鎌倉学園中学校を受験するなら知っておきたい!気になる偏差値と合格に必要なこと

鎌倉学園中学校の校舎

鎌倉学園中学校は、神奈川県鎌倉市にある中高一貫の私立男子校です。高校からの募集も行われています。

ここでは、鎌倉学園中学校の特色、気になる倍率、合格のために必要なことをご紹介していきます。

鎌倉学園中学校の特色

鎌倉学園中学校・高等学校では「礼儀廉恥」を校訓とし、「自主自律」の禅の精神をもとに「知・徳・体」のバランスの取れた教育が行われています。「文武両道」が教育のモットーとなり、部活動も盛んです。

中学1年時に学習習慣の定着、中学2年時に基礎学力の定着を図り、中学3年時には数学の習熟度授業が行われ、高校1年時には英数(国)の学力向上を目指すクラス編成となります。

高校2年・3年時は、それぞれの進路に沿ったクラスが編成されます。また、国語・算数・英語の特別授業となる「鎌学セミナー」が土曜日に行われています。

グローバル教育も充実しており、中学3年~高校2年の希望者を対象にしたベトナム研修旅行・北米研修旅行・ハワイ研修旅行、高校1年希望者を対象にしたオーストラリア英語研修があります。

学校の沿革

鎌倉学園中学校は、建長寺が師弟教育のために1885年に創設した宗学林が前身となります。

建長寺は北条時頼によって1253年に創建され、鎌倉学園では北条時頼の命日となる11月22日が創立記念日として制定されています。

1921年に鎌倉中学校が設立認可され、1947年に新制中学校が認可、1948年に新制高等学校が設置認可されました。

1975年には校名が鎌倉学園中学校・高等学校に変更され、1986年に中高一貫教育が開始されています。

施設

主な施設としては、各教室のほか、マルチスペース、自習室、カフェテリア、社会科教室、音楽室、美術室、書道教室、図書室、相談室、保健室、小アリーナなどがあり、学習環境が充実しています。

進学先

2018年の大学合格実績は、国公立大学79名、私立大学1003名となります。早稲田大学80名、慶應義塾大学41名、上智大学33名といった難関私立大学への合格実績や、北海道大学5名、東京大学3名、横浜国立大学9名、など、国公立大学の合格実績も見られます。

学校周辺の環境

鎌倉学園中学校・高等学校は、JR横須賀線の北鎌倉駅から徒歩13分でアクセスできます。

江ノ電バスを利用する場合は、建長寺(鎌倉学園前)で下車となります。

JR横須賀線の北鎌倉駅は湘南新宿ラインも乗り入れており、都心をはじめ多方面からアクセスが可能です。

鎌倉学園中学校の受験情報

試験日 募集人数 試験科目
一次入試 2019年2月1日(金) 60名 国語・算数・社会・理科の4科目
算数選抜 2019年2月1日(金)午後 20名 算数のみ
二次入試 2019年2月2日(土) 50名 国語・算数・社会・理科の4科目
三次入試 2019年2月4日(月) 40名 国語・算数・社会・理科の4科目

一次入試・二次入試・三次入試では、国語・算数がそれぞれ50分で100点ずつ、社会と理科がそれぞれ30分で60点ずつとなり、4科目で合計320点満点となります。

算数選抜では、算数のみで60分、150点満点です。

偏差値

鎌倉学園中学校の偏差値(80偏差値)は次の通りとなります。

算数選抜 61
一次入試 55
二次入試 55
三次入試 53

算数選抜の偏差値が最も高く、他の日程との差が特徴的です。

倍率

2018年度の中学入試結果より、実質倍率は次の通りとなります。

算数選抜 2.6倍
一次入試 3.4倍
二次入試 3.5倍
三次入試 3.3倍

算数選抜が最も低いですが、2倍を超えています。他は3.4倍前後となっています。

入学後の学費

入学時納入金

入学金 250,000円
施設費 250,000円
合計 500,000円

入学後に必要な月額費用

授業料 36,000円
維持費 10,000円
PTA会費 600円
生徒会費 800円
積立金(預り金) 15,000円
月額合計 62,400円

上記を年額(12ヵ月分)で計算すると74万8800円で、入学時納入金と合計すると124万8800円となり、初年度にかかる納入金の目安として考えることができます。

入試問題と対策

以下、一次・二次・三次試験で行われる4科目について、入試問題と対策をご紹介します。

算数

試験時間は50分で、100点満点となります。大問数は8問、小問数は合計25問で、1問4点で100点満点です。

大問1が計算問題、大問2と3は穴埋め式と小問集合、大問4~8が総合問題です。

出題範囲は、数の性質・規則性、場合の数、図形、速さ、割合などが中心となります。

特に図形の出題が多い傾向があり、平面図形、立体図形、図形の移動など、幅広く出題されます。

思考力を問う問題も見られるので、図形分野は特に問題演習を重ね、対策をしておきましょう。

標準的な問題が中心となりますが、大問数が多いため、効率よく進める必要があります。過去問を重点的に解き、時間配分には十分に注意しましょう。

国語

算数同様に、試験時間は50分、配点は100点満点となります。大問は5~6問程度で、漢字の読み書き、読解問題、知識問題が出題されます。

読解問題は、小説・随筆文、説明文が2題出題されます。選択肢問題や書き抜き問題、空欄補充問題が中心です。

30~60字程度の記述問題が1問以上出題されることもあり、注意が必要です。

指示語や接続語、心情・場面の変化や論理展開の読み取りなど、さまざまな問題が見られます。

正確に読解を進め、設問ごとに対応できる力が求められます。過去問をはじめ、読解問題は重点的に演習しておきましょう。

知識問題では、慣用句・ことわざ、熟語、漢字の部首などが出題されます。こちらもきちんと対策しておきましょう。

社会

試験時間は30分、配点は60点満点です。地理分野22点、歴史分野22点、公民分野16点という構成が続いています。

また、解答は原則として漢字指定となります。誤字脱字をしないように、用語・人物名は正確におさえておきましょう。

地理分野は、主に日本の自然・産業・各地方が出題され、資料や地形図の読み取りも求められます。

歴史分野では、全時代がまんべんなく出題されます。公民分野は主に基本事項から出題され、近年起こった政治・社会問題が出題されることもあります。

論述問題の出題も見られます。資料を読み取って説明するなど、論述問題の対策もしておきましょう。また、時事問題も出題されています。

理科

社会同様に、試験時間は30分、配点は60点満点です。大問数は4問で、4分野から出題されます。

原則として1問2点ですが、完答の箇所や4点の問題もあります。選択肢問題と計算問題が中心となりますが、適語記入問題や記述問題も出題されます。

物理分野では、力のつりあいや電流のはたらきなどが出題されます。

化学分野は、物のとけ方、気体の性質、物質の状態変化などが出題され、実験の注意点を問う問題もあります。

生物分野は、植物、動物、昆虫のからだのつくりなどが出題されます。地学分野では、天体、気象、地層などが出題されています。

試験時間は短めに設定されていますが、問題数は多くなります。過去問を中心に、時間配分の対策をきちんとしておきましょう。

過去問

受験者平均点の特徴

受験生平均点

各試験ごとの受験生平均点と合計点(算数選抜:150点満点、一次入試・二次入試・三次入試:320点満点)で割合を考えると、次の通りとなります。

受験生平均点 合計点割合
算数選抜 72.8点 約48.5%
一次入試 185.5点 約58.0%
二次入試 181.9点 約56.8%
三次入試 180.5点 約56.4%

一次入試の平均点は6割に近く、二次入試・三次入試も5割台後半の点数です。算数選抜では5割に近い点数となります。

合格者平均点

合格者平均点 合計点割合
算数選抜 101.4点 67.6%
一次入試 221.2点 約69.1%
二次入試 215.4点 約67.3%
三次入試 214.4点 67%

それぞれの合計点で割合を考えると、いずれも6割台後半で、一次入試は7割に近い点数です。

合格最低点

合格最低点 合計点割合
算数選抜 82点 約54.7%
一次入試 205点 約64.1%
二次入試 200点 62.5%
三次入試 200点 62.5%

それぞれの合計点で割合を考えると、一次入試・二次入試・三次入試では、いずれも6割を超える得点が求められます。

鎌倉学園中学校合格のために必要なこと

鎌倉学園中学校の試験問題は、一次・二次・三次試験が4科目となります。

算数選抜は算数のみの試験で、実質倍率は低い傾向がありますが、偏差値は高くなっています。

4科目受験の場合、社会と理科は試験時間が短くなります。特に時間配分に注意しなくてはなりません。

また、一次・二次・三次試験ともに2018年度の合格最低点は6割を超えています。4科目をまんべんなく対策し、受験に臨む必要があります。

一次・二次・三次試験については、鎌倉学園中学校のホームページに「中学入試の傾向と対策」が公開されています。こちらはきちんと目を通し、過去問と合わせて対策を進めましょう。

4科目ごとに対策すべきポイントをおさえ、演習を重ねることが重要です。

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鎌倉学園中学校の校舎