栄光学園中学を受験するなら知っておきたい!学費や偏差値、合格のために必要なこと

栄光学園中学

栄光学園中学の特色

栄光学園中学校・高等学校(以下:栄光中学)はカトリック教会の一修道会であるイエズス会により創設された学校です。

生徒一人ひとりが人生の意味を深く探り、人間社会の一員として神から与えられた天分を十分に発達させ、より人間的な社会の建設に貢献する人材を育てることを基本理念としています。

また、「神奈川男子私立御三家」の1つに数えられており、近年は東大合格者数ベスト10にほぼ毎年ランクインしています。

学校の沿革

イエズス会によって1947年、横須賀市田浦に旧制栄光中学校設立。

その年の内に新制となり、1949年、栄光学園中学校・高等学校となりました。

広大な敷地を求め、1964年、鎌倉市玉縄に移転しました。

2016年4月に上智大学を運営する学校法人上智学院と合併しました。

施設

11万平方メートルにも及ぶ、緑豊かな広大な敷地を持ちます。

体育館2棟、大講堂、グラウンド、300メートルトラック、サッカーコート、サブサッカーコート、テニスコート7面、野球場、屋外バスケットコートなど各種スポーツ施設が充実しています。

創立70周年事業として、2017年4月に新校舎が竣工予定です。

進学先

2018年3月卒業生の合格実績では、東大50名と東大合格者ランキングで5位にランクインしています。

早慶合格者194名と名門進学校としての進学実績があります。

学校周辺の環境

  • JR線大船駅から徒歩15分

横浜駅から50分の位置にあります。近くに清泉女学院中学校があり、緑豊かな住宅街となっています。

栄光学園中学の受験情報

試験日

2019年2月2日(土)

募集人数

180名

出願資格及び在学資格として住所の指定があり(神奈川県:全市町村、東京都:23区、武蔵野市・三鷹市・狛江市・調布市・府中市・稲城市・多摩市・日野市・八王子市・町田市、静岡県:熱海市・函南町・三島市・小山町)下宿、寄留等は認めていません。

試験科目と配点

受験型は4教科型となっており、科目・時間・配点は次の通りになります。

  • 国語:50分で、70点
  • 算数:60分で、70点
  • 理科:40分で、50点
  • 社会:40分で、50点

合計240点満点で判定します。面接試験はありません。

栄光学園中学の偏差値と倍率

偏差値

栄光中学校の偏差値を80偏差値でみるとは65です。

倍率

2018年度の実質倍率は次の通りです。

受験者数 合格者数 倍率
711名 286名 2.49倍

栄光学園中学の入学後の学費

初年度納入金は次の通りです。

入学金 300,000円
施設設備金 250,000円
授業料 555,600円
初年度納入金合計 1,105,600円

栄光学園中学の入試問題と対策

算数

2016年入試は、試験時間60分で大問4問の構成でした。

例年通り典型題が少なく、解法パターンの暗記に頼る学習では対応できない問題が多く出題されました。

受験算数の知識が豊富であれば解ける問題ではなく、どの問題も思考力、推理力を用いながら、試行錯誤をして解いていく問題になります。

勉強方法としては、正解を得ることを目的としたものではなく、一つひとつの問題の仕組みを理解・推察するようなトレーニングが必要となります。

国語

2016年入試は、説明文、物語文、漢字書き取り15問でした。

文章内容は標準的であり、読みやすい文章が出題されることが多いが、自由記述に関しては、自分の言葉で表現する力が求められるので、解答しにくいと感じた受験生も多かったと思います。

要約の練習だけでなく、普段から感じたことや考えたことを文章化する練習に取り組んでいくとよいでしょう。

漢字については、小学校配当の標準的なものが多いので取りこぼしのないようにしっかりと勉強していくことが必要です。

社会

一つのテーマに基づいた、地理・歴史の総合問題が出題されます。

記述問題が9題と多く、自分の力で表現できる力が必要となります。

神奈川県の学校としての「ご当地問題」も出題されることがあり、テキストに載っていない知識を問われることもあります。

全体としては、社会を大きな流れのなかで捉えようとする出題が多いために、断片的な知識ではなく、問題から情報を集め、整理し、分析する力が必要となります。

対策としては、社会を暗記科目として勉強するのではなく、歴史の流れのなかや広い社会の中での知識の位置づけをしっかりと押さえておくことが重要です。

理科

栄光中学校の出題は、1つのテーマについて深く掘り下げて考察を深めていくという独特なスタイルになっています。

問題に記載されているデータをもとに、作図やグラフの作成を通して条件整理を行い、関連性や規則性を発見し、さらに自分の言葉で表現することが求められます。

対策としては、受験知識はしっかりと身につける必要がありますが、それにとどまらず、横断的な背景知識を豊富にしていくことも大切になります。

単なる知識的な暗記にとどまらず、実験結果を正確に読み取る力も必要になっているため、実験教室など実際に体験できる学習空間に参加することが望ましいと言えます。

平成30年度 入試状況

科目 国語 算数 理科 社会 総合
配点 70 70 50 50 240
合格最低点 143
受験者平均点 40.4 36.0 22.2 36.6 135.2
合格者平均点 46.2 44.1 27.0 39.4 156.7

過去問

栄光学園中学合格のために必要なこと

算数、国語、社会、理科の4教科とも、断片的な知識や典型題の反復トレーニングでは取れない問題となっています。

知識に関しては、むしろ平易なレベルであり、暗記量はむしろ少なくても大丈夫です。

問題の中にある情報から、知識を整理、分析、表現する力が問われているため、一般的な受験勉強とは別に、栄光中学向けの対策をしっかりしておくことが大切です。

受験学年になっていないお子様に対しては、家庭内で好奇心を伸ばし自ら考える力を養うことを目標として、大人の価値観を押し付ける教育ではなく、一つひとつの出来事やルールを一緒に考える教育を心がけるとよいでしょう。

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