青山学院中等部を受験するなら知っておきたい受験情報、合格のために必要なこと

青山学院中等部

男女共学で私立中高一貫として人気のある青山学院中等部について、教育の特色、偏差値や倍率、学費などの受験情報、そして合格のための必要なことについてご紹介していきます。

青山学院中等部の特色

青山学院中等部はキリスト教信仰にもとづく人格教育を重視しています。ひとりひとりの生徒の人格を育み、その自己実現を支え与えられた自分の力を他者のためにも用い隣人と共に生きることを喜び平和な社会に貢献する人間の育成を目指しています。

文化祭なども学友会という生徒会組織が仕切っていおり、各行事の企画や運営までを教師が一切口を出さず生徒が自主的に行なっています。このような校風が主体的で活発な生徒を育てています。

学校の沿革

1947(昭和22)年、第二次世界大戦後の教育改革の中で、新しい男女共学の中学校として開設されました。

戦前の中学部と高等女学部はそれぞれ新制高等学校の「高等部」「女子高等部」となり、1950(昭和25)年に合併して共学の「青山学院高等部」となりました。中等部と高等部はそれぞれの段階における教育を重んじつつ歩んできましたが、1986(昭和61)年4月、一貫性の強化を図るため中高一本化し「青山学院高中部」となって現在に至っています。

施設

平成29年3月に新校舎が完成。通常の教室にほか、各教科のメディアスペースがあり、聖書教室、スタジオ、各学年ラウンジ、アリーナ、屋内プール、プレイルームと和室など、施設が充実しております。

メディアスペースの館内はフリーWi-fiが整備され、大型のスクリーンやモニターも設置され、プレゼンテーションや共同学習にも対応できます。

壁一面に大きな鏡が設置されたプレイルームはダンスや卓球、武道のクラブなどが使用。やわらかで温かな日差しに包まれる温水プールでは、1年を通して泳ぐことができます。

水泳の授業は、学年ごとに各学期に分散し行われます。

進学先

中等部においては、ほとんどの生徒(毎年95%以上)が高等部に内部進学しています。

また、高等部においては、青山学院大学にない他大学の学部などに進学する生徒を除いて、約80%が青山学院大学、女子短期大学に内部進学しています。

2017年の他大学合格実績は、国公立大学5名、早慶上智大学58名、医学部4名となっています。

学校生活とカリキュラム

3学期制で授業は45分×6時限(木は7時限)です。週5日制31時間授業を行っています。登校時刻は8時10分、下校時刻は1730分です。土曜日はお休みですが、学校行事やクラブ活動などがある場合は登校となります。

各学年1時間ずつの聖書の時間と、2時間目と3時間目の間に毎日礼拝の時間があります。

国語、数学、英語の基礎教科、外国人教師の英会話および技術家庭科で少人数制を実施、数学の授業で習熟度別クラス制を導入しています。

また3年生の選択授業では、ほぼ全教科にわたって興味深い講座を用意しています。

行事と部活動

約40の部・同好会があります。運動部では野球部をはじめ、水泳部、バスケット部、テニス部、チアダンス部、文化部では家庭部、吹奏楽部などが活発です。

行事は、中1ではオリエンテーションキャンプ、中2は菅平高原キャンプ、中3は沖縄旅行などの宿泊行事があります。ほかにはイースターやクリスマスの礼拝などのキリスト教の行事も特徴です。

学校周辺の環境

周辺には国連大学や各国大使館などがあり、都心ではありながら静かで落ち着いた環境にあります。青山学院中等部へのアクセスは、渋谷駅から徒歩15分、表参道駅から徒歩12分です。

青山学院中等部の受験情報

2017(平成29)年の試験日は2月2日。募集人数は男女あわせて約140名でした。
※面接試験は行われませんでした。

受験科目と配点

科目 試験時間 配点
国語 50分 100点
算数 50分 100点
社会 25分 50点
理科 25分 50点

青山学院中等部の偏差値と倍率

青山学院中等部の偏差値は男子が55、女子が62です。

2017(平成29)年の入試では、募集人数140名に対し、受験者は男子320名、女子444名、合格者が男子114名、女子87名でした。

受験倍率は、男子2.8倍、女子5.1倍となり、全体では3.8倍となりました。例年、女子の方が受験者が多く合格者が少ないので、倍率が高くなっています。

青山学院中等部の学費

入学手続きおよび入学後の学費一覧

1年 2年 3年
入学金 320,000円
授業料 570,000円 570,000円 570,000円
施設設備費 296,000円 230,000円 230,000円
その他 145,000円 145,000円 165,000円

その他は冷暖房費、保健料、後援会費、学友会費、旅行積立金、教材費、卒業積立金当等。

※ 入学初年度、上記学費以外に次のような費用がかかります。

  • 制服等 男子(約45,000円) / 女子(約35,000円)
  • 指定用品、体操着等 男女共約40,000円

青山学院中等部の入試問題と対策

算数

例年、同じ程度の水準・同じ分量で出題されており、大問が14題、小問が16題の構成となっています。ほぼ全ての単元から基本的な問題が出題されるので基礎固めを徹底し、苦手分野を克服しておくことが大切です。

なかには、解くのに時間のかかる問題も混ざっているため、取り組む問題の取捨選択が合否を分けます。計算問題から手早く解いていき、文章題は解きやすい問題からどんどん解いていくというように、時間配分などの対策も必要です。

国語

大問4〜5題という出題形式です。設問数が多くかつほとんどが文章読解なので時間的な余裕がありません。問題文から要点を素早く読み取る力が求められます。題材については、論説・説明文、小説・物語文、随筆、詩・俳句などまんべんなく出題されます。

解答形式は選択式・適語補充・書き抜きがほとんどで記述が少ないです。詩の単元は、早い段階から過去問に取り掛かり、何度も繰り返し、抽象的な詩的表現に慣れておくと良いでしょう。

社会

大問3題という出題形式です。選択問題と用語記入が中心で、基本レベルの問題が多く、問題傾向に大きな変化もないため、基礎知識をしっかり定着させておき、過去問の演習を繰り返しやることが大事です。

また、国際的な話題についての時事問題が頻繁に出題されているので、日頃からニュースや新聞などで、起こった出来事を把握しておくと良いでしょう。

理科

大問4題という出題形式です。設問数が25問あり、試験時間に対して問題数が多いため、早く正確に解いていく必要があります。また選択問題で、複数選択する場合には、完答しなければ正解できないような問題が出題されるので、基礎知識を確実に定着させておくことが大事です。

過去に出された問題が、似たような形で再び出題されることもあるため、過去問の演習を繰り返しやっておくと良いでしょう。

過去問・赤本

青山学院中等部合格のために必要なこと

合格のポイントは、基礎力の定着と問題の取捨選択・時間配分です。

標準的な問題を中心に出題されるので、基礎力をしっかり身につけることが重要です。

少しのミスが命取りとなる基本問題が中心なので、日頃からケアレスミスをしない練習をしておくことが大事です。

また算数は、難しい問題でひっかかり時間が無くなってしまわないよう、時間配分に気を付け、問題の取捨選択する力をつけることも大切です。

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