中央大学附属横浜中学校を受験するなら知っておきたい!入試問題対策と合格のために必要なこと

中央大学附属横浜中学校の校舎

中央大学附属横浜中学校は、神奈川県横浜市にある私立の併設型中高一貫校です。

中学校のほか、高校からの募集も行われています。

中央大学附属横浜中学校・高等学校は中央大学の附属校となり、中央大学への内部推薦入学制度も充実しています。一方で、他大学への進学実績も見られます。

今回は中央大学附属横浜中学校の特色、受験情報、試験傾向などをご紹介していきます。

中央大学附属横浜中学校の特色

中央大学附属横浜中学校・高等学校では、「謝恩礼節」「自立実践」を校訓に掲げ、実学の伝統や家族的な人間関係を大切にする校風のもとで中高一貫の教育が行われています。

また、グローバルな視点による国際理解教育のほか、理数教育にも力を入れています。

理数教育では、数式の証明や自然科学の理解などを通じ、原因から結果を解き明かす力が養われます。

文系・理系の志望にかかわらず、理数教育によって社会で役立つ論理的な思考力を磨くことができます。

学校の沿革

1908年に日本初の女子の夜学校横浜女子商業補習学校が設立されたことが、中央大学附属横浜中学校・高等学校の歴史の始まりとなります。

1925年には横浜女子商業高校(全日制)が併設、1948年に横浜女子商業学園中学校・高等学校へ改称され、1992年に高校に普通科が併設されたのち、1994年に横浜山手女子中学校・高等学校へ改称されました。(高校商業科の募集は2009年に停止)

2009年、横浜山手女子中学校・高等学校を設置する学校法人横浜山手女子学園が学校法人中央大学の系属法人となり、2010年に横浜山手女子中学校・高等学校から中央大学横浜山手中学校・高等学校へ改称されました。

同年、学校法人横浜山手女子学園が学校法人中央大学と合併し、中央大学横浜山手中学校・高等学校は中央大学の附属校となっています。

そして、2012年に中学校男女共学化が開始され、2013年に中央大学附属横浜中学校・高等学校に改称され、現在に至ります。

施設

主な施設としては、総合学習センター、図書室、体育館、ランチルーム、トレーニングルーム、音楽室、美術室、グラウンド、エントランスなどがあり、充実した施設が整っています。

進学先

2017年度は、中央大学への内部推薦による進学率が72.2%となったほか、横浜国立大学17名、早稲田大学13名、慶應義塾大学13名、上智大学9名など、難関大学も含めた他大学の合格実績も見られます。

学校周辺の環境

中央大学附属横浜中学校・高等学校は、横浜市営地下鉄のセンター北駅から徒歩7分でアクセスできます。

横浜駅をはじめ、多方面からのアクセスにも優れています。

中央大学附属横浜中学校の受験情報

試験日程

第1回:2020年2月1日(土)

第2回:2020年2月2日(日)

募集人数

いずれの日程もそれぞれ男女計80名となります。

試験科目と配点

両日程とも試験教科は国語・算数・社会・理科の4科目になります。

国語・算数が各50分で各150点満点、社会・理科が各35分で各100点満点、4科目合計500点満点となっています。

中央大学附属横浜中学校の偏差値と倍率

偏差値

中央大学附属横浜中学校の偏差値を80偏差値で見ると、次の通りです。

男子 女子
第1回 54 56
第2回 56 58

倍率

2019年度の中学入試結果より、実質倍率はいずれも3倍を超える倍率です。

受験者数 合格者数 倍率
第1回 518名 155名 3.34倍
第2回 917名 281名 3.26倍

中央大学附属横浜中学校の入学後の学費

入学金 290,000円
授業料 540,000円
施設設備費 200,000円
維持管理費 60,000円
奨学会(PTA)会費 10,000円
生徒会費 7,200円
学年費 75,000円
積立金 145,000円
年間合計 1,327,200円

*2019年度予定

中央大学附属横浜中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は150点満点となります。

大問は4問出題され、大問1が計算問題(一行問題)、大問2以降が応用問題という形式です。

典型的な出題が多い傾向がありますが、出題分野が幅広いため、様々な分野に対応できる総合力が必要です。

特に出題される分野として図形、比、速さ、数の性質などが挙げられますが、他の分野もしっかり対策しなくてはなりません。

特に苦手な分野があれば、基本的な部分を中心にきちんと対策し、なるべく苦手意識をなくしておくことが重要です。

また、途中式や考え方を書く問題も見られます。

早い段階から書き方の練習を重ね、途中式・考え方をわかりやすく伝える力を養っておきましょう。

国語

算数同様、試験時間は50分で配点は150点満点です。大問は2問で、説明文、小説文から出題されます。

また、読解問題の中に漢字やことばの知識問題も含まれます。読解問題は文章量が長い傾向があります。

そのため、普段から長めの読解問題の演習を重ね、長い文章の中で論理展開や心情・場面の変化を追っていく練習をしておきましょう。

設問形式としては選択肢問題や抜き出し問題が多いですが、記述問題も数問出題されます。

長めの読解問題の演習と合わせ、記述対策も進めておきましょう。

社会

試験時間は35分、配点は100点満点です。大問は3問で、各分野からバランスよく出題されています。

一方で、問題文や資料の量が多いので、35分という短い試験時間を考えると、決して時間的な余裕があるわけではありません。

過去問をはじめ演習を重ね、特に時間配分には注意しておきましょう。

設問形式は選択肢問題や適語記入問題が中心となりますが、記述問題も見られます。

試験時間が短いので、記述問題を解きこなせるスピードも求められます。

資料問題などと合わせ、普段から記述問題にもしっかり触れておきましょう。

理科

社会と同様、試験時間は35分で配点は100点満点になります。

こちらも試験時間が短いので、過去問をはじめとした演習によって時間配分の感覚をつかんでおきましょう。

大問4問の出題で、各分野からバランスよく出題されます。

標準的な問題が比較的多いですが、問題量が多い傾向も見られます。

計算問題や作図問題もあるため、時間配分に注意しつつ正確に解き進める力が求められます。

基本的・標準的な知識をもとに、速く正確に解くことを意識しましょう。

過去問

受験者平均点の特徴

4科目合計受験者平均点 4科目合計合格者最低点
第1回 303.3点 336点
第2回 296.0点 325点

2019年度の中学入試結果より、受験者の平均点を500点満点での割合を考えると、第1回が約60.7%、第2回が59.2%となり、いずれも6割程度の平均点になります。

また、合格者最低点はこちらも500点満点で割合を考えると、第1回が67.2%、第2回が65%となります。

ボーダーラインとしては6割後半の得点が求められます。

中央大学附属横浜中学校合格のために必要なこと

中央大学附属横浜中学校の試験は、基本・標準レベルの問題が比較的多い傾向も見られますが、時間配分には十分に注意しなくてはなりません。

例えば、算数で途中式・考え方を書かせる問題の出題があること、国語の読解問題の文章量が長いこと、そして社会と理科の試験時間が短いことなどを踏まえると、決して時間的な余裕があるわけではありません。

過去問を中心に、早い段階から時間配分を意識する習慣をつけておく必要があります。

また、合格するには4科目合計で6割後半の得点が求められ、7割近くの得点が望ましいです。

高得点勝負に近い形になるので、時間配分に対する意識とともに、速く正確に解き進める力も必要です。

頻出分野を重点的におさえたうえで、幅広い分野の基本・標準レベルの知識を正確におさえておくことが大切です。

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中央大学附属横浜中学校の校舎