市川中学を受験するなら知っておきたい!偏差値や倍率、合格のために必要なこと

市川中学校

千葉県の難関中学、市川中学校。今回は市川中学とはどんな学校なのか、教育の特色や、偏差値や倍率などの受験情報、そして合格のために必要な試験の傾向と対策について説明します。

市川中学校の特色

個性の尊重と自主自立という教育方針のもと、『独自無双の人間観』『よく見れば精神』『第三教育』の三本の柱を立て、生徒一人ひとりの個性を見つめ育て、生徒が自分で自分を教育していく喜びと出会えるよう指導しています。

学校の沿革

1937年、市川中学校として開校。1947年、新制市川中学校、1948年、高等学校を設置。2003年より中学校が男女共学化。2006年より高校も男女共学へ。

施設

アクティブ・ラーニングを推進するための教室作りやICT化などに取り組んでおり、蔵書12万冊の図書館や100人収容できる視聴覚室、電子黒板やタブレットなどICT機器活用のALICEルーム、マルチルームが完備されています。

ALICEマルチルームには、2つのプロジェクターと3つの大きなホワイトボード、42台のタブレット端末、さらに持ち運び可能なミニホワイトボードなどが備えられています。

これによって、プリントの配布や地図の掲出、板書などの時間が短縮できるため、その分の時間を議論や発表に充てることができます。

進学先

平成29年(2017年)は、国公立大学133名(そのうち東京大学は16名)、慶應義塾大学63名、早稲田大学114名、上智大学34名が現役で合格しています。(医学部は12名)

学校周辺の環境

近くに繁華街のない静かな環境で、正門前にはバスターミナルがあります。

アクセス

  • 京成線「鬼越駅」より徒歩20分
  • JR総武線「本八幡駅」より  [医療センター入口行・市川学園行・動植物園行・市川営業所]行バス乗車 「市川学園」下車
  • 「JR総武線市川大野駅」より [姫宮団地経由本八幡駅]行バス乗車 「市川学園」下車
  • 「JR総武線西船橋駅」より [市川学園]行バス乗車 「市川学園」下車

学校生活とカリキュラム

6ヶ年一貫教育により、効率よく密度の高い独自のカリキュラムのもと、2年生までに3年分の内容、さらに高校の内容も先取りをする学習を行っています。主要教科の時間数を大幅に確保し基礎学力の向上をはかります。また、土曜講座なども行っています。

併設高校は、文科省の理科教育重点校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校として、生徒自身が行う実験・観察とプレゼンテーションの機会を多く設け、大学との連携教育や科学コンクール出場など多様に展開中です。

行事と部活動

約45の部・同好会があります。運動部では全国大会優勝の応援部をはじめ、ハンドボール部、水泳部、卓球部、スキー部が全国大会出場しています。文化部では化学部、書道部、囲碁・将棋部などが活発です。

行事は、一大イベントである「なずな祭」は、展示・学芸・口述の3部門に分かれて盛大に行われます。そのほか、体育大会、芸術鑑賞、合唱祭、模擬裁判、修学旅行などがあります。

市川中学校の受験情報

2018(平成30)年の受験情報※インターネット出願となります。

試験日と募集人数

  • 1月20日:男子180名・女子100名
  • 2月4日:男女40名

試験科目と配点

科目 試験時間 配点
国語 50分 100点
算数 50分 100点
社会または英語A 30分 60点
理科または英語B 30分 60点

※面接試験は行われません。

2017年より、第1回入試にて「英語選択入試」を実施。理科・社会の代わりに英語A(英検2級程度の記述問題)、英語B(英作文)の選択受験)

市川中学の偏差値と倍率

偏差値

市川中学の偏差値は、男子62、女子65です。

倍率

2017(平成29)年の入試結果

2月1日 2月2日
男子 女子
受験者 1627名 911名 442名
合格者 811名 346名 50名
受験倍率 2.0倍 2.6倍 8.8倍

2次試験は8.8倍と非常に狭き門になっています。

市川中学校の学費

入学手続きおよび入学後の学費です。初年度は合計1,038,600円になります。

入学金 330,000円
授業料 384,000円
維持費 186,000円
父母会費 138,600円

※別途、制服代などが必要。

市川中学校の入試問題と対策

算数

大問7題という出題形式です。年度によって難易度が大きく異なります。「数の性質」「比」「図形」「特殊算」からバランス良く出題されます。特殊算や図形に関する問題がよく出題されています。

難易度は異なりますが、例年、序盤の問題は取り組みやすいので、解ける問題から解き進め確実に得点できるよう、ケアレスミス等も減らすことが大事です。

また出題傾向に慣れるために過去問の演習をしっかりやり、苦手分野の克服もしておきましょう。

国語

大問3題という出題形式。「論説文」から1題、「小説文」から1題、「漢字の読み書き」から1題という出題構成です。設問形式は、選択肢・空所補充・抜き出し・正誤判定・記述などです。

文章は全体で6500~7500字程度と分量が多く、比較的難しい内容であるため、速読と読解力が求められます。様々な文章に触れ、多くの問題を解くなどの対策が必要です。また、漢字の読み書きは比較的簡単な問題が多いので、できるだけ漢字で高得点をとれるようにしておきましょう。

社会

大問3~4題という出題形式です。歴史・公民・地理の3分野から出題されています。その中でも、歴史についての出題が多い傾向にあります。全解答数は50問前後です。

設問は語句選択問題や語句記入問題が中心なので、知識の定着とともに正しい知識を漢字で書けるようにしておきましょう。

制限時間と解答数を考えると、時間配分は必須です。過去問の演習等で対策しておくことが大切です。

理科

大問7~8題という出題形式です。小問数は35題程度です。化学・物理・生物・地学の4分野からバランスよく出題されます。その中でも思考力を問う問題や計算問題が多く出題される傾向にあります。近年の出題傾向としては、電気回路・光の反射・浮力・溶解度・水溶液と金属の反応・中和反応・人のからだの働き・昆虫・日食など。物理分野と化学分野の比重が高くなっています。

問題が難易度順に並んでいないので、解けそうな問題からやっていく事が重要です。基本知識を完全に定着させ、問題集や過去問を活用して多くの計算問題をこなすこと、レベルの高い問題の演習に取り組み応用力をつけておくことが必要です。

赤本

市川中学校合格のために必要なこと

千葉の共学難関校の1つです。どの科目も、標準的な問題が解けるということは最低条件として、市川中学校の傾向に合わせた対策をしっかり取る必要があります。

基礎知識を確実に定着させ、問題演習を繰り返し、問題を見たら解き方が思いつくよう、解く速度を上げる訓練をしておきましょう。

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