千代田区立九段中等教育学校を受検するなら知っておきたい!合格に必要な対策

千代田区立九段中等教育学校の校舎

千代田区立九段中等教育学校は、東京都千代田区にある公立中等教育学校です。

公立の中高一貫校で高校からの募集は行われず、6年間の教育課程となっています。ここでは、千代田区立九段中等教育学校の特色や、受検情報、合格に必要なことをご紹介していきます。

千代田区立九段中等教育学校の特色

千代田区立九段中等教育学校では、「豊かな心」「知の創造」を教育目標とし、「自らの意思と責任で判断し、行動する生徒」「自らの志を見出し、その実現に向けて努力する生徒」という生徒像を掲げています。

教育活動の基本方針は「学ぶ」「生きる」「鍛える」となり、ただ学ぶだけでなく、心身を鍛えて豊かな人間性を身につけることを目標としています。

体験を重視した授業に特徴があり、6年間の計画的なカリキュラムによる教育が行われます。

英語と数学では、少人数指導とティームティーチングが行われ、全学年で1クラス20名程度の少人数指導となります。生徒の学習進度に合わせ、細かな指導が行われています。

学校の沿革

1998年に千代田区中学校教育検討委員会が設置。

2004年には東京都教育委員会から千代田区立中等教育学校が設置認可され、条例改正により校名を千代田区立九段中等教育学校とし、2006年に開校しました。

施設

主に1年生から4年生が使用する九段校舎と、主に5年生と6年生が使用する富士見校舎があります。

主な施設には、理科室、実験室、天文台、グラウンド、体育館、柔道場、剣道場、室内温水プール、音楽室、工芸室、LL教室、PC教室、図書室、視聴覚室、多目的ホール、和室などがあります。

進学先

現役進学者の進学先(平成29年度実績)は、医療系7.5%、工学系16.0%、理学系15.1%、教育・教養系22.6%、社会学系28.0%、文学・語学系10.8%となっています。

平成30年の合格実績(既卒者含む)としては、千葉大学6名、筑波大学6名、横浜国立大学4名といった国公立大学のほか、早稲田大学19名、慶應義塾大学17名、上智大学16名、明治大学26名、青山学院大学11名、立教大学18名、中央大学21名、法政大学30名、東京理科大学23名など、私立大学への実績も豊富です。

学校周辺の環境

  • 東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線の九段下駅から徒歩3分
  • JR総武線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営大江戸線の飯田橋駅から徒歩10分

九段下駅と飯田橋駅は様々な路線が乗り入れ、多方面からのスムーズなアクセスが可能です。

千代田区立九段中等教育学校の受検情報

検査日

2019年2月3日(日)

募集人員

  • 区分A:80名(男子40名、女子40名)
  • 区分B:80名(男子40名、女子40名)

区分Aと区分Bは応募資格が細かいですが、大まかに分けると、区分Aは平成30年4月1日現在で千代田区内に住んでいる子を対象とし、区分Bは都内に住んでいる子を対象としています。

検査問題と配点

適性検査問題は適性検査1、適性検査2、適性検査3の3つが行われ、検査時間はいずれも45分間です。

配点については、平成30年度では、報告書が200点、適性検査1が200点、適性検査2が300点、適正検査3が300点で、合計で1000点となりました。

千代田区立九段中等教育学校の偏差値と倍率

偏差値

千代田区立九段中等教育学校の偏差値を80偏差で見ると次の通りです。男女ともに、都内を対象にした区分Bの偏差値の方が高くなっています。

男子 女子
区分A(千代田区内) 44 45
区分B(都内) 58 60

倍率

平成30年度の受検倍率は、区分Aが1.68倍、区分Bが8.09倍です。区分Bの倍率が圧倒的に高い傾向があります。

千代田区立九段中等教育学校の問題と対策

適性検査1

国語の読解問題に相当する検査で、大問2問で構成されています。

随筆文、詩と詩の解説文、物語文などから出題されます。記述問題が多い傾向が見られ、記述対策はきちんとしておく必要があります。

記述以外のほか、適語補充問題が出題されることもあります。過去問から傾向をつかみ、似た形式の問題に多く触れておきましょう。

45分という検査時間を考えると、時間的に余裕があるわけではありません。

時間配分に注意しつつ記述を進められるよう、特に対策をする必要があります。

適性検査2

理科・算数に相当する出題が見られ、計算問題から記述問題まで、幅広く出題されます。

理科・算数でそれぞれ基礎知識を確認することも必要ですが、特殊な出題形式に合わせた対策も必要です。こちらも過去問を重点的に解き、似た形式の問題も数多くこなしておきましょう。

大問は3問で、理科系と算数系の問題を45分で解かなくてはなりません。幅広い形式の問題を時間内に解くためにも、特に過去問から時間的な感覚をつかむ必要があります。

適性検査3

大問3問で構成され、社会・理科分野から出題されます。

資料をもとに記述させる問題のほか、計算問題や適語記入問題も出題されます。

記述問題では、資料を正確に読み取って考察する必要があります。資料形式の問題は特に対策をしておきましょう。

実験に関する出題も見られるので、資料や実験結果を正確に読み取る訓練が必要です。

計算問題も含め、特に正確さが求められる検査です。資料や実験結果をきちんと読み取れているか、読み取ったうえで記述・説明ができているか、計算ミスはないか、といった点を普段から意識しておきましょう。

過去問

千代田区立九段中等教育学校合格のために必要なこと

千代田区立九段中等教育学校の適性検査は、様々な設問内容に対応し、時間内に解き進める力が特に求められます。

一つの検査の中で計算問題と記述問題・資料問題が出題されることがあり、一つ一つの問題にきちんと対応し、時間内に解かなくてはなりません。

特に説明させる問題、途中式や考え方を書く問題、考えを記述する問題などは、慣れていないと本番で焦ります。

過去問を重点的に対策するほか、似た形式の問題の演習も重ね、しっかりと慣れておきましょう。

スポンサーリンク
千代田区立九段中等教育学校の校舎