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2016-07-28

麻布中学の受験予定者必見!入試問題の傾向と合格への最短ルート

麻布中学

今回は最難関中学である麻布中学の学校の校風、入試問題の傾向、そして合格のために必要な勉強についてご紹介します。

麻布中学の沿革

麻布中学校は東京都港区にある中高一貫校です。開成中学・武蔵中学と並び、古くから「御三家」と称されてきました(近年は武蔵中学ではなく、駒場東邦中学を加え、「新御三家」と称することもあります)。

高校入試を実施しないので、実質的に中学入試が麻布中学・高校に入学する最初で最後のチャンスとなります。

東大への合格者が多い学校の常連ではありますが、現役合格というよりも、一浪して東大でもOKと考えているのが実質であり、偏差値偏重教育といった感じの授業ではありません。そのおかげもあってか、部活動も盛んにおこなわれています。

また、近畿の名門灘中学・高校と提携しており、生徒がやむなく引っ越すような場合には、転校することも可能です。

麻布中学の校風

自由闊達を基軸としており、校則がありません。基本的に生徒(学生)に考えさせて行動させることがモットーです。定期試験等においても、記号選択の問題は少なく、基本的に生徒に「書かせる」試験になっています。

そのため、後述するように、受験に際しても、他の学校とは違った対策が必要になってきます。

中学校卒業時には卒業論文が、高校1年次には修了論文を書かせることも大きな特徴といえるでしょう。

自由を校風とし、校則による締め付けがないので、生徒自身の意識が進学にあたっては非常に重要になってきます。楽をすれば楽をしたまま進級することができてしまい、結果大学受験に失敗する、といった生徒も少なくないのが特徴です。この辺りは麻布の校風において是非が分かれるところでもあります。

独特な雰囲気を持つ学校ではありますので、受験する、あるいは受験を考えているのであれば、学校説明会のみならず文化祭や運動会(多くの受験生は、運動会よりも文化祭に行って、麻布志望にした!という生徒が多いのが実情です。)に参加してその雰囲気や校風を肌で感じるべきでしょう。

麻布中学の学費

学費は年間約80万円とされています。私立中学の中では図抜けて高い金額ではありませんが、一定の支出が見込まれることになります。

麻布中学の入試問題の傾向

麻布中学は「御三家」に数えられる学校であり、どの進学塾の偏差値表においても2月1日受験では開成中学と並びトップに位置している中学です。偏差値74~76というのが相場になるでしょう。

麻布中学は生徒に「書く」ことを求めています。そのこともあってか、中学受験全教科において論述式の出題が目立つのが特徴です。

どの教科においてももちろん最低限の知識は要求されますが、それ以上に自由な発想、読解力といったものが求められます。

算数であれば、答えそのものだけではなく、計算の仕方をフルに書かせるような問題が出され、受験生の思考過程に点数をつけるような傾向にあります。方程式にあてはめただけで、答えを出す、といった回答は麻布中学が最も嫌う回答の一つです。

国語についても、長文読解が出題され、必ず、受験生自身の考えといったものを書かせる問題になっています。非常にユニークな出題と称されることも多い学校です。

大手進学塾では特に国語については、麻布対策を熱心に行っているところが多く、6年生になってからの志望校別のクラスになると、他の学校とは全く異なる傾向の問題を解くことになります。

理科・社会は上記二科目ほどではないにしてもやはり記述問題が多く出題される傾向です。

麻布中学の合格のために必要なこと

数多くの記述式の問題を解く、というのが麻布中学合格への最短ルートであることには間違いはありません。

但し、こういった独特の出題形式の訓練をこなすことになるため、知識のインプットがおろそかになりがち、という受験勉強上の欠点があることは否めません。これをしっかりできる生徒は合格し、失敗した生徒、インプットが面倒だからとおろそかになった生徒は麻布中学の受験のみならず、他の受験、いわゆるすべり止めすらも全滅するおそれがあります。

おすすめするのは、麻布中学の受験を志すのであれば、とにかく早く麻布志望に絞ってしまうことです。その上で、早めに知識のインプットを完成させ、アウトプットの訓練を行うことが重要です。

あくまでインプットの上での記述・読解の訓練であることを忘れてはいけません。

合格者数は300人とされていますが、実際の合格者数は380人~400人といったところです。もっとも、この人数も日本の中学受験のトップクラスの中からの数字ですから、上記の対策、インプットをしっかり行った強者が突破できる難関といえます。

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