それぞれの設問に対応していくようにしましょう。

さらに、詩や知識問題にも注意が必要です。周りの受験生と差をつけるためにも、問題演習を十分に重ね、詩の傾向に慣れておくこと、そして知識問題に必要な知識をその都度確認することなど、実践力を鍛えておきましょう。

理科

理科は1日目のみで、試験時間は60分、配点は100点満点です。

大問は6問程度で、物理・化学・生物分野から出題されています。

試験時間が比較的長いですが、問題数はそこまで多いわけではありません。

ただし、高度な思考力が問われる問題や計算問題の出題もあるため、十分に注意する必要があります。

基本的な知識はもちろんのこと、その場で論理的に考える思考力、計算力など、日頃から実力をしっかり養っておかなければなりません。

過去問から頻出分野や傾向を十分に確認したうえで、似た傾向の問題の演習を積み重ね、他の受験生より一歩進んだ思考力・処理能力を鍛えておくことが大切です。

過去問

受験者平均点・合格者最低点の特徴

2020年度の受験者平均点は297.6点となり、合計点(500点満点)から割合(得点率)を考えると59.52%となります。

また、2020年度の合格者最低点は320点で、合計点から割合(得点率)を考えると64%になります。

合格ラインは6割を超えているほか、平均点も6割近くの点数となりました。

灘中学校合格のために必要なこと

灘中学校の試験問題は、中学受験の中でもトップクラスの難易度となります。

2日間の日程を受験する必要があり、理科は1日目のみ実施、国語と算数は2日間に渡って実施されます。

試験科目に社会はありませんが、出題形式・日程が特殊であること、そして各科目とも難易度が高いことを踏まえると、重点的な対策を早めに行わなければなりません。

各科目の特徴・傾向をつかみ、出題形式に慣れ、実力を鍛えていく必要があります。

特に算数は受験生の間で差がつきやすくなります。

一歩踏み込んだ対策を意識し、本番をイメージしながら、日頃の問題演習を有意義なものにしていきましょう。

頻出分野の確認、出題傾向への対策はもちろん、時間配分や問題の取捨選択など、より本番を意識した対策が求められます。

そのうえで、高度な思考力や計算力など、必要となる実力を鍛えることが大切です。

また、国語は正確な読解力を意識したうえで、記述問題も含めて各設問形式に対応できるようにしましょう。詩や知識問題の対策もしっかり行わなくてはなりません。

理科についても、高度な思考力や計算力を日頃から意識し、問題演習を通じて対策を進める必要があります。

こうした各科目の対策ポイントを踏まえ、実力を鍛え、本番に臨むようにしましょう。

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灘中学校の校舎